外壁通気層の家の盲点とは? どうして家のガンになるのか?

建物はどうすれば長持ちさせることができるか?
よく木造の家の場合は、雨漏りとシロアリに対してはしっかり対策をしておかないといけません。この2つはどんな工法や構造でも木造の場合は共通しています。

・昔の家はどこからでも湿気の呼吸をしていたので、雨漏りしても晴れればどこからでも湿気は逃げていく。(※放置はよくない)
・しかし、最近の家は石油製品をよく使い、気密性が高すぎるので、雨漏りした湿気が蒸発しずらい。
・一旦、入った湿気は水を吸う場所(柱や梁などの構造体)に溜まっていく。
・湿気が溜まると、木材腐朽菌が増え、シロアリが群がってくる。

・どんどん柱や梁、土台といった構造体を知らない間に蝕んでいき、私は家のガンと呼んでいる。
・最近の家は構造体が見えなくて、内装も石油製品のビニールクロスなどで覆うので、家のガンが気付かない。

・昔の古民家は壁が土壁で、中に竹で編んだ構造になっており、室内から外壁まで湿気が行き来します。
・その後、法律によって隣からの火事に対して備えるため、燃えにくい材料に変わっていった。
・昭和40年代、外壁にモルタルを塗る家が増え、板を貼っていた家もトタン板や板の模様をした鉄板で改修するようになった。
・外壁のモルタルは中のラス金網が錆びて割れるのと、左官屋さんの塗る手間を省いたサイディングが、瞬く間に全国に広まっていった。

・一見、外から見てきれいな家でも外壁の中は大変なことになっていた。家のガンです。
・外壁から雨漏りは、サイディングとサイディングのつなぎ目部分、割れた部分、サッシとサイディングの間から入ってくる雨水があり、見つからずに壁の中を腐らせます。
・こういう事故がとても多く続いたので、2000年頃からサイディングの裏に通気層を作るような工法が出てきた。
・実質は壁の中の結露した湿気を行き来させる通気層ではないので、雨漏り層と呼ぶべき。

・通気層と断熱を兼用した当時最新技術のリフォーム現場を視察した時、衝撃が走った。
・透湿防水シートの内側が腐っている様子がわかる。特に通し柱が腐っている。
・リフォーム時期は10年保証が終了した後にこのような事故を発見するケースが多い。


次回は、通気層が無くても腐らない方法と窓まわりが雨漏りしない画期的な特許工法をご紹介します。

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