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エッセイあれこれ

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2023年1月の記事一覧

凡庸雑記「10年」人生の残り時間を考える

凡庸雑記「10年」人生の残り時間を考える

この間、友人と世間話していたら、彼が「俺の友人が58歳で子供を作った」と言い出した。男性だけどよくまあそんな歳で子供を作る勇気を持ったもんだと、驚いた。

どうも、奥さんが「あなたの子供が欲しい」と言ったようだ。

これまた凄いのかなんなのか、愛の力か、何かの力なのか。いやぁこの奥さんもただものじゃぁない。

友人としみじみと話したのだけど、58歳といえば10年後には生きてはいないかもしれないお歳

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何でもかんでも自動じゃあかんで!と全部手動にしたら、支離滅裂の極みになった写真の話

何でもかんでも自動じゃあかんで!と全部手動にしたら、支離滅裂の極みになった写真の話

性懲りも無く、今回も NIKKOR Z 40mm f/2の一節をおば。

Nikon Z6 に、NIKKOR Z 40mm f/2を着け、ぶらぶら散歩しつつ写真を撮るのが、とても快適で病みつきになって困っている。

重い NIKKOR Z 24-70mm f/4Sを着ける気にもならない。そりゃ、ちゃんとした写真を撮らなくてはならない明確な目的があれば、そっちの方が断然芸術作品に化けるのだけど、肩が

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凡庸”レンズ”雑記「懺悔」かくして、僕は良い相棒を手に入れたと思うことにした。

凡庸”レンズ”雑記「懺悔」かくして、僕は良い相棒を手に入れたと思うことにした。

ごめんなさい。申し訳ございません。そう、これは紛れもなくZレンズだった。

この間、NIKKOR Z 40mm f/2を買ったんだよと、書いた。

なけなしのお金をかき集め、1年間で貯まった楽天ポイントを全て使い、買うに至った。

50mmf1.8と散々悩んだが、3万円というNikonのZ レンズにしては破格なお値段に、心がグラグラと揺さぶられ、さすがZレンズの描写だ!と、巷に広がる評判の良さに心

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凡庸雑記「フライパン」自炊の昼食の幅は無限に広がったか?

凡庸雑記「フライパン」自炊の昼食の幅は無限に広がったか?

昨日はたわいもないことを、変な熱情にうなされて書いてしまった。

時々、会社の打ち合わせや、人との会話で、考えをそのままとうとうと語ってしまう。悪癖がある。人に引かれるし、話の論点が破綻する。もっと、冷静に自分の思考は語らなければと、いつも後悔している。後立たずだけど。

今日は、至極真っ当で、たわいもない話を。

最近、昼ごはんは簡単な自炊をしている。小型の炊飯器を持ち込み、それで0.5合の飯を

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「チェンソーマン」の未来

「チェンソーマン」の未来

あんまり世の中の諸問題に比べて、取るに足らない個人的なことだけど、あんまりにも衝撃を、それも悪い方向で受けたので、急遽書いてみようかなという話。

今期のアニメで、(いい年してアニメかよと想うのだけど)絶対的に、徹底的に、My No. 1は「チェンソーマン」だった。

ぼっちざロックとか、ガンダム水星の魔女とか、面白い作品はあったが、それらが定番のアニメを踏襲し安定しているのに比べ、チャンソーマン

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凡庸雑記「ぼんやり」脳には休息が必要と耳にし目にして。

凡庸雑記「ぼんやり」脳には休息が必要と耳にし目にして。

ぼんやりの必要性ぼんやりとする時間が必要らしい。

人間の中で一番働いているのは、脳らしい。だから、大食感でかなりのエネルギーを消費している、らしい。

特に現代人は、いろいろと考えることが多い、昔は体を具体的に動かすことが主たる仕事だった。それが、今は体は動かさず、頭を動かすことが仕事になった。

それどころは、脳を働かせる比率が、体を働かせるよりも多いほど、地位が高く、お金持ちになる。

だか

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今年の正月は出正月 2023年香取神宮参拝記

今年の正月は出正月 2023年香取神宮参拝記

今年の正月は、寝正月ではなくひたすら出正月になった。

1日には、この間感想もどきを書いた「すずめの戸締り」を観た。

そして、2日には、千葉にもう25年居るのに今まで行ったことがなかった、香取神宮に行ってきた。

鹿島神宮と思い込んで茨城まで行くの?と、息子に聞いたら。とんでもない、それは別の神社。今から行くのは香取神宮で千葉にある。と。

でも、調べたら距離的には近しいのだけど。

ちょっとし

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正月早々「すずめの戸締り」を観る。結果満足。ネタバレなく感想を。

正月早々「すずめの戸締り」を観る。結果満足。ネタバレなく感想を。

あまり観るつもりはなかったけれど新海誠の新作「すずめの戸締り」はあんまり観るつもりはなかったけれど、妻が面白とどこから聞いて来たようで、珍しく観たいと言ってきた。

映画を観たいというなら、止める必要はない。僕は映画を大好きだけど、妻はさほど興味がない。だから、いつもは僕は観たいと言っても、そんなもんに金を使う価値はないとけんもほろろに拒絶されるので、一人げこっそり観に行くことが多い。

それが、

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凡庸雑記「年の初めの思い」人のためには“戦い”が必要なのか?

凡庸雑記「年の初めの思い」人のためには“戦い”が必要なのか?

明けましておめでとうございます。

とうとう、こんな台詞を言わなきゃいけない時が来てしまった。まだ、まだ、2022年が食い足りないのに、気の早いウェイターに2022年の皿を引っ込められ、2023年を乗せた皿が目の前に置かれてしまった、そんな気分だ。

今年はどんな年になるのだろう。他人事じゃ無いから、こんな無節操な考え方をしてはいけないのだけど、自分の力では如何にもこうにもならないところがあるので

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