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【小児のASDの癇癪(かんしゃく)に効く薬】エビリファイ1mg飲んでみました【大人のASD】

はい、小児レベルのカンシャク持ちです。

「カンが強い」
「神経質」
「すぐ不機嫌になる」

というのが子どもの頃から続いていて、
子どもの頃は丸出しにしていましたが、
今は懸命に隠している状態です。

なので、穏やかに暮らすという感覚すら
分からなかったりしますね。

それくらい、
不安定とかカンシャクを基本として、
それをどうするかみたいな、
そんな感覚で生きています。


これが当たり前なので、
今回お薬があるって知って、
びっくりしました。


まず、用語があったのね。


ささいなことでイライラしやすい状態を
「易刺激性」とか「易怒性」といいます。

・易刺激性:ささいなことで不機嫌になること
・易怒性:特に怒りっぽいこと


で、小児の自閉症スペクトラムにともなう
「易刺激性」に対して、
日本で認可されている薬は2つ。

・エビリファイ(アリピプラゾール)
・リスパダール(リスペリドン)


両方とも、ドーパミンとセロトニンの分泌を
コントロールしてくれるお薬です。


つまり、ドーパミンやセロトニンが多すぎれば、
それらの受容体を閉じ、
ドーパミンとセロトニンが少なすぎれば、
放出しなさいよ~って信号を送ってくれます😊

なので、統合失調症や
双極性障害の躁の時の薬
(受容体を閉じる)
としても有名ですが、
(エビリファイは大塚製薬のドル箱商品✨️)


少量投与では、うつ病や
小児期自閉スペクトラム症の易刺激性
に効きます
(ドーパミンやセロトニンを出させる)


で、今回私が飲んでみたのは、
エビリファイのほう。
少量投与です。1mg。

ドーパミンが少なすぎるので、
ドーパミン、ジャバジャバください~、
それからうつ病も~
と思って。

主治医さんが「効くと思いますよ」
とサラッと言っていたとおり、
分かりやすく効きました。

ほんの1mg飲んだだけで、
いろんなことが気にならない。


「気にならない」
って感覚なんですね。


他人と肩が触れただけで、
うわーん💦ってなってたのが、
気にならない。

嫌味なことを言われたら、
仕返ししないと気が済まなかったのが、
気にならない。

そもそも他人が何を思おうと
気にならない。


他人の都合や感情が読めたとしても、
自分事にならず、気にならなくなって、

逆に自分の都合を表明できるようにまで
なりました。

エビリファイ、
ビフォーとアフターで大違い(笑)


気にならないって大事!
信じられないくらい大事!


ありのままを、凪の状態で受け取れる。



これをやりたかったんだよ~。


凪の状態を一生懸命マネしてたけど、
本当に凪なら、がんばる必要ないじゃんね。
やったあ。


あと、地味に嬉しい効能。

寝起きがいいよ!
(嬉しい人多数?シランケド)


エビリファイ!

今さらですが、大塚製薬さん、
新薬の開発成功、おめでとうございます。

アンド、もちろんありがとうございます。
おかげさまで助かっております!😄


#理科が好き

※お薬で助かっていく記事はこちら


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