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読書感想文

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おすすめの本や最近読んだ本などをnoteに綴っています。感想や意見を共有したいのでコメントをお待ちしております。
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【読書感想文】まんがで読破 舞姫

【読書感想文】まんがで読破 舞姫

あらすじ幕開け

主人公である太田豊太郎は東京帝国大学もう学部を首席で卒業し、司法省に入賞したのちに国費留学生としてドイツへ渡る。そして、豊太郎の親友である相沢謙吉も東京帝国大学の医学部を首席で卒業し、裕福な家庭の息子であるため豊太郎とともに私費でドイツへ留学する。

運命の恋

ドイツ駐在公使とともにビクトリア座(ベルリンの劇団)に行くことになる。そこにはエリス=ワイゲルトという華麗なトップダン

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【読書感想文】ディズニー 掃除の神様が教えてくれたこと

【読書感想文】ディズニー 掃除の神様が教えてくれたこと

自分は小学生の頃に国語の授業の一環として、好きな本を紹介するという授業があった。そこでこの本は数人に紹介されていた。紹介した人たち同士仲が良かったので、もしかしたら紹介するものを合わせただけかもしれないが、自分の中では印象的だった。そして、高校生である現在、たまたま図書館で見つけたので懐かしいと思い、手に取って読んでみることにした。

概要この本は筆者である鎌田洋さんの東京ディズニーランドの実体験

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【読書感想文】まんがで読破 こころ

【読書感想文】まんがで読破 こころ

あらすじ上・先生と私

男女でイチャついている人を見