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経営者のみなさん必見!組織の作り方教えます(NO①)

最近組織を作る、お手伝いしている中であまりイメージを抱けない経営者の方もいるので、自分の経験をもとに簡単に説明をさせて頂きたいと思います。

●組織づくりの方法

今回は、「炎」を例にして説明します。

①炎をともそうと思った理由

なんのために炎を灯そうと思ったのか、動機(目的)を明確にすることが大事です。
なんとなくともそうと思ったのかもしれませんが、必ず何となくと思った理由があります。

直接的な理由がなかったとしても、それまでの自分の生い立ちだったりとか、自分のこだわり、疑問に思ったこと等、必ずきっかけがあるはずです。その動機を明文化しておくことが、組織づくりにおいて必ず必要であることを知っておいてください。

②炎を灯す(自分)

まずは自分から始めるから組織が生まれます。
どんな時も自分の中にある炎は絶やさないようにしてください。
時には炎が消え入りそうな時もあるかもしれませんが、①で明文化した動機(目的)を想いだしてください。

よく「初心にかえる」という言葉はありますが、まさに自分のモチベーションを維持する上でとても大切なことです。
常にぶれない心が炎を安定化させます。

③組織を作ることの意味

自分の中にある炎を組織に点火していく前に一度振り返っていただきたいことがあります。
組織はあなたの為にあるわけではありません。
この部分を誤解している経営者が多いです。
組織は組織に属している人達のために存在するのです。

組織はあなたの道具ではありません。

組織に属している人の幸せのために存在します。
よく仕事を任せたいのに任せられない経営者います。
それは、理由はどうであれ組織に所属する人を信じていません。

そんな経営者に誰がついてくるでしょうか。

お金があるからついてきているだけで、お金が切れれば離れていきます。
そういう組織は一瞬、成果でるかもしれませんが、継続することは不可能です。
組織を作ることの意味を、再度理解して頂きたいです。

④一人の人間に炎をともす

よく組織全員に炎をともしたいと思い、行動されている経営者います。
それは絶対に不可能です。
人の心は変化します。

人数の規模によるところはあるかもしれませんが、まずは一人の人に炎を灯します。
これが俗にいう「NO2」「右腕」と言われる存在です。
この一人を育たないことには絶対に組織は成長しません。

意識されている経営者は意外と少ないと思いますが、うまくいっている会社には必ず優秀な「NO2」の存在がいます。
自分が矢面にたった時にサポートする存在。
二人で組織を動かしていくとうまく動いていきます。

⑤炎を増やす

ここでようやく炎の数を増やすことができます。

できたら炎をともす役割は「NO2」に任せるのが理想です。

最初は経営者であってもいずれ「NO2」にもその役目を渡していってください。
そうすると経営者は一歩ひいたところで、見ることができ、今度は火がついていった人たちのフォローができるようになります。

矢面に立ち続けるとなかなかフォローすることはできません。
誰か矢面に立たせることで、経営者が裏側に廻り始めた時に組織の炎が安定していきます。
増やしても消えることもよくありますが、フォローができるようになればこれを防ぐことができるからです。

⑥炎をつける人を増やす

炎を灯した人が増えていくと、炎をひと際、燃やすひとがでてきます。
今度は、その人に役割を渡します。
そうすると今度は経営者だけでなく、「NO2」もフォローができるようになるのでより多くの炎をともすことが可能になります。

⑦日々の炎を絶やさない仕組みづくり

ある程度炎が広がっていくと、当然消える炎もでてきます。
数が増えるというのは、当然リスクがあがります。
その為にも、炎を絶やさないために日々人との関わりや仕組みが必要であり、絶対的な方法はありません。
常にトライ&エラーを繰り返しながら、維持・向上していくしかありません。

●組織には「人」の活かし方

二つ紹介します

①明文化された動機(目的)を共有

この組織がなんのために作られた動機(目的)を、常に組織のメンバーと共有し続ける仕組みを作ることです。
動機(目的)は変わりませんが、組織のメンバーのあたえられた役割はその時その時変化していきます。
組織としての動機(目的)を共有することで、組織のメンバー一人一人が、原点に戻ることができ、今、それぞれが、どの場所にいるのか確認することができます。

そうすることで灯した炎は安定化します。

②「組織が所属する人にとって幸せになる環境になっているか」が大事

よく自分は「頑張っている人が損する環境は作りたくない」と言っていました。
どんな業種の組織であっても通用します。

経営者が組織を作るということは、組織の責任は必須です。

そのために所属する人を判断せざる負えない状況もでてきます。

とうぜん辞めて頂くのは簡単ですが、配置転換しながら損する環境をなくしていくこともできます。
どちらにしても向き合って、理解を求めていくことは必要です。
それを面倒と思っている経営者は組織をもたないことがおすすめです。

本当に人のことが好きにならないと組織をもつことは難しいです。
そう思えない経営者が悪いと言いたいのではなく、組織をもつことはメリットもありますが、それだけリスクも高いということです。

いかがでしたでしょうか。

組織をもつことは、必ず「人」がいます。

その「人」をどう活かすか
経営者の手腕にかかっています。

あなたの心に炎は灯りましたか

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