HIBIKI MIYASHITA/宮下 響

23さい。元コマスポ⚽️(意見は所属団体を代表するものではなく、個人によるものです)

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  • 大学スポーツを知った男の備忘録?独り言?

    大学スポーツに関して話すコーナー!今話題の大学スポーツのあーんな話やこーんな話をボソッとします。

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  • 元大学サッカー記者が予想する今週のJ!【学J】

    大学サッカーを取材してきた男が全く関係ないJリーグを予想する自己満マガジン。その週のピックアップマッチと展望などを紹介します!

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日本サッカーに風穴を開けた“駒大スタイル“ インカレ優勝までの4年間を振り返る

日本サッカーに風穴を開けた“駒大スタイル“ インカレ優勝までの4年間を振り返る

マジでやってのけた。マジで日本一になった。
駒澤大学サッカー部がインカレ優勝・日本一になったんだ。

信じてたけど、いざ試合が終わるまではヒヤヒヤの連続。
ただ、今残っている事実は「インカレ優勝は駒澤大学」これに尽きる。

1年次から優秀な選手が次々と頭角を表した世代だったし、
2年生の時は新人戦で日本一になった。
3年生はコロナ禍に巻き込まれながら幹をガッツリ太くして
4年生、最後にインカレ優勝

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格闘技にわかの私が「THE MATCH 2022」を現地観戦したんだが。

格闘技にわかの私が「THE MATCH 2022」を現地観戦したんだが。

「那須川天心が好き」理由はそれだけだった。チケット代に25,000円。
ただ、その価値以上の体験が東京ドームの中に詰まっていた。

私は立ち技格闘技の知識は大変乏しいので、ここからの駄文を許してほしい。

2022年6月19日、私は胸を躍らせつつも複雑な気持ちで水道橋に向かった。
野球では何度も来ていたから、場所へのワクワクではない。
格闘技を初めてみるからこそのドキドキでもない。

ついにこの日

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【5.4福島ダービー】歴史的一戦で繰り広げられた「駒大同期対決」を振り返る

【5.4福島ダービー】歴史的一戦で繰り広げられた「駒大同期対決」を振り返る

2022年5月4日に行われたJリーグ初の「福島ダービー」は歴史的な一戦となった。
福島県民にとっても、私にとっても。

今回は、福島ダービーの本史ではなく、
ちょっとしたサイドストーリーに触れたいと思う。

福島ユナイテッドFCでエースストライカーとして活躍するFW高橋潤哉。
いわきFCの最終ラインに君臨し、チームの屋台骨となるDF星キョーワァン。

試合当日、彼らは、彼らしかできない戦い方で共に

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【ロアッソ熊本】元駒大記者が語る 今季新加入・土信田悠生のここを見てくれ!

【ロアッソ熊本】元駒大記者が語る 今季新加入・土信田悠生のここを見てくれ!

ロアッソ熊本サポーターのみなさま、お久しぶりです。宮下です。3年前の中原輝企画以来の再会となりました。あの時にたくさんのお声をいただいたからこそ、いまの私の活動に繋がっています。

さあ、ここから2本立て続けにいきましょう。先ずは今季新加入のエース候補・土信田悠生について書いていきます!

名門・駒大の鍵を握るセンターフォワードとして多くの先人から薫陶を受けてきた土信田は、昨年その才能が大きく開花

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【サガン鳥栖】元駒大記者が語る 荒木駿太のここを見てくれ!

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どうも、元駒大スポーツ(コマスポ)記者です。
3年前に少しだけ人気でした「新卒選手トリセツ企画」待望(?)の復活となります!

久々のこの企画なので、簡単に自己紹介します!
私宮下は、駒澤大学内のスポーツ新聞である『駒大スポーツ』にて2016年〜2020年まで学生記者をしておりました。ここでは、駒大からJリーグに羽ばたいていった選手たちを元駒大記者の視点から紹介したいと思います。

まず先陣を切っ

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黄金世代のラストダンスに刮目せよ。駒澤大学体育会サッカー部が日本一になる。

黄金世代のラストダンスに刮目せよ。駒澤大学体育会サッカー部が日本一になる。

いよいよこの日がやってきた。日本一まであと1勝。全日本大学サッカー選手権・決勝が25日に開催される。

駒澤大学は2018年以来3年ぶりの決勝戦。
今のチームを支える4年生はその時まだ1年生だった。

当時その世代でピッチに立ったのは桧山悠也1人だったものの、
気づけば明日が駒大サッカー部として最後の試合になる。

よく考えてみれば、下馬評の高い世代だった。
九州プリンスリーグ得点王・日本高校選抜

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【関東大学サッカー】駒澤大学が大逆転優勝を掴むには -“乗り越えるべき壁“と”貫く駒澤スタイル“-

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今年の関東大学サッカーリーグは、残すところ11月13日(土)に開催の実質最終節のみとなった。優勝戦線も最終局面に入り、首位・明治大、2位・流通経済大、3位・駒澤大までが可能性を残す。

この記事では、駒大サッカーをコマスポ記者として
大学時代から6年間見てきた私が、
関東大学サッカーリーグ1部の最終局面を占う。
未だ見たことのない駒大優勝の可能性と
駒澤大学卒業生・ガチサポとしての誇りに懸けて綴る

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【#3】完治報告、さらば腫瘍。宮下は今後どのように生活するのか

みなさんこんにちは。前回の更新から長らく間が空いてしまいました。
というのも、手術後の経過観測と再検査などもろもろあったのと、本人が病気を忘れたくてしょうがない状態だったので、更新を見送っておりました。

タイトルにもあるように、腫瘍を摘出したところ
医師から「もう心配ない!」との診断を受けましたので、これにて完治。
短い闘病生活でしたがこれにてピリオドを打つことになりました!
祝・完治でございま

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【#2】闘病記録後編 内視鏡手術めちゃくちゃ痛くて草、下剤入れるのキツすぎて森

いつも見ていただいて、ありがとうございます。今回も離脱せずにきてくださったんですね、気にかけてくれて本当にありがとうございます。

前回は発症(?)から手術第一弾までのハイライトを紹介いたしました。サッカーでいうとスコアは2-2くらいのハイライトでしたね。。。誰がわかんねんこの例え。というツッコミが入ったところで、今日は後編です。

この前のお話で「神経内分泌腫瘍」であると宣告(大袈裟に言う)され

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【#1】闘病記録前編・なぜ23歳に腫瘍ができたのか、"希少がん"発症に気づいたのか

連載1本目、早速上げていきましょう。こういう時はすぐやらないとね。うん。

前回、23歳にして神経内分泌腫瘍、通称「がんもどき」「ゆっくりがん」を発症したことについてお話をしました。皆様に心配のお言葉をいただきまして、改めてご迷惑をおかけしてしまった自覚もあります。

ただ、自分が好きで書き物に起こしているので、それに付随してご迷惑・ご心配をかけてしまうのは承知の上でした。皆様の暖かい言葉を受け止

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【連載スタートします】24歳にして「希少がんの一種です」と診断された件について

みなさまお久しぶりです。宮下です。

掲題の通り、連載をスタートすることにしました!(そこじゃない)
宮下実は、5月ごろからある病気と向き合うことになってしまいました。

病名は「神経内分泌腫瘍」
医学的な説明はまじでめんどくさいので割愛します。下記参照。

簡単に話すと、というかお医者さんの説明でわかりやすった形で説明すると
「がんもどき」「ゆっくりがん」ということでした。恐怖だよね。

結論か

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”ウルトラマン”が初めて3分以上活動した日

”ウルトラマン”が初めて3分以上活動した日

たまには自分の過去の話をしようと思う。

ウルトラマンが地球上で活動できる時間は、3分である

みんなお馴染みこのルールだが、「ウルトラマンなんていないし」「空想のお話でしょ」とあんまり気に留めたことはないだろう。

実は私、ウルトラマンだった時期がある。みんなびっくりすると思うが、これは本当のこと。今まで黙っていてごめんなさい。

という唐突な釣りからスタートしたこの記事(笑)
本当のことを言う

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【元駒大記者が語る】天皇杯1回戦 駒澤大学vsSC相模原を100倍楽しむ方法

【元駒大記者が語る】天皇杯1回戦 駒澤大学vsSC相模原を100倍楽しむ方法

いよいよ始まる第101回天皇杯。前回大会は新型ウイルスの影響もあり開催形式が変更となったものの、今年は従来の開催スタイルが復活。1回戦からJリーグ勢と社会人・学生チームのマッチアップが展開されることとなった。

中でも注目が集まるのは、東京都代表・駒澤大学vs J2・ SC相模原の1戦だ。コロナ禍における試合開催状況の影響があることも推察できるが、前売りチケットは販売直後に完売。毎年話題に挙がる「

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【コロナ禍の新卒が選ぶ】2020年に買ってよかったもの5選

【コロナ禍の新卒が選ぶ】2020年に買ってよかったもの5選

新年明けましておめでとうございます!!本年もどうぞよろしくお願いいたします。サッカー以外のコンテンツも書いてみようかなと思いつつ、最近そもそも何も書いてなかったので、2020年を振り返って買ってよかったものを振り返ります。社会人になって使えるお金が増えた中で、色々なものを買いました。

とかいうてますけど、最近ハマっているYouTuberの「散財TV なおしま」さんがベストバイ系の動画をあげていて

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長らく文章を書いていなかったので。

2020年、新型ウイルスが流行する中で私は社会人になった。

卒業式もその後の打ち上げもないまま大学を卒業し4月に入った。
緊急事態宣言のもと、会社にも一ヶ月は出社しなかった。

もちろん時間はあった。しかし、思うように筆が走らなかった。
大学生の時は常に文章を書いて、その都度楽しみや充実感を感じていたのにもかかわらず、当時のようなモチベーションが湧いてこない。理由は今考えてもわからない。

時間

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元ベンチマンの短信

スポーツにおいて、「ベンチ」という考え方・立場がある。

主にチームスポーツにおいて、試合の中心となる「レギュラー」がいる一方で彼らに不測の事態があった場合、その代わりを務める選手がいる。いや、その役割すら怪しい場合も時としてあるかもしれない。

考え方と書いたが、誰が作ったかもわからないし、誰がベンチと言い出したかもわからない。当たり前に染み付いた「ベンチ」という概念は、ただ試合に出られないとい

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