Rain after Frogs. (ラフ)

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「幼き日の記憶」by Emma.

普段昔の嫌いな思い出しか語らない僕にも実は好きな思い出もたくさんある。 でもそれは人に話すとなんだかそれそのものが希釈されてしまうようでとても恐ろしい。 良い思…

「幼き日の記憶」 by きたとうま

こんばんは。 突然だけど今からせーので、10秒だけ私と一緒に過去の出来事を思い出してみよう。 目を瞑って。どんなことでもいいから。 せーの! 1 2 3 4 5 6 7 …

幼き日の記憶。

「これ嫌いやからやるわ」 「食べきれへん、食べて」 2人だけしかいない食卓で、お袋の口癖。 ほぼ毎日。外食だろうが家で食べようがお構いなく。 毎日毎日言われるモン…

「音楽との向き合い方」 by きたとうま

冬場の教室でめちゃくちゃ寒いのに、 休み時間の度に窓を開けて換気するヤツいたよね。 それが俺です。 みなさんこんにちは。 R.a.F. のドラム、きたとうまです。 少し間が…

「私の好きなもの」by Emma.

僕の好きなことは「考えること」だ。 もっと別の言葉を使うのであれば「心の鏡を見る」ことが好きだ。 自分がどんな人間かを知ることができる。 他者を侵害することなく…

「私の好きなもの」 by きたとうま

私は動物が好きだ。 かわいい。 だから、詩を書いてみた。 居場所 いっつも普通の顔をしてる。 暖かいところを見つけて、四角くなってみたり、伸びてみたり。 朝になっ…

「私の好きなもの」byマツオカショーマ

久しぶりに随筆を綴る。 今回のお題は、「私の好きなもの。」 これまで私が書いていた内省的なコラムと違って、よりラフなものとなるだろう。 私の好きなもの。ズバリ「ハ…

「なりたい自分」 by Emma.

次のテーマは「なりたい自分」でいこう! この話が上がった時に、僕は全身の血の気が引いてしまった。 正直とても困った。 僕はメンバーの2人と違って本当に頭が悪いので…

なりたい自分byマツオカショーマ

なりたい自分。 先日斗馬君がコラムを綴ってくれてから、自分がどのような人間になりたかったのだろうと思い返している。 何だろう。 将来の夢とかはなんだったけな。 …

「なりたい自分」 by きたとうま

子どもの頃の夢を覚えていますか? その夢はどのくらい叶いましたか? なりたかった自分と今の自分。 その差はどこで生まれたんだろう。 そういうことを今日は書こうと思…

「表現とユーモア」 by きたとうま

みなさんこんにちは。 R.a.F.のドラム担当、きたとうまです。 ラフコラム第2周目のテーマは「表現とユーモア」。 私より先にメンバー二人が、人を笑わせるとはなんぞや、…

「表現とユーモア」byマツオカショーマ

「君って、面白いよね。」 人生の局面で、幾度となくこの言葉をぶつけられた。其れも耳にタコが出来る程。 はぁ。またこれか。自分では面白いことを言っている、している…

「表現とユーモア」 by Emma.

前回に引き続き、 Emma.です。 今回は表現とユーモアについて話をしたいと思います。 幼い頃から僕にとって表現とユーモアは密接な繋がりがあって、かつ自分は面白いこと…

「記憶と音楽」 by Emma.

僕は子供の頃から音楽が好きだった。 だからギターを手に入れて、アンプに繋いで最初のストロークをして、正直言って痺れた。赤いストラトだった。 それからずっと僕は自…

「記憶と音楽」 by きたとうま

音楽とは、記憶の栞である。 音楽は、記憶から生まれる。 そして、 音楽は、あの頃の記憶を呼び起こしてくれる。 こんばんは。 R.a.F. ドラム担当のきたとうまと申します…

「記憶と音楽」 by マツオカ

初めまして。 熊本でバンド活動を始めました、Rain after Frogs.Gt.Vo.の松岡聖馬(まつおかしょうま)です。 一つのテーマに沿って順番でコラムを書いていく企画。 トップバ…

「幼き日の記憶」by Emma.

「幼き日の記憶」by Emma.

