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超一流の投資家から出資を受けるとはどういうことか
先日、総合商社に勤務する知人と久しぶりに会った。
総合商社といえばかの有名なウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイから出資を受けており、また平均給与も非常に高く、まさに勝ち組業種の一角である。
そんな総合商社の知人から、「バークシャー・ハサウェイから出資を受けてから株主要求リターン水準が急に高くなり、これまでできていた案件がやりづらくなった」との話を聞いた。
彼曰く、バーク
最も組織にとって有害なのはやる気と意欲があってセンスのない人である
”センスがあるけれど意欲のない人は、なるべく楽して勝とうとするので大将に向いている。センスもあって意欲もある人は参謀が向いている。センスもなくて意欲もない人はKPIでしばいて現場やらせれば良い。一番困るのが「センスがなくて意欲のある人」”。
上記は楠木建氏と山口周氏の共著「仕事ができるとはどういうことか?」からの引用だが、元々はナチスのゲシュタポの言葉らしい。
実はサボり癖のある人のほうが無駄
コミュニケーション能力の高い人には2種類いる(2):仕事を真に進めたい人と、上司に迎合し寵愛を獲得しようとする人
少し前に、コミュニケーション能力の高い人には、その能力を仕事それ自体に向ける人と、自分のために向ける人がいる、ということを書いた。
その後者の人物像について、まさに自分が思い描いていたものとぴったり当てはまる内容が「韓非子」に書いてあったので、以下該当箇所の抜粋を掲載したい。
私の職場で起きたことを挙げてみる。上記の「邪悪な臣下」に該当しそうな人は、まず上司が嫌いであろう会社内外の者について「
一流の人は質問されてもいないのに簡単に教えない、簡単に奢らない
上記の動画を見たが、面白かったので。メモ。
一流の人たちは、時給で仕事をしない
一生継続するつもりのない勉強はしない
ズル休みをしてでも睡眠は妥協しない
孤独だからといって雑魚と群れない
一流の人たちは、ローンを組まない
気乗りにしない仕事は自分でやらない
一流の人たちは、安易に奢らない
質問されてもいないのに簡単に教えない
一流の人たちは、相手が誰であろうと去るものは追わない
コミュニケーション能力の高い人には2種類いる:仕事を真に進めたい人と、自分だけが可愛い人
私はそこまでコミュニケーション能力が高くないので、コミュニケーション能力が高い同僚を見ると羨ましいと思ってしまう。
ところで、この「コミュニケーション能力が高い」とはどういう状態を指すのか。
私なりの定義は以下のとおりである。
・相手の意図を汲みとった発言ができること
・質問にきちんと答えること
いや、間違えた。
2つ目の「質問にきちんと答えること」の前提として、1つ目の「相手の意図を汲み
2024.7.28 ほぼ3行日記 過去と現在の自分の同一性の証明は難しい
私たちの細胞は毎日少しずつ入れ替わっている。血液は120日程度で全て入れ替わる。脳の細胞は約1年で全て入れ替わってしまうという。1年前の自分と今生きている自分の同一性を示すものは何か。少なくとも細胞や血液をもって同一性を示すことはできなくなる。
こう考えていると昔の自分はこうだった、とかああだった、とか考えるのがバカらしくなってくる。今の自分と昔の自分は全く違う生き物なのだ。今、脳の中に記憶され
なぜ真の金持ちは金持ちであるかのような見た目や振る舞いを避けるのか
見るからに高そうな腕時計やスーツを身につけ、ブランド物や高級外車に乗り、タワマンに住む。これが一般的な金持ちのイメージだと思う。
だが、実際には真の金持ちとは自ら進んで「私は金持ちです」などと誇示するような振る舞いはしない。なぜか。
本当の金持ちは、他者から金持ちだと思われた途端、よってたかって面倒なことに巻き込まれることを知っているからだ。だから、本当の金持ちとは実は質素に暮らしている人のほ
「心配事の9割は起こらない」説の真偽について
よく、「心配事の9割は起こらない」と言われるが、これには思うことがある。
それは、「心配事の9割は、心配している限りにおいては起こらない」が、「何も考えていないとそれは起こる」ということだ。
「事故に遭ったらどうしよう」「明日遅刻したらどうしよう」「この仕事が炎上したらどうしよう」といった出来事は、それを心配し続けている限りは確かにほとんど起こらない。
なぜならば、心に気をとめている分、気も