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細胞アーティストOumaの創作メモ

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アートや文章など作品制作のためのメモnote
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2020年12月の記事一覧

社会に希望を取り戻すアート作品をつくりたい2021年~タグボートアートフェア出展企画紹介

社会に希望を取り戻すアート作品をつくりたい2021年~タグボートアートフェア出展企画紹介

2020年もあっという間に終わってしまいましたね。2020年の最後に改めて、自分がアーティストになってからずっとテーマにしてきた「生命」や「医療」のことを考えました。

数少ないアート作品の展示機会を確保してくださってるギャラリータグボートさんには本当に感謝です。今は、2021年3月の展示「tagboat art fair」に向けて作品制作をしています。

展示企画は当初のものから変更して、「系統

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作品からチャンスを広げる「クリエイティブのための自己紹介」を考える

作品からチャンスを広げる「クリエイティブのための自己紹介」を考える

 クリエイティブの自己紹介は、基本的に「作品」だと思っています。作品が良ければチャンスの声がかかってくる。なので、クリエイティブな人たちは作品の質を上げるのが一番だいじ。

とはいえ、今って作品を見てもらう機会ってあちこちにあるじゃないですか。ネットでもリアルでも。展示情報は死ぬほど目にするし、チャンスをつかみたい人もたくさんいる。そんな中で、「自己紹介」がうまいっていうのは、チャンスをちょっぴり

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ノンクリエイティブのためのクリエイティブの身につけ方

ノンクリエイティブのためのクリエイティブの身につけ方

山口周さんの著作「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~」に、これからの時代、アートが大事!みたいなことが書かれてましたね。(超ざっくりですが)

単純労働が機械に代替されるから、人間らしいクリエイティブ(創造性)が大事、それを活かして仕事をしたほうがいい、みたいに言われることがありますが(超ざっくり)、もともとクリエイティブ職種じゃなかった人でも、

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プロセスをコンテンツにするならどんな可能性があるか考えてみた

00:00 Studio(フォーゼロスタジオ)という作業中の様子をただ配信できるというサービスがあります。

配信ってやったことなかったんですが(めんどくさそうで)、いつもやってる作業をただ配信するだけでいいっていう楽さがとても気に入って、最近ではほぼ毎日使っています。

これによって何かいいことがすぐ起きるかは分からないのですが、いつもやってる作業に手間を増やすことなく、可能性がちょっと増える気

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働くというのは、自分の役割をつくり意味をもたせることじゃないか

働くというのは、自分の役割をつくり意味をもたせることじゃないか

働くっていうのは、お金を稼ぐことなんじゃないかとずっと考えていました。でも最近は、違うかもしれないと思い始めています。

昔は、お金を稼がないと生活ができなかったから、「働く」は「お金を稼ぐ」と同義でした。でも、お金を稼がなくても生活できればいいんだって気づき、そういう生活に変わってきてから、自分の中で「働く」の意味が変わってきました。

お金を稼げていなくても、住まいや食べる物が提供されていれば

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マンガのキャラクター設定を実践的に考えてたら自分の物語についても考えた

マンガのキャラクター設定を実践的に考えてたら自分の物語についても考えた

マンガ専科本先出しnoteがとても勉強になっています。これ、先出しってことは、これから本になるんですよね。今から楽しみです。

有料noteなんですが、こちらがとてもおもしろかった!

詳しくはnoteを読んでいただくとして、こちらのnoteを参考に、自分が描いてるエッセイマンガのキャラクターの「穴」について考えてみます。

題材は現在、noteで連載中のエッセイマンガです。最初に考えてたのはこん

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【アルライターコラボ】君たちはどうはしゃぐか。

【アルライターコラボ】君たちはどうはしゃぐか。

 2020年、びっくりするくらい世界が変わってしまいましたね。個人的なこととしては、ずっと海外を移動してきた生活がまったくできなくなってしまいました。「密」にならない状態で、自分のやりたいことをどう展開させていけばいいか。今の状況を逆に原動力にできないかって考えた一年だったかもしれません。

 何かを変えないといけなくなったのはたぶん、今を生きるすべての人が同じで。振り返ってみると、予想外にいろん

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『バガボンド』から作家の個性がなぜ「感情」に宿るのかを考えてみた

『バガボンド』から作家の個性がなぜ「感情」に宿るのかを考えてみた

コルクの佐渡島さんのnoteに、作家の個性は「感情」に宿るということが書かれていました。みんな、できごとを面白くしようとしてしまいがちだけど、自分がどんな「感情」を伝えられるようになるかを意識すると、物語はぐっと面白くなるようです。

エッセイマンガの描き方が書かれたまとめにも、「感情」を表現するのが大事、と書かれていました。

物語を書く時にはいつも、どうやって展開を面白くしたらいいか、みたいな

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【アート企画】陰を生まない光~ネガティブとポジティブが同時に存在するとしたら

【アート企画】陰を生まない光~ネガティブとポジティブが同時に存在するとしたら

ALSという難病の支援をつづけている「せりか基金」というファンドがあります。

物語が現実に影響を与えているところがとても好きで、私も2020年1月から月額支援をつづけているのですが、同時に毎月2点のアート企画を考えて、支援額と同じ金額で販売しています。

実は11月が1回しかできてなくてですね、、忘れていたわけではなく、なかなか思いつかずにズルズルしてしまってました。そんなわけでこちらは11月の

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ステンレス0.5ミリ厚の板はどれだけ細くレーザーカットできるのか~影の美しいアートランプをつくろう!

ステンレス0.5ミリ厚の板はどれだけ細くレーザーカットできるのか~影の美しいアートランプをつくろう!

ものづくりのできるイケメン3人が住むシェアハウスに住み始め、彼らの協力で、これまでの自分にはできなかった金属加工の相談ができるようになりました!

今回の目標は、影絵が落ちるアートランプです。

もともと、紙を切り絵して影を落とすような作品をつくってたことはあるんですが、紙は揺らぎが美しいですが、展示期間が長くなると、重力で徐々に変形してしまって、耐久性が弱いんですね。

金属でもっと耐久性のある

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サービスの声は優先順位によってユーザーに届くんじゃないか

サービスの声は優先順位によってユーザーに届くんじゃないか

この記事は00:00 Studio(ふぉーぜろすたじお)という「クリエイターが、作業中を淡々とライブ配信するサービス」で配信しながら書いています。

いつもやっている行動を配信するだけで、手間が増えず、今は人数が少ないおかげで配信者さんと割と話せるっていう喜びがあってけっこうハマっています。有名なマンガ家さんとかがいっぱい参加しててすごいです。

ところで、プロセスエコノミーの時代が(一部)きそう

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