redbeherit

物書きになりたい夢を思い出したITエンジニア 題材:日常・感想

redbeherit

物書きになりたい夢を思い出したITエンジニア 題材:日常・感想

記事一覧

サステナブル・SDGsに感じる違和感の正体

近年びっくりするほど目にするようになった、サステナブルやSDGsといった言葉。最近で言うと、菅首相の所信表明で柱に掲げたグリーン社会の実現や、日本と深い関係にある米…

redbeherit
3年前
1

Climbing

Sometimes, I use English as a tool to rethink certain things. A colleague once told me, "You should go back (to an English speaking country) from time to time,…

redbeherit
4年前
3

告白

実は初めて君を見かけたのは、あのイベントでの席ではない。目黒駅近くの珈琲店の二階から駅の方を見下ろしていると、ピンク色のスカートの君が友人と二人で階段を降りてい…

redbeherit
5年前
9

花火の思い出がない

今日見に行ったのにいったい何故か、それには理由がある。 まず僕は写真を撮らない。見るのは好きだけど撮るのはあまり好きではない。写真を撮るよりも、今しかない瞬間を…

redbeherit
5年前
2

一人でいることと向き合う

腐るほど溢れてる自己啓発本や「ヤル気スイッチ」を押す方法。誰もが一度はそのような本を手に取ったことがあるだろう。その内容は覚えていたり覚えていなかったり。いいな、…

redbeherit
5年前
2

一夏を過ごした仲間たちに

得意なのはアーチェリー。乗馬も楽しい。射撃もなかなか当たらなかったけど面白い。みんなフレンドリーだった、そして僕はちょっとシャイだった。 小学生の頃、弟と二人で…

redbeherit
5年前
5

三ツ矢サイダー

駅のホーム。50代後半の男性が、片手に三ツ矢メロンの缶ジュースを手にしていた。もう片手にはスーツカバー。出張帰りであろうか。僕はその人が都内出身でないことを推測す…

redbeherit
5年前
1

出逢い

77億人、2019年時点での人口推移である。その数字は果しなく想像すら及ばない。一期一会となる出会いや、生涯の親友とも言える存在と出逢うのも、このとんでもない数字が示…

redbeherit
5年前
1
サステナブル・SDGsに感じる違和感の正体

サステナブル・SDGsに感じる違和感の正体

近年びっくりするほど目にするようになった、サステナブルやSDGsといった言葉。最近で言うと、菅首相の所信表明で柱に掲げたグリーン社会の実現や、日本と深い関係にある米国バイデン次期大統領のクリーンエネルギー革命の政策などが背景にあるのかもしれない。
それでもだ。あっという間に広がった、SDGs推進をアピールする企業やサステナブルを謳った製品。サステナブルな活動が「環境に良い活動していこう」という表面

もっとみる
Climbing

Climbing

Sometimes, I use English as a tool to rethink certain things. A colleague once told me, "You should go back (to an English speaking country) from time to time, cause it makes you think differently."

もっとみる

告白

実は初めて君を見かけたのは、あのイベントでの席ではない。目黒駅近くの珈琲店の二階から駅の方を見下ろしていると、ピンク色のスカートの君が友人と二人で階段を降りていく姿を見かけた。あー、今日のイベント参加者っぽいな、と連れと話していた。その時から君のことを意識していたのかもしれない。

その後イベントで正式な面会を果たすと、カウンターに飲み物を取りに行くタイミングが偶然重なったね。なぜか列の進みが遅く

もっとみる
花火の思い出がない

花火の思い出がない

今日見に行ったのにいったい何故か、それには理由がある。

まず僕は写真を撮らない。見るのは好きだけど撮るのはあまり好きではない。写真を撮るよりも、今しかない瞬間を100%感じていたい。また技術もないので写真に残したいことが表現しきれないので諦めている部分もある。

そんな中、今日1枚だけ写真を撮った。あまりきれいな写真でなく申し訳ないが、これだ。

花火を2人で見に行った帰り、電車を降りたら出口と

もっとみる
一人でいることと向き合う

一人でいることと向き合う

腐るほど溢れてる自己啓発本や「ヤル気スイッチ」を押す方法。誰もが一度はそのような本を手に取ったことがあるだろう。その内容は覚えていたり覚えていなかったり。いいな、今日から心を入れ換えて実践しよう、なんて思ったりもする。でも理想を追い求め、目先の利益や楽しさを犠牲にしてまで己を律している人なんて僅かだろう。

僕の人生観を少し振り返ってみると、まず思っていたのが「今の世の中そんなに本気で生きることが

もっとみる
一夏を過ごした仲間たちに

一夏を過ごした仲間たちに

得意なのはアーチェリー。乗馬も楽しい。射撃もなかなか当たらなかったけど面白い。みんなフレンドリーだった、そして僕はちょっとシャイだった。

小学生の頃、弟と二人でアメリカのサマーキャンプに行った。飛行機を乗り継いで到着した地:Douglas Ranch Camp、今は少し名前が変わっていた。

人生初のサマーキャンプ。この東京ドーム10個分の敷地の中には、子どもの頃思い描いていた世界の「すべて」が

もっとみる
三ツ矢サイダー

三ツ矢サイダー

駅のホーム。50代後半の男性が、片手に三ツ矢メロンの缶ジュースを手にしていた。もう片手にはスーツカバー。出張帰りであろうか。僕はその人が都内出身でないことを推測する。小綺麗な容姿、短髪、穏やかな目付き。何よりの一番の手がかりはその人を纏っている時間軸だった。話してもいないし、正面から見たわけでもない。電車を待っている後ろ姿だけから感じとる雰囲気だけからの推察。

自販機で三ツ矢メロンがあったとして

もっとみる
出逢い

出逢い

77億人、2019年時点での人口推移である。その数字は果しなく想像すら及ばない。一期一会となる出会いや、生涯の親友とも言える存在と出逢うのも、このとんでもない数字が示す天文学的な確率の元 成り立っている。皆さんは最近どのような出会いがあったでしょう?

最近はsnsを始めとする出会いが多くあるが、男女の出会いといえば相席屋ならぬものが少し前から流行っている気がする。何度か足を運んだことあるが、女性

もっとみる