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ニュイ的見解

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日常的に感じている様々なことを、 ふとした瞬間に書き留めていきたいと思っています
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2020年3月の記事一覧

宇宙カラノメッセージ

宇宙カラノメッセージ

ピピピガガガガ…

「コチラ地球。コチラ地球JD2 456 800.5
ニビル聞コエルカ」

「コチラニビル、コチラニビル。要件ハナンダ」
「地球ニパンデミックガオコッテイル。比較的危機的状況ダ。応援ヲタノム。」

ガガガピピピー…

「コチラニビルダ。状況ガヨメナイ。具体的ニドウナッテイル?」

「人々ノセイカツガ混乱ニオチイッテイル。経済活動モママナラナクナッテイル」

「人々ハ働ラクコト

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自粛モードの楽しい過ごし方

自粛モードの楽しい過ごし方

連日、テレビや新聞ではコロナウィルスの話題でもちきりになっています。

医療や福祉の従事者を繋ぐ仕事しているわたしは、無関心でいるわけには行かず
ちょこちょこニュースを見ています。

そんな中、千葉のとある障がい者施設では57名前後のコロナウィルスに罹患した人たちが出てきました。

高齢者や障がい者の方は、やはりウィルスに対しての抵抗力が低く、一度罹患者が出るとばっと蔓延してしまうところがあると思

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200日毎日投稿したあと気づいた大切なこと

おはようございます。

毎日投稿を初めて、ほぼ200日。
わたくしニュイはとうとうやってしまいました…!

投稿する時間帯を間違えてしまいました…。
どうやら連続投稿にカウントされるのは、
その日の0:00〜翌日の0:00のようでして…!

暫くソワソワしていましたが、どうやら継続されているみたいです!

やったぁ!!

ほぼ200日連続投稿をしていたので、

そのなかで気づいたいくつかのことを挙

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桜の季節に何を想ふ

桜の季節に何を想ふ

地元のことを話すのは少し照れくさいけれど。京都には見どころが沢山あります。

とくに個人的には、桜の咲くお花見シーズンの京都は最高だと思っています。

お花見シーズンは歴史的な神社仏閣の建物と、桜の舞うさまがとてもマッチして、京都の街に彩りを添えてくれます。

そして今年もそんな桜の舞う季節が近づいてきました。

京都市内は、あと1週間もすれば7分咲きするところも多いのではないかと思います。

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そこにあるものは

源治さんの隣は、ポカポカと日向ぼっこをしているみたいに温かい。

彼と初めて出逢ったときから、ずっとそう。
言葉数は決して多い人ではないけれど、ずっとわたし達家族のことを大切に考えてくれてることが源治さんからは伝わってくる。

源治さんと出逢って、早いものでもう60年。
わたし達もすっかりと歳を取ってしまった。

激動の時代…それは本当に色々なことがあった。ガムシャラに生きているうちに随分

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もの想いに耽ける昼下がりのこと

もの想いに耽ける昼下がりのこと

今から75年前の夏のある日
あの日の空は蒼かった。

その日わたし達は、ラジオから流れる終戦の報せを食い入るように聴いていた。

天皇陛下のお言葉は、わたし達の心へと真っ直ぐに届いてきた。

しかしそれは今までお国を支えるためにしてきたことや、全てを受け入れて息を潜めるように生活したことへの終わりを告げるものでもあった。

それと同時にまだ見ぬ新しい民主化という世界が始まり、わたし達が主役

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あの日の約束

あの日の約束

いつも夢のなかで誰かに呼ばれている気がする。

誰がわたしを呼んでいるのか、目の前には靄がかかっていてよく見えない。
その声がする方へ行こうとするけれど、
上手く身体が動かない。

「…起きて!…ちゃん起きて!」
その呼び声でようやく目が覚めた。

「どうしたの?随分とうなされていたようだけど…」
目が覚めたとき隣にいたのは、わたしの弟だった。
「ありがと…」きっとわたしが唸っているのを心配して隣

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雨の降る日の小さな出逢い

雨の降る日の小さな出逢い

その人はいつも雨の日にやってくる。
少しだけ色の落ちた紅い傘を持って扉を開けるのだ。
カランコロン…そうしていつものように年季の入ったベルが鳴り、店内に響き渡る。

「いらっしゃいませー…」
僕はドリップ式の珈琲を入れながら、
お客さんを迎え入れた。
シトシトと雨が降るなか、
その人は入り口で傘を2、3振りすると
入り口に置いてあったパネルの傘立てに傘をいれた。

よほど雨が強かったのか前髪辺りが

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色々な角度から食について語ってみた

色々な角度から食について語ってみた

生きていくために必要な衣・食・住。
どれも大切なことだけれど…わたしは特に
「食」について興味があります。

それは単純に生きるためには食事を摂ることが必要…ということを超えて、
食事をする楽しみのために働いているようなところもあると思います。
「美味しいものを食べたい…!」と思うことが、仕事を続けるうえでのモチベーションになっていることは確かだし、
仕事の合間に美味しいものを食べにいくことも大切

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宇宙との交信

宇宙との交信

ピーピピーピピピー…
宇宙人の夫はたまに、寝室でパソコンを開きながら不思議な音をだして交信していることがあります。

しかし私が突然ガラッと引き戸を開けると、日本むかし話の「つるの恩返し」のように目を大きく見開き、ピタっと止まるのです。
そんなときは、急に何事もなかったかのように鼻唄を口ずさみながらパソコン作業へと戻るのですが、この動作が非常に怪しい…

密かに宇宙と交信をしているのではないかと思

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機転がきくということ

機転がきくということ

仕事をしていると、時々もの凄く機転のきく人と出逢うことがある。
そのときには
「なんてこの人は機転のきく人なのだろう!!」という驚きと共に尊敬の念に駆られる。

わたしはどちらかというと生まれながらの直情型で、機転のきいた受け答えというものにはあまり縁がない。家では宇宙人の夫からイノシシの生まれ変わりと言われてることもあり、よっぽどなのだろうと思う。

それは性格にも深く起因するところはあると思う

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春の訪れと追憶

それはとある施設に立ち寄った帰り道のこと。
琵琶湖がどこまでもつづく湖岸沿いの道を車で走っていると、
梅の花が風と一緒に舞う様子が見えた。

わたしは助手席から車の窓越しにその様子を眺め、静かに春の訪れを感じていた。

この春はたくさんの出逢いと別れがあった。
まるで、すれ違っては通りすぎていくようなそんなひと時の出逢い。

就職という途中の駅に向かうまでの、その僅かな時間のなかで交わした密な

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新型コロナの影響

おはようございます。
近畿圏でもあちこちで、新型コロナの影響が出始めています。

小中学校のお子さんをお持ちの方は、急遽春休みが前倒しになりてんやわんやされている…という話しをお聞きします。
そして外出のみならず、紙製品などの日用品にまで影響が出ていて先々不安を覚えることがあります。

紙製品については、在庫は充分ある 
ということなので、焦って買いだめをする必要はないと個人的には考えています。

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そら豆と雨空

そら豆と雨空

ムール貝とそら豆のパスタを、ひと口食べた。
外は雨、細かい粒の雨が地面を叩きつけている。
外の景色を窓越しから眺めながら
そら豆を口の中でほおばっていると、
独特の甘みとまろやかさが口の中いっぱいに広がっていった。
オイル仕立てのムール貝とそら豆のパスタは、今月のパスタの一品だ。
あっさりとしているのに、塩気もちゃんと効いていて素材の味が活かされている。
こじんまりとした店内に、眼鏡をかけた細身の

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