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#読書
【文庫本の世界】カバーの先の装丁デザイン
はじめに
私は、本を文庫で購入することが多い。
ひとつは経済的な理由からだが、もうひとつには、本棚に並べた時の背表紙の統一感が好きだという理由もある。
装丁の世界で言えば、文庫本よりも単行本の方が、デザインや用紙に趣向が凝らされている。カバーを外した本体表紙においても、その作品独自のデザインがあしらわれており、唯一無二の世界が広がっている。世の中には、カバーを取った表紙デザインだけの展示会も
勝手に選定!「新潮文庫の100冊」―#名刺代わりの新潮文庫100選
毎年この時期になると、各出版社が文庫フェアをはじめますよね。主なのは、角川文庫の「カドフェス」、集英社文庫の「ナツイチ」、そして新潮文庫の「新潮文庫の100冊」。
角川文庫と集英社文庫については、すでにこの6月にラインナップがでそろっていますが、新潮文庫は、しあさっての7月1日から公開がはじまるようです。
新潮社。じつは、わたしが就職活動をしていて、もっとも行きたかった出版社でもありまし