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本質主義者・攻撃的な人への処世術

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#トランスジェンダー

「トランスジェンダーの権利」の2つの方向性

「トランスジェンダーの権利」の2つの方向性


1.「トランスジェンダーのカミングアウト」2種類

以前、「トランスジェンダーのカミングアウト」には2種類あることを書きました。

すなわち、次の2種類です。
①移行前(あるいは移行中)の人が、ジェンダー・アイデンティティを公言すること。
②移行後、埋没している人が、出生時に割り当てられた身体の性別(あるいは戸籍に登録された性別)を公言すること。

この2つは全く違うのですが、しばしば(無神経に

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LGBTTIQ -トランスジェンダーとトランスセクシュアル

LGBTTIQ -トランスジェンダーとトランスセクシュアル

ドイツではtrans sexual と trans genderの対立が激化。
TがTTに分裂、LGBTTIQに。

広義のtrans genderは、両者を含みますが、狭義の trans genderは身体的な性別移行を望まない人々。

まあ、パス度さえ高ければ、下半身なんて「どうでもいい」(なぜなら、いちいちチェックすることもないし、パス度が高いような常識的な人は、下半身にアレがついた状態で公

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「LGBT支援」団体の代表が「純男・純女」という言葉を使っていて、心底呆れた話。

「LGBT支援」団体の代表が「純男・純女」という言葉を使っていて、心底呆れた話。

昨今、いろいろなLGBT支援の団体があります。
権利運動系から、当事者の互助組織、企業のアライの団体もあれば、宗教団体を背景にした団体もあります。

そのどれかとはいいませんが、そうした団体の代表が、「純男・純女」という言葉を使っていました。
心底、呆れました。

何がダメなのか?引用です。

「お前は不純物だ」って言ってるということです。
自分で勝手に卑下して使うのは、百歩譲って、良いでしょう。

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「LGBT法」について真言宗の声明。現代的な恐怖(fear)への処方箋。【トランスジェンダー】

「LGBT法」について真言宗の声明。現代的な恐怖(fear)への処方箋。【トランスジェンダー】


1.高野山真言宗による声明

2023年10月10日、「LGBT理解増進法」について、高野山真言宗(金剛峯寺)が声明を出されました。
宗務総長(今川泰伸さま)名義のご声明(せいめい)のようです。

「人間は、国籍、人種、出自や、障害のあるなしなどによって差別されてはなりません。同様に、性別や性的指向、性自認によって差別されることはあってはならないのです。」(後で全文引用させていただきます。問題あ

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見過ごされた性暴力が明らかにされるのは良いこと【女装は免罪符にならない】

見過ごされた性暴力が明らかにされるのは良いこと【女装は免罪符にならない】

↓なんとも残念な報道。「性同一性障害」というより、広く女装界隈の問題をはらんでいるように考えます。
ですので、この記事では「性同一性障害」「トランスジェンダー」というより、「女装界隈」の観点から考察します。
(すべてのMtFトランスジェンダーは、少なからず「女装」だった時代があるものです。念のため。)

1.「女装界隈」の汚い部分

すすき野の殺人事件(※)に続き、「女装界隈」の汚い部分が露見して

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日本バプテスト連盟が面白い【キリスト教と同性愛、トランスジェンダー、LGBT】

日本バプテスト連盟が面白い【キリスト教と同性愛、トランスジェンダー、LGBT】

先日、とある用事で、日本バプテスト連盟さまの教会にお邪魔しました。キリスト教の教会ですね。
(結論から言いますと、この記事は、日本バプテスト連盟(以下、敬称略)について、ポジティブな内容を書く記事です。事実誤認がありましたら、ご指摘ください。なお、本当は日本国内の団体についての現在進行形の記事は書きたくないのですが、「南部バプテスト連盟」のナッシュビル宣言で傷ついた人々がいたり、あるいはキリスト教

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既得権益からの抵抗【トランスジェンダーのトイレ問題】

既得権益からの抵抗【トランスジェンダーのトイレ問題】

1.障害学と既得権益

社会学の立場からディスアビリティ・スタディーズ(障害学)を研究されている星加良司先生の動画が面白かったです。

マイノリティの権利拡大は、既得権益からの抵抗を伴うもの。既得権益の理解をどのように得るのかが重要という話でした。(詳細は是非ご覧になってください。)

動画では障碍者が中心でしたが、動画でも触れられていた通り、女性や性的マイノリティについても同様です。

成田悠輔

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仏教の一切皆苦とアウグスティヌスやルターの原罪説が言ってることはだいたい同じ(かな)

