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2021年9月の記事一覧
シン・日曜美術館「余談 風立ちぬ part15」~深読みプリンス④~
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1989年5月某日(日曜)午後
藪蔦屋 りうていの間
じゃあ行くぞ。よく歌詞の意味を考えてみるんだ…
・・・・・
どうだ、わかったか?
この歌の語り手「私」が凝視していた、クリストファー・トレイシーの「His picture」とは?
『Sometimes It Snows in April』における語り手「私」は「福音記者ヨハネ」が投影された人物…
その「私」が凝視して
シン・日曜美術館「深読み プリンス⑥ SMALL CHANGE(Tom Traubert's Blues)」
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1989年5月某日(日曜)午後
藪蔦屋 りうていの間
TOM WAITS (トム・ウェイツ)のアルバム『SMALL CHANGE(スモール・チェンジ)』と…
PRINCE(プリンス)のアルバム『PURPLE RAIN(パープル・レイン)』…
この2つのジャケット写真を、よーく見比べてみるんだ…
何か気付くことがあるだろう?
ん?
そういえば、どちらも左側に「もたれかかっ
シン・日曜美術館「トム・ウェイツのTom Traubert's Blues」(深読み プリンス⑦)
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1989年5月某日(日曜)午後
藪蔦屋 りうていの間
つまり1番の歌詞を要約すると、こうなるってことか?
「俺は精魂尽きた。俺がこうなったのは満月(ニサンの月の過越の日)のせいではない。俺は人間の原罪に対する代償、贖いの子羊なのだ。ニ三日後には戻って来る、2人組の天使と共に、罪深い女の背後から」
その通り。完璧だ。
そしてあのサビが歌われる。
オーストラリアの国民的愛唱歌
シン・日曜美術館「トム・ウェイツのTom Traubert's Blues」(深読み プリンス⑧)
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1989年5月某日(日曜)午後
藪蔦屋 りうていの間
では次に3番を見ていこう。
3番と最後の7番だけは他に比べて1.5倍の長さになっている。
重要なことがたくさん歌われているからだ。
ようし。もうコツがわかって来たから僕がズバッと読み解いてやる。
ふふふ。トム・ウェイツが何を言っているのか、わかるかな?
Now the dogs are barking
and the
シン・日曜美術館「トム・ウェイツのTom Traubert's Blues」(深読み プリンス⑨)
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1989年5月某日(日曜)午後
藪蔦屋 りうていの間
なんてこった…
すごいなトム・ウェイツは…
ははは。感心するのはまだ早い。
4番もすごいぞ。
Now I've lost my Saint Christopher,
and now that I've kissed her
君の名前のルーツ、キリストを背負った男クリストファーの登場だな。
『幼子のキリストを背負うク