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住宅・屋根材の選び方【前編】メリット・デメリット
住宅・屋根材の選び方【前編】メリット・デメリット https://youtu.be/dMGYhAg0Ecg 建物の中で雨が一番最初にあたるところは屋根です。また太陽が一番長い時間あたるのも…
地震に耐える家はGショックに学べ!~【衝撃】強くするほど倒れる?
・今年の正月に能登半島で大地震が起きて3ヶ月が経ち、その間お客さんから古民家に住んでいる方が心配なので見て欲しいや、耐震を強化して地震に耐えられるように改修工事をして欲しいというご相談があった。
・本当により強く強くすればするほど、地震に強くなると思いますか?
・今回は建築の視点ではなく、モノ・プロダクトの視点から考えて、住宅建築に活かせて欲しい。
・カシオの腕時計Gショックが生まれた時の開発秘話 もっとみる
しっくいに◯◯を混ぜるとセメントやコンクリートになるの?だからこれからは自然素材と呼ぼう
自然素材で塗り壁などに使われるしっくいが、もしかしてセメントとかコンクリートのもとになっているのか?ということをお話したいと思います。
・コンクリートは、セメントと砂と砂利と水からできています。
・モルタルはコンクリートから砂利を無くしたものです。モルタルから砂を無くしたものが、セメントペーストと言う。
・コンクリートの中のセメント以外は特に疑うところはないですが、砂利は、石のことで、砂は石の粒 もっとみる
地震で古い木造でも壊れないワケ(効果のない耐震とは)
2024年が明けたと同時に北陸地方で大きな地震がありました。
これによって被災された方々、本当にお見舞い申し上げます。
・古い建物だけれどもこういう建物だから弱いというところを抑えておかないといけない。
・市街地では7階建てのビルが真横に倒れている映像があったが、鉄筋コンクリート造で1階部分がピロティという駐車場や店舗などによく使われていた方式
・集合住宅で1階に駐車場があるものは壁を増やしたり もっとみる
ぐっすり『眠れる家』 脳スイッチ6つの秘訣とは?
今回は、最高の睡眠を得るためには寝室の大前提となる眠れる家のご紹介をします。
・睡眠は1日のうち約1/3くらいにあたるので、人生の1/3は睡眠に費やしているということになる。
・良質な睡眠は睡眠の質に最も関係し、入眠後90分で決まるので、黄金の90分という。
・アメリカ・スタンフォード大学のスタンフォード睡眠研究所が見つけ出した睡眠の法則によるもの。
・入眠するためには、体温スイッチともう1つ、 もっとみる
無添加石けんオラン・ク・オラン橋本健一氏とコラボ~自身の壮絶なアトピー体験からできた逸品とは?
今回は、無添加つながりということで、無添加手作り石けんを製造・販売されているオラン・ク・オランの橋本健一代表と対談をいたしました。
◯現在、無添加石けんを提供するようになったきっかけとは何ですか?
◯石けんって、油と水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を混ぜてできると思いますが、この劇薬が体に優しく変わるのはどうしてなんですか?
◯無添加ではなくて、蛍光増白剤などの添加物が入った石けんは、どんな もっとみる
シロアリ対策 体に優しく財布に優しいシロアリ対策とは?【質問・回答編】
今回は、以前、体に優しく財布に優しいシロアリ対策とは?という動画を出しましたが、その質問が多数寄せられたので、Q&Aを取り上げてみます。
・一般的にホウ酸塩処理する場合は、床下に潜りますが、床下が塞がれている場合、どうすれば良いのでしょうか?
また、新築以外で床下以外の壁にはどうすれば良いですか?
・湿気対策として炭を床下に敷き詰めると良いと聞きましたが、どうでしょうか?
・床下エアコンが もっとみる
外壁通気層の家の盲点とは?【後編】 窓まわりが雨漏りしない工法で家のガンを撲滅
今回は、通気層は作らなくて腐らない方法と、窓まわりが雨漏りしないという画期的な特許工法をご紹介します。
・江戸時代の外壁が土壁のような時代は窓は木の建具でした。
・土壁は外壁がコーティングされていないので、湿気の行き来ができ、雨が入っても晴れが続くと、蒸発していく。
・大正・昭和に入り、ビルなどは、鉄筋コンクリート造で、建具が鉄製のスチールサッシが出てきた。
・サッシが外壁の真ん中へ来ると、窓に もっとみる
外壁通気層の家の盲点とは? どうして家のガンになるのか?
建物はどうすれば長持ちさせることができるか?