普段昔の嫌いな思い出しか語らない僕にも実は好きな思い出もたくさんある。

でもそれは人に話すとなんだかそれそのものが希釈されてしまうようでとても恐ろしい。

良い思い出というやつは恋愛くらい罪悪なものだよ。

だから僕は此処で思いっきり少しだけ罪を犯そうと思う。

以前住んでいた家の、僕の机が置いてあった場所。

その少し右上にある少し汚れた小さな窓から優しく降り注ぐ陽光はとても確かな感覚で

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「幼き日の記憶」 by きたとうま

こんばんは。

突然だけど今からせーので、10秒だけ私と一緒に過去の出来事を思い出してみよう。
目を瞑って。どんなことでもいいから。

せーの!

1

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おかえりなさい。

どうだった?
私が思い出す記憶は大抵、
あの時はよかったとか、
あのとき間違わなければとかの類。

手に入らなかったものに執着して目の前を疎かにするのはやめよう。

Ra

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幼き日の記憶。

「これ嫌いやからやるわ」
「食べきれへん、食べて」

2人だけしかいない食卓で、お袋の口癖。

ほぼ毎日。外食だろうが家で食べようがお構いなく。

毎日毎日言われるモンだから、ガキんちょでも思うところはある。

嫌いなもんならやんなや!

食べきれないなら最初から注ぐな頼むな!

そんなこと言ってもガハハと笑うだけだった。

あれから随分経った今。

別に嫌いなもんあげてたわけでもなく。

本当に

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「音楽との向き合い方」 by きたとうま

「音楽との向き合い方」 by きたとうま

冬場の教室でめちゃくちゃ寒いのに、
休み時間の度に窓を開けて換気するヤツいたよね。
それが俺です。
みなさんこんにちは。
R.a.F. のドラム、きたとうまです。
少し間があいたけど、また書いていきます。

先日、健軍のさくらマルシェでアコースティックスタイルで出演させてもらった。
音楽を始めてかれこれ15年くらいが経ったが、カホンでライブに出るのは初めだ。
野外だし、桜だし、カホンだし、祭りだし

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「私の好きなもの」by Emma.

「私の好きなもの」by Emma.

僕の好きなことは「考えること」だ。

もっと別の言葉を使うのであれば「心の鏡を見る」ことが好きだ。

自分がどんな人間かを知ることができる。

他者を侵害することなく、生きていくことができる。

しかし、僕は心の視力がとても悪いので他者への侵害が本当にゼロかと聞かれたらその限りではない。

これを今読んでいるあなたの心を侵害していないとはきっと誰にも言えない。

その行為、ひいては考える、知る、弁

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「私の好きなもの」 by きたとうま

「私の好きなもの」 by きたとうま

私は動物が好きだ。
かわいい。
だから、詩を書いてみた。

居場所

いっつも普通の顔をしてる。

暖かいところを見つけて、四角くなってみたり、伸びてみたり。
朝になったら走り回ってみたり。
箱に入ってみたり。

嬉しい時は、目を細めてゴロゴロいう。
悲しい時は、なー、なー、と鳴く。
喧嘩する時は、爪をたてて、ひじをのばして、目をすぼめる。
嫌な時は、しれっと逃げる。

お気に入りの場所は、心の中

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「私の好きなもの」byマツオカショーマ

「私の好きなもの」byマツオカショーマ

久しぶりに随筆を綴る。
今回のお題は、「私の好きなもの。」
これまで私が書いていた内省的なコラムと違って、よりラフなものとなるだろう。

私の好きなもの。ズバリ「ハードロック」だ。

その邂逅は、小学校の時に遡る。当時は(今もだが)日本を代表するロックユニットが大好きだった。小坊の癖に「要らない何も捨ててしまおう〜♪」なんて歌ってた。

ある程度突き詰めると、今度はその好きなアーティストが影響を受

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「なりたい自分」 by Emma.

「なりたい自分」 by Emma.

次のテーマは「なりたい自分」でいこう!

この話が上がった時に、僕は全身の血の気が引いてしまった。
正直とても困った。

僕はメンバーの2人と違って本当に頭が悪いので明確に「なりたいもの」を意識して今の今までしっかり生きてこなかったのだ。

だからテーマから少しズレた話をしてしまうかもしれない。

恥ずかしい話、幼い頃は「自分には大きな可能性があるのだ!だから将来は努力しなくても何者かになっていて

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なりたい自分byマツオカショーマ

なりたい自分byマツオカショーマ

なりたい自分。

先日斗馬君がコラムを綴ってくれてから、自分がどのような人間になりたかったのだろうと思い返している。

何だろう。

将来の夢とかはなんだったけな。

幼稚園の時、箒をギターに見立ててみんなの前で弾き真似をしたら、予想以上に喜んでくれた。そこから僕は人前で演奏をすることの悦びを知ったのだと思う。

幼稚園の頃の夢=ミュージシャン。

小学校の頃は、当時あっていたテレビドラマや映画を

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「なりたい自分」 by きたとうま

「なりたい自分」 by きたとうま

子どもの頃の夢を覚えていますか?
その夢はどのくらい叶いましたか?

なりたかった自分と今の自分。
その差はどこで生まれたんだろう。

そういうことを今日は書こうと思う。

きっと誰もが理想の生き方を抱いて過ごしている。
将来の夢、とまではいかなくても小さな、こんな自分になりたいという感覚は皆持っているだろう。

例えば、笑顔が多い人になりたいとか。
落ちてるゴミを拾うような自分になりたいとか。

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「表現とユーモア」 by きたとうま

「表現とユーモア」 by きたとうま

みなさんこんにちは。
R.a.F.のドラム担当、きたとうまです。

ラフコラム第2周目のテーマは「表現とユーモア」。
私より先にメンバー二人が、人を笑わせるとはなんぞや、と書き綴ってくれた。
自分の内側をさらけ出した文章は読み応えがある。
まだ読んでない人は是非、目を通してみて欲しい。

さて、本題だ。
今回私は、
”何のための” 表現、
”何のための” ユーモア、
なのかについて言及していきたい

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「表現とユーモア」byマツオカショーマ

「表現とユーモア」byマツオカショーマ

「君って、面白いよね。」

人生の局面で、幾度となくこの言葉をぶつけられた。其れも耳にタコが出来る程。

はぁ。またこれか。自分では面白いことを言っている、している自覚は何にもない。至って真面目に生きて、真面目に受け答えをしているのだ。

正直、この言葉を聞くと一種の自己嫌悪に陥る。もちろん言った側は悪気があって言っている訳では無いことくらい百も承知だ。

初めて言われたのは小学生の時だ。僕は足も

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「表現とユーモア」 by Emma.

「表現とユーモア」 by Emma.

前回に引き続き、 Emma.です。

今回は表現とユーモアについて話をしたいと思います。

幼い頃から僕にとって表現とユーモアは密接な繋がりがあって、かつ自分は面白いことのできる楽しい人間だという誤解を背に抱えながら生きてきた。

その誤解が解けた今、たぶん僕は理想と現実のギャップに挟まれてしまっているのだ。

「暗い話ばかりすると人が離れる」だとか「面白いこと言えない奴に価値はない」だとか「ユー

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「記憶と音楽」 by Emma.

「記憶と音楽」 by Emma.

僕は子供の頃から音楽が好きだった。

だからギターを手に入れて、アンプに繋いで最初のストロークをして、正直言って痺れた。赤いストラトだった。
それからずっと僕は自分が特別な人間だと勘違いしてきた。

こんばんは。

初めまして。

さようなら。

R.a.F.のベース担当のEmma=sympson.です。

若い頃は「音楽は最高」「音楽は人生」だなんて稚拙なことを考えてた。
でも違った。

特別な

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「記憶と音楽」 by きたとうま

「記憶と音楽」 by きたとうま

音楽とは、記憶の栞である。

音楽は、記憶から生まれる。
そして、
音楽は、あの頃の記憶を呼び起こしてくれる。

こんばんは。
R.a.F. ドラム担当のきたとうまと申します。

前回のコラムで松岡君が綴ってくれたとおり、俺たちのバンドRain after Flogs. では同じテーマを掲げて3人がリレー形式にコラムをまとめていく。

コラムの第一回テーマは「記憶と音楽」。
壮大なテーマにしてみた

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「記憶と音楽」 by マツオカ

「記憶と音楽」 by マツオカ

初めまして。
熊本でバンド活動を始めました、Rain after Frogs.Gt.Vo.の松岡聖馬(まつおかしょうま)です。
一つのテーマに沿って順番でコラムを書いていく企画。
トップバッターは僕と言うことで、緊張のあまり夜しか眠れません。←

さて、今回のテーマは「記憶と音楽。」
自分語り(笑)をしていくにあたり、テーマに沿って2つに分け紐解いて行きたいと思います。先ずは「音楽」。

正直なと

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