仏教の一切皆苦とアウグスティヌスやルターの原罪説が言ってることはだいたい同じ(かな)

1.人間の有限性

タイトルの通りの小悟を得ました。

両者における、人間理解の共通性ですね。

人間はどこまでいっても不完全なものであり、限界がある(=有限な存在である)ということです。

人間の欲望は、欲求不満や争いや差別を生み出し続けます。仏教はその根底にあるのが絶えることのない渇愛だと説きます。その渇愛を「原罪」だと理解すれば、驚くほど、アウグスティヌスやルターの言うことが分かります。

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「死亡時の戸籍上の性別変更特例」を実現させたい。

「死亡時の戸籍上の性別変更特例」を実現させたい。

「死亡時の戸籍上の性別変更特例」を思いつきました。

死亡したときに、戸籍上の性別を、望みの性別に変えられるよう、予約ができる制度です。

アイデア自体は前から持っていたのですが、これは実現させないとなと思い始めました。

というのも、SRS要件の撤廃は、なかなか厳しいのではないかなぁ、と思うからです。いろいろな理由で。

ついでに、既婚者であっても、死亡後ならそんなに問題にならない気がします。(

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医師が「ジェンダーの人」と言っていた話

医師が「ジェンダーの人」と言っていた話

聞いたことのある話ですが、初めて聞きました。

1.「ジェンダーの人」

ジェンダー外来を実施している、とある地のクリニックにて。

私は、基本的に、医師に対しては頭が上がらない、と言いますか、医師による外科手術やホルモン療法あってのトランスだと考えています。ですので、医師が多少トランスに対して理解が足りなくても、「仕事さえしてくれればいい」と思って割り切るのが、正解だと思っています。

でもなあ

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【カツラと埋没】脱毛症の人は、トランスジェンダーと同様の葛藤を抱えている。【当事者問題の普遍性】

【カツラと埋没】脱毛症の人は、トランスジェンダーと同様の葛藤を抱えている。【当事者問題の普遍性】

1.個別の問題にある普遍的な問題を考える

この数か月、「トランスジェンダーの権利を認めると、女子トイレや女風呂が危険になる」というデマが吹き荒れています。SNSを中心に。

こうしたデマに対して、当事者の立場から、一つ一つ反論していくのも大事です。が、SNSのデマに扇情された人々に対しては、「何を言っても吊るされる」状況にもなりかねません。彼ら/彼女らは聞く耳を持たず、「そうはいっても女風呂に性

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キリスト教福音派がまた反トランスジェンダー本を翻訳

キリスト教福音派がまた反トランスジェンダー本を翻訳

キリスト教福音派(いわゆるキリスト教右派)が、また反トランスジェンダー本を翻訳しています。

これまでも何冊か翻訳されてきました。ファミリーフォーラムジャパンの翻訳が目立っていましたが、今回はリベラル系の神学校でも教えている人も、翻訳者に含まれています。

翻訳内容と翻訳者の思想は、必ずしも一致しません。が、とはいえ、あまり近寄りたくない人物だとは認定されるでしょう。

こういう本を手にした人は、

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韓国の牧師が日本で転向療法を布教?【プロテスタント】【統一教会問題】

韓国の牧師が日本で転向療法を布教?【プロテスタント】【統一教会問題】

本稿は、「右派」ってなんだ、「左派」ってなんだ⋯という記事です。

産経新聞が李ヨナ(イ・ヨナ)氏へのインタビューを掲載いたしました。

内容は有料なので触れませんが、後で引用するツイートが参考になります。

さて、最近(2022年)、朝日新聞(一部で「サヨク」として有名⋯)が、アメリカ福音派(いわゆる宗教右派)の主張を垂れ流しにしたばかり。

右派も左派も、性的少数者のこととなると、いったいどう

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反宗教右派の右派女性(?)によるトランス排除言説の構造について

反宗教右派の右派女性(?)によるトランス排除言説の構造について

2023年の早々から、フィフィ氏がトランスジェンダーについての「意見」をツイートしたようで、少なからずのトランスジェンダー当事者が困惑されているようです。
(その「意見」をあえて見る必要はないのですが、気になる場合は、Twitterで「フィフィ トランスジェンダー」で調べてみてください。)

こういうのは無視していればいいのです。が、前もって、そうしたトランス排除言説の裏にある構造や欲望なんかを理

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