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1.6%しか利用されていない!勉強するために会社を休める『教育訓練休暇制度』とは?

「教育訓練休暇制度」とは、勉強をするために会社を休むことができる制度のことです。

資格を取るために、会社を休んだり時短勤務に変えて勉強することができる制度ですが、正社員で実際に使っている人は1.6%しかいません。

今回は、勉強するために会社を休める『教育訓練休暇制度』について紹介していきます。

教育訓練休暇制度とは?


「教育訓練休暇制度」とは、資格取得に向けて勉強するために会社を休むことができる制度です。

初耳なんですけど!という声が聞こえてきそうですが、無理もありません。
こちらの制度の利用率は、たったの1.6%です。

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そもそも知られていないので使われることも少ない超隠れ制度なのです。

ちなみに資格取得に向けて勉強するために勤務時間を短縮する制度を「教育訓練時短制度」と呼びます。

認知度が低すぎる問題

「教育訓練休暇制度」の認知度は低く、能力開発基本調査による労働者全体アンケートでは「勤務している事業所に制度があるかわからない」と57.4%もの労働者が回答しているのです。

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制度を知らなければ調べることもできませんし、「勤務している事業所には制度自体がない」こともあります。

福利厚生がしっかりしている会社であれば、制度があるかもしれませんが、だいたいの企業は「なにそれ?」的な制度です。

会社側も「教育訓練休暇制度」を労働者に利用させて、生産性が1%でも向上すると、30~36万円の経費補助を受けることができます。

「教育訓練休暇制度」は、両者ともに損をしない仕組みになっています。

労働者の76.5%は自己啓発をしたい


能力開発基本調査のアンケートによると労働者の76.5%は、スキルアップするために自己啓発を行いたいと考えていますが、思うように自己啓発ができない問題点を抱えています。

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①「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」
⇒正社員54%(正社員以外31.5%)

②「費用がかかりすぎる」
⇒正社員29.2%(正社員以外29.9%)

③「家事育児が忙しくて自己啓発の余裕がない」
⇒25.0%(正社員以外33.6%)

すごい気持ちがわかる回答ですよね。
やっと労働から解放されたのに、なんで休日に自己啓発しなきゃいけないんだって思いますものね。

どうせ会社で使うための資格なんですから、出勤日に勉強させてもらいたいですよね。

資格取得のために公休や有休を使っている方は、ダメもとで人事部に確認してみてくださいね。

最後に

今回は、勉強するために会社を休める『教育訓練休暇制度』について紹介しました。

「教育訓練休暇制度」とは、勉強をするために会社を休むことができる制度です。

資格を取るために、会社を休んで勉強することができる制度ですが、能力開発基本調査のアンケートによると正社員で実際に使っている人は1.6%しかいませんでした。

せっかく国が用意してくれた制度も、知らないままだと休みがつぶれてしまいます。

資格取得のために公休や有休を使っている方は、会社に確認してみてくださいね。

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