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手紙の相手が、誰であっても…

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


私事ですが、3日前にnoteに投稿を始めてから、1年が過ぎていたようです。

本格的に連続投稿を始めたのは、去年の今日よりも後の日付になるのですが、ここまで続けられているとは、私自身も驚いています。

365日連続投稿が叶いましたならば、またここで投稿させていただきますので、その際には、いつも通り、記事にてみなさんにお会い出来るのを、楽しみにしています。

まずは1周年記念を、一人祝いしてきます。


さて、世はまだまだ「出会いと別れ」の季節ですが、私は、新しい”何か”に繋げてくれると信じて、今からしようとしていることがあります。

近所の全国チェーンのスーパーに、手紙を書くこと

です。



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誰か個人に向けての手紙・メールを書くのは大好きですし、何時間書いていても飽きないのですが、企業さん相手にお手紙を書こうと思うと、非常に緊張してしまいます。

誤字脱字は絶対にないようにしないと……。

ちぐはぐな文章にならないように気を付けないと……。

尊敬語と謙譲語を間違わないように気を付けないと……。

企業さんも商売だから、一利用者の声なんて気に留めてる暇ないよね……。

と、恐怖のような、不安のような、心配のような、いろいろな思うことが次々と湧いてきて、便箋に向き合えていない自分がいます。

ペンも握ってみるのですが「上手く書かなきゃ!」という気持ちが先行してしまって、「本当に伝えたいことが伝わらなかったら、どうしよう…」という不安も見え隠れしているのです。


今回、近所のスーパーにお手紙を書こうと思ったのは、これが一回目ではありません。

前にも、そのスーパーに、お手紙を書いたことがあるのです。

内容は、スーパーを運営している企業さんが主催する、オンライン見学会「プライベートブランドの食品工場見学会」の感想やお礼、見学会で気が付いたことや学んだことを、手紙にしました。

昨年の秋頃に、私はその見学会に参加し、その企業が

・どんな理念を持ってプライベートブランドを作られているのか

・実際にどんな作業過程を経て、食品が作られているのか

・商品化した当時の開発秘話

・どういった商品の出荷数が多いか

などを知ったり、学んだりすることができました。

先人の方たちも含めると、自分が想像している以上に、多くの人の思いや知恵が詰まったものを、「食品」という「形」として授けられていることに、感動しました。

そして、その会の最後に、あらかじめ、企業さんから郵送されてきていた「工場職員さんへのメッセージ」という、「工場で実際に加工作業をされている職員の方に一言メッセージを送る」ための紙に、メッセージを書き、カメラの前に映すというコーナーがありました。

私は、そのプライベートブランドのパンが大好きなので、そのパンに対する愛と、このパンのおかげで、よりパンが好きになったことを、一言で書きました。

参加しておられる他の方も、そのプライベートブランドに対する熱い想いを、色ペンでのメッセージや創作で、表現されているのを見ていると、とても嬉しい気持ちで満たされていったのです。

ただ、郵送されてきた紙の説明文の中に、メッセージを書いた紙は「提出不要です」と、書かれていたことに、少し悲しい気持ちになりました。

「どうなるか分からない不安な時に、工場見学をさせていただく機会をいただけることに対して、私は何ができる?ただお店に出向いて、商品を買うしかできないのだろうか?他に何かこのスーパーを支える方法は、ないのだろうか?」

と、考えを巡らせた結果、簡単なお手紙と、「提出不要」とされていたメッセージ用紙を、そのスーパー宛に送りました。

ですが、当時は、上記で表現したような書き方で、企業さんの商品を褒めるのは、「変な人間だと思われてしまう」と考えてしまった私は、一筆書きの便箋に、「メッセージ用紙を送ります」という旨の言葉だけを添えて、郵便に出したのでした。

その時は、多くのお客さんがいる中で、いち客の手紙を読む暇などないだろうし、倒産の可能性だってなくはないのに、そんな所で時間を割く余裕もないかもしれないと、思っていました。


どころが、現実は違いました。

その店舗の店長さんが、大変感激してくださり、経営陣の方にも、メッセージが届いたということをご報告してくださいました。

それだけではなく、私の送ったメッセージ用紙は、店舗のスタッフさんがラミネートしてくださり、店舗の売り場に飾ってくださったのです。


私の「自分が”感動した・感激した気持ち”を自分なりの言葉で、伝えてもいいのだろうか?」という不安が消え、これからも自分の感じたことを伝えていこう!!と、思えただけならよかったかもしれません。

ですが、今回、2度目の手紙を出すに当たって、

「1回目の、感動してくださった時のような文章が書けなかったらどうしよう」

という気持ちが、強く出過ぎて、3月中旬に参加した第2回目の見学会なのに、今まで感想をまとめられない自分が「頼りないな」と思ったのです。



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ただ、ここまで記事を書いて、気持ちの整理が少しずつ進んでいるのか、ここの、私の記事をご覧くださっているみなさんは、

私のどんな文章でも、丁寧に汲み取ってくださる方、深く考えを巡らせて読んでくださる方、さまざまな想像を思い描いて読んでくださる方が多いと、本当に実感します。

そして、そんなみなさんに支えられている「嬉しさ」や「感激する」気持ちを考えると、スーパーの店長さんも、手紙をご覧になった時に、私が感じた「嬉しい」「感激した」と似たような気持ちになられたのかなと、思いました。


私の場合で言えば、私はnote記事を作成し、更新していますが、厳密に文章として修正しなければならない箇所が、際限なくあります。

そんな文章でも、その時にできる精一杯で書いているので、「よかったよ」「ありがとう」「また書いてくれるのを待ってるよ」といった感想を、時間をいただけて書いてもらえるのは、その事実だけでも嬉しいものです。


頼りなくても、自分にはまだまだ語彙不足に感じても、格好悪くても、「好き」の気持ちを伝えることは、noteの中だけではなくて、現実の世界でも、きっと優しい環境を作る「きっかけ」になると思えます。

noteの中でできたのだから、現実でもできると、思えます。

こう思えるようになったのは、みなさんとの温かな交流が、大きな気持ちの支えになっています。


記事の最初の方では、かなりビクビクしながら、手紙をどうやって書こうか悩んでいました。

記事にして、みなさんに手紙を書く不安を聞いていただこうと思って書いていくと、いつの間にかnoteで「スキ」をめいいっぱい気持ちを伝えるみたいに書けばいいんだと思い、少し気持ちが整理され、吹っ切れました。


手紙を書こうと思います。

相手が個人でも、企業でも、「スキ」を語るのに、気持ちをそのまま伝えればいいですよね。

ここでふれた交流の雰囲気を、そのまま現実にも持って行こうと思います。


みなさん、いつも素敵なヒントをくださってありがとうございます!

そして……頑張れ、私!



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トップ画像は やまざきももこ様 からお借りしました!

ありがとうございました!


みなさんからのスキに、いつも画面越しに喜びの舞をおどっています。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!


それでは、今日はここまでです。

みなさん、今日はゆっくりおやすみになってくださいね。



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