よく木造の家の場合は、雨漏りとシロアリに対してはしっかり対策をしておかないといけません。この2つはどんな工法や構造でも木造の場合は共通しています。
・昔の家はどこからでも湿気の呼吸をしていたので、雨漏りしても晴れればどこからでも湿気は逃げていく。(※放置はよくない)
・しかし、最近の家は石油製品をよく使い、気密性が高すぎるので、雨漏りした湿気が蒸発し もっとみる
ピザ窯にわら入りしっくいDIYで塗る
・少し前に超軽量耐熱鉄筋コンクリートでピザ窯を作りましたが、もう1つ会社の前にまた作りました。
・そのピザ窯にしっくいを皆で塗ってみたいと思います。
・しっくいは土壁風にしたいので、ベンガラの茶と黄色を適量入れ、テクスチャー模様を出すために無農薬米のわらを入れました。
・コンクリートは水をよく吸うので、漆喰を塗るときは水打ちを必ずし、ドライアウトを防ぎます。
・ドライアウトとは、漆喰が本来なら化 もっとみる
住宅・屋根材の選び方【後編】天然石の屋根材
建物の中で雨が一番最初にあたるところは屋根です。また太陽が一番長い時間あたるのも屋根です。
自然環境の一番過酷なところにあたる屋根というのは、元々大自然にあったものが理にかなっているというものです。
大自然の中で劣化もせず長年耐え続けているものとして、天然の石があります。
・加工しやすく重すぎない石として、堆積岩に分類される、粘板岩・玄昌石があります。
・粘板岩はヨーロッパのフランスの田舎の方や もっとみる
住宅・屋根材の選び方【前編】メリット・デメリット
住宅・屋根材の選び方【前編】メリット・デメリット
https://youtu.be/dMGYhAg0Ecg
建物の中で雨が一番最初にあたるところは屋根です。また太陽が一番長い時間あたるのも屋根です。
そういう自然環境の一番過酷なところにあたる屋根は、すぐ錆びたり、飛んだり、雨漏りするようでは意味ありません。今回は住宅に使われる屋根のメリットやデメリットについてお話します。
・化粧スレートまたは もっとみる
無添加なオーガニック地盤改良は資産価値を下げない
建物を建てる時にせっかく建物にこだわって、耐震や耐久性等にお金をかけても、どんな土地に建てるかによって変わってくることがある。
硬い岩盤に建てるなら良いが、元々海や池などの水辺だったところを埋め立てた土地等は土を盛った後すぐ建てると下がってくる可能性も出てくる。
そういう地盤が柔らかくて軟弱なところに建てる時はその地盤を改良するか、硬い地盤まで届く杭を打ち込んで支える方法などがある。
・地盤改良 もっとみる
建築の基準を守れば、命は助かるのか?保険や保証より安心なものは?
以前住宅展示場で営業をしていた頃、お客さんから建物のお金の話とは別に建物を建てたら、金利の優遇や補助金、助成金、税金の優遇などは受けられるか?という質問がありました。
住宅展示場を回っていると、量産ハウスメーカーがお金の制度があるので建てましょうという営業をしてきます。
・お金の制度は、最初の建物の金額を抑える上では良いが、その家の将来のことは、あまり考えられていない。
・制度やきまりについて作 もっとみる
古いガレージの外壁を自然素材DIYで再生させる
古いガレージの外壁によくトタン板を使っていて、端のほうが錆びてきて、風が吹くとバタンバタン音が鳴り出してるところもありますが、今回はこれを自然素材である杉の板でDIYリノベーションしてみます。
・ホームセンターで販売している杉材を使用。
・野地板や杉貫板という商品名で販売していて、荒材なので表面はザラザラ。
・なぜか? グリーン材といい、山で木を伐採し、長く乾燥させずにすぐ製材して販売しているの もっとみる
無添加住宅って、環境に優しい建材だらけ~SDGsのように時代がようやく追いついてきた
ここ最近では地球環境に配慮したものが取り沙汰されてこれからの時代をリードしていくと言われています。
建設業界でもCO2削減ということで、省エネ化を図る意味で、断熱効率を高めたり、隙間を無くす気密性を高めることばかりに着目しすぎて、そもそもの根本を考えない施策ばかりが目立っています。
私たちが建てる無添加住宅がどれだけ環境に優しいものなのか?
・漆喰は、外壁と内壁、天井に塗っています。
・原料は もっとみる
DIYで超軽量耐熱コンクリートのピザ窯を作る【後編】~レンガを使わない鉄筋コンクリート造
・前回はピザ窯の基礎部分にあたるブロックで台を作って、1段目の床板スラブを耐熱コンクリートで作りました。
今回はピザ窯本体を作ります。
・1段目の壁の型枠を作ります。壁の厚みは100mm、高さは250mmでコの字に作ります
・バラしてコンクリートが豆板のようになっていたら、耐熱モルタルを少量、練って補修します。
耐熱モルタルは軽石を入れずに、セメントとパーライトと水だけで作ります。
比率は セメン もっとみる