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362.僕がこの世から消えてしまえば、僕の世界は消える。世界が消えてしまえば、同時に僕も消えてしまう。

(15)人生に奇跡を呼ぶ方法

1.時間=生命(いのち)


不平だらけの世の中、不満だらけの世の中、批判だらけの世の中、家族内でも、会社内でも、友だち同士でも不満だらけだね。

あの人はどうだ、この人はどうだ、世界は壊れた、もうこの社会は駄目だ、政治が悪い、終いには私たち人間が悪いのだ、と世界全体を否定してしまっている。
 
でも、何もかも駄目だと否定したからといって、
何かが変わるわけではないし、何かが良くなるわけではないよね。

人間は数百年、数千年と同じような批判精神は変わらないまま時を過ごして来たんだ。

確かに批判精神は悪い事ではないよね。

批判、反省、修正があるから物事を変える事ができるからね。
ただ、批判し続けているだけでは何も変わらないだけで、その批判をすぐさま行動に変えて、変化させることが最も大切なことといえる気がする。

 
世の中は相変わらず拝金主義がウイルスのように蔓延。

お金はとても大切なものだけれど、
お金に囚われすぎている人々が大半だといえる気がするんだ。

執着なども悪い事ではないけれど、あまりにも強すぎると物事の本質がわからなくなるのは事実だよね。
でもね、世の中は、お金よりも大切なものがあるということを、多くの人たちは忘れてしまっている気がする。
 
余談になるけど、私たちは、知らず知らずに「お金」に対する執着というものが、経済行為の中の核として無意識化に洗脳(思い込み)されてしまっているんだ。

だから、そのためにお金があれば幸せで、お金がなければ不幸という刷り込みをされている気がする。
丁度、スマホがなければ生きれない、
不安だらけとなる現代と同じだと考えらるよね。

お金も大事だけれど、スマホも大事。

失うと困るもの。
あれば安心、落としたり、壊れたり、盗まれれば精神が不安定となる。
 
まるでお金と同じだね。

例えばキャッシュレス時代、現金よりもカード支払い、スマホでの支払いというように現金が手元から必要のなくなる時代が到来してきたけれど、これも無意識化に働きかける思い込み、刷り込み操作が働いているんだと考えられる。

その理由はね、財布から現金を使う場合は痛みが伴なうものだけど、カードやスマホ決済にはその痛みが感じなくなるからさ。
 
痛みの感じなくなる人々は、
不必要なものでも安易に簡単に手に入りから余計なものまで買わされてしまう。財布に1万円しかなくとも、カードやスマホなら損したという感覚は残らず、痛みもなく買い物ができてしまうからね。

おそらくこれからの時代は、この金銭感覚が不足するためさらにお金に対する執着が大きくなる様な気がするcoucouさん。

 
幸せの基準ってね、
お金があっても、なくとも幸せでいられるかどうかが本当の基準なんだよ。お金があれば幸せで、お金がなければ不幸な時代に、幸せの基準を失なっているような気がする。
 
お金の執着って、ある意味、無限なものだけど、限りあるものもたくさんあり、その限りあるものはお金で手に入らないものばかりだよね。

どうやら、私たちはその無限なものに執着しすぎて、
限りある有限なものを見失ってしまっているような気がしている。

 
お金より大切なものは何ですか?
、というとほとんどの人は生命(いのち)だと答える。

でも、現実に、その生命さえお金がなければ医療費を支払えないし、薬さえ買えない訳なのだから「お金=生命(いのち)」だと考えられる。
 
では、「お金=生命」よりも大切なものがあるとしたらそれは一体何?

そんなものはない、という人もいるだろうけれど、
それは、やはり「今を生きている時間」だよね。

時間って、お金では手に入らないもの。

「お金=生命」より大切なもの、
それは「時間(寿命)=生命」なのさ。



ハッピーベル©NPО japan copyright association Hiroaki

※「ハッピーベルの花言葉」ピンクの小さなベル型のカランコエ・ハッピーベル「幸福を告げる、おおらかな心、あなたを守る、たくさんの小さな思い出」という。守ってもらえるなんて、うれしい~
 

2. 素晴らしき、哉、この世界



24時間後のこの世界から僕がいなくなるのと、
世界が消え去るのと何が違うのだろうか。
どちらの世界も消えてしまうのだから同じことに違いない。

僕がこの世から消えてしまえば、
僕の世界は消える。

世界が消えてしまえば、
同時に僕も消えてしまう。

24時間後に僕はこの世界からいなくなるのだから、
同時にこの世界も消える。

とても不思議だ。

明日、世界が滅びるとしても、
僕は最後の一日だけは素晴らしい瞬間にしたいと願う。
        (coucouさん電子書籍「あべこべ」一文より)

 
お金は無限だけど、時間は限りある有限なもの。
時間はまさに生命(いのち)。

どんなに大金を掴んだとしても、
その限りある時間を買うことなどできない。

coucouさんはね、膨大な失敗を繰り返してきた。
その失敗は取り返しのきかない失敗も含まれている。

その反面、誰もが体験した事のない世界を見て来た。

恐ろしく怖い世界、死にたいほどの恐怖心、
これ以上のない不安とともに精神にまで異常を来たし、
自分が一体どこに存在しているのか、
わからないほどの重圧の中で生きて来た。


でもね、それらのすべては誰かしらの刷り込みであったり、思い込みであったり、自分で自分を苦しみ続けさせてきたという姿がわかるようになった。
 
随分と遅い目覚めだけど、それは60歳になった時のことだった。
今、振り返れると、そのことを教えてくれたのがcoucouさんの父の存在だと思う。
 
coucouさんの人生って、
まったく駄目な人生だと信じて来た人生って、

まるで「あべこべ」。

苦しいから喜びがあり、
悲しいから嬉しさがあり、
不幸だと思って来たから余計に幸せだと、
それがを通常の人よりも、強く意識することができるようになった気がする。
coucouさんの駄目な、失敗した人生って、すべてcoucouさんの財産となり、結果、膨大な貯金と化していた。

それを感じるようになったのが、60歳。
 
とても言葉に表せない程の苦しい人生だったけれど、普通の人の数十倍の「時間」をついやし、数十倍の遠回りをしたけど、時間は大切にできたという自負が残った気がしている。
 
つまり、できる事をやり尽くしたんだ。

考えて見ると、今日、この世を去ってもおそらく悔いが残らないのではないかな、特に欲しいものもない、何かを残したいというものもない。あるのはここまで良く生きて来た、という実感だけを感じることができる。
 
そして、あれほど自分にとって酷過ぎた人生の風景がこの年になって輝き、まさに素晴らしき、哉、人生だと思えるようになった。

歌手の竹内マリアさんのの歌「人生はあなたが思うほど悪いものじゃない」という言葉を素直に受け入れられる歳に、いや時期が来たのかもしれないね。coucouさんは、みなさんよりも随分、随分と遠回りしてようやくこの場所に着いたという気がする。

ミーテイアピンク©NPО japan copyright association Hiroaki

「ミーディアピンクの花言葉」は撫子科の花で「撫でたくなるほど可愛らしい花」という意味があり、その美しく可愛らしい花姿に由来しているといわれている。女子サッカーチームに撫子ジャパンという名前があったね。まさにこの花言葉「純愛」「大胆」「無邪気」「貞節」だね。


©NPО japan copyright association 

coucouさんです。

みなさん、ごきげんよう~



私たちは、みんなひとりぼっち。
そんなことはない、って言ってもひとりぼっち。

でも、誰もがひとりぼっちを寂しがる。

だけどね、たくさんの仲間がいたって、ひとりぼっちに変わりはない。
たとえ、愛する人がそばにいてくれても、この世を去るときは一緒に去ることなんてできない。

世の中は『ひとりぼっちという運命共同体』。

私はひとりぼっちでない、という人がいる。

でもね、そんなものは幻想なんだよ!

人はね、そんな幻想に囚われてしまうから、寂しさに耐えられなくなったり、自分を見失ったり、孤独感を感じたり、誰かを傷つけてしまうんだ。

どんなに人を愛しても、
どんなに人に愛されていても、ひとりぼっちだということを認めないと、生きる目的や、幸せさえも逃してしまうかもしれないからね。

何よりも大切なことは、
ひとりぼっちであることを受け入れて、認めることなんだよ!

ひとりぼっちだということに目をそらしたり、
避け続けていたとしても無理なんだよ。

みんな言うよね、

誰かがそばにいてくれないと寂しい。
そばにいる人がいれば寂しくなくなる、と思い込む。

そばに誰かがいれば安心なの?

誰かかがいれば孤独を感じないで済むの?
本当にそうならば、そんな簡単なことはないよね。

「どうして、私の気持ちがわからないの?」
「どうして、私を理解してくれないの?」
、と望めば望むほど孤独感が増して、寂しくなるのはなぜ?

でもね、この言葉って「相手が自分の思う通りでない」ということの裏返しのような気がする。

だってね、相手が私の気持ちを分かってくれれば寂しさが消えるのならいいのだけれど、決して消えたりしてくれないのは、なんで?

だからね、ずうっと、
ひとりぼっちだった達人のcoucouさんが思うことだけれど、

ひとりぼっちを拒否しない、
ひとりぼっちを認める、
ひとりぼっちを受け入れる、
ひとりぼっちを幸せだと感じてみる。
ひとりぼっちの時間を大切にしてみる。
ひとりぼっちの時間こそ命を感じる時間だということを知る。

そしてね、やっぱり、
「人生は天に任せる」ことだと、coucouさんは思うようになった。

世の中でひとりぼっちでない、と信じている人は五万といる。

愛する人がいる、
幸せな家庭がある、
子どもや孫たちに恵まれている。
お金も困らないくらいはある。
友だちもいる。
たくさんの仲間もいて毎日が楽しく過ごしている人たち。

でもね、本当のことを言って!

本当に、本当に寂しい時はないの?
本当に、本当に、そのままで幸せなの?

もしかすると、その世界に逃げ込んでいて、
ひとりぼっちだということを認めるのが怖いの?

だったら、ひとりぼっちを認めて、受け入れて、ひとりぼっちの自分に優しく、大切に、愛してあげることの方が素晴らしくない?
だって、そんなに寂しがらせ続けたらも大切な自分が、とても可哀そうだよ!

だからね、自分をこれ以上寂しくさせて、悲しませるのはやめよう!
だって、自分に優しくできるのは自分しかいないのだから。

アメリカの心理学者ウイリアム・ジェームスは、
「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのである」という。

映画「アリー・マイ・ラブ」の主人公、アリーは、恋人のいない自分にこんな言葉で元気づけていた。
「男なしでいられて感謝します!誰も必要としなくて感謝します!久しく背中を撫でられたこともなく、その感触すら思い出せないことに感謝します!」

思わずユーモアのあるセリフなので、coucouさんは慌てて映画館でメモした言葉。そう、ひとりぼっちを感謝するのも良い方法、「ひとりでいるのもいいもんだからね」

coucouさんはね、「ひとりぼっちの時間は大切な時間」だと思うようになった。だって、自分と向き合える時間が持てるのだもの。

そうだ、なるようになれ~
なるようになるんだ~
なるようになってくれる~

すきにしろ~

といつも寂しくなると呪文を唱え続けるcoucouさんでした。


みんな、読んでくれて、ありがとう~
だから、寂しくないよ~
うれしい~

また、あした~





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©NPО japan copyright association 

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