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自己紹介

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ミカの自己紹介関連の記事をまとめたよ!
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可能性を広げるって何?

可能性を広げるって何?

中学受験は、自己成長のための一つのチャレンジに過ぎなかった。

SAPIXという有名な大手中学受験塾、そこにどんなきっかけで入塾テストを受けに行ったのか、その記憶は定かではない。しかし当時全く解けなかった入塾テストの感触と同じかそれ以上に、体験授業の衝撃が大きかった。

学校の授業しか知らない私は、その時初めてプロの塾講師の授業を受けた。内容自体はあまり記憶にないのだが、その先生がとても楽しそうだ

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筑波大学での一年

筑波大学での一年

大学に通う意味は、進学のため、就職のため、と、次の人生のためのステップとして世間では捉えられている。しかし私は研究職に魅力を見いだせなかったし、自己成長の場は、大卒からの就職のルートでなくても見つかると思った。そしてもうひとつのワクワク=引っ越しにしても、大卒という資格は必要ないように感じた。

筑波大学は一年間真面目に通っていたけれど、その考えが覆されることはなかった。

自由気ままに旅をして、

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レールから外れむと筑波へ

レールから外れむと筑波へ

桜蔭は3人中1人が東大か医学部に行く学校である。鉄緑会もそのようなものだ。しかしよりよい社会や教育について疑問を抱く人に、興味を抱く人に、わたしは出会えなかった。それはつまりこの人たちが行くルートに沿っていては教育についての考えも深まらないのではないか。大学に行く理由として掲げた、社会に還元すべきわたしの最大の使命=よりよい教育とは何か、を真面目に考え続けた結果、行き着いた答えが「大学に行かない」

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桜蔭、鉄緑、教育②

桜蔭、鉄緑、教育②

わたしは受験を目標にする今の教育のあり方に納得が行かなかった。教育とは本来、何のためにあるのだろうか。教育とは、より良い社会に貢献する人間を育てるためにあると思う。

しかし現在の学歴社会における教育というのは「自分が」〇〇大学に「受かる」ために何をすべきか、それを強いるものだ。従って他人のこと、ひいては社会のことなど考えようとしたところで(「自分」が大学に「受かる」上では、)全くもって意味のない

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桜蔭、鉄緑、教育①

桜蔭、鉄緑、教育①

桜蔭の合格発表で、あるチラシが配られていた。鉄緑会の、入塾案内だった。SAPIXで仲がよかった友達の何人かが、その鉄緑会に通うという話を聞いた。わたしはSAPIXのコミュニティが好きだったから、そのイメージを鉄緑会にも期待していた。

しかしその塾が何なのか、親もわたしもよくわからなかった。桜蔭は私立なので、ただでさえ学費が高いのに、その上塾に通うとなるとまたさらにお金がかかる。両親は、乗り気では

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自己成長のためのSAPIX

自己成長のためのSAPIX

小学生三年のわたしはある日、SAPIXの入塾テストを受けた。テストの後に、体験授業があった。とても面白かった。楽しそうに算数の問題の解説をする先生の話に引き込まれた。

対策など何もしなかったから、テストには全く歯が立たなかったが、その分、ここで努力しすれば、大きく成長できる、と確信し、ワクワクした。これは、自己成長への絶好の機会である!と思い、それまでの公文式学習で良いのではないかと渋る親をなん

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転勤族だった幼少期

転勤族だった幼少期

親の仕事の関係で転校を繰り返す幼少期だった。小学校は4回転校した。引っ越すたびに人間関係がリセットされるのはつらいこともあったが、おかげでコミュニケーション能力が高まったと思う。

2,3年で住まいが変わる暮らしに慣れることで、新しい環境に移ることへの不安が消えていった。次に住む家のベランダはどんなふうだろうとか、近くの公園にはどんな遊具があるのだろうとか、今とは違う世界に対する期待が高まりワクワ

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自己成長=ワクワク!

自己成長=ワクワク!

自分が人間として成長できた、と後から振り返った時に言えるような経験が、最もわたしをワクワクさせた。

例えば習い事だと、いい点数を取ることよりも、(勿論それは嬉しいことだったが)習い事に勤しむプロセスの中で自分の生活や感性が移ろうことに意味を見出していた。他の例だと、例えば、学校に行く前に宿題をやる習慣をつけようと決意し、朝30分早く起きるよう自分に課すとする。始めはなかなか難しいのだけれど、やが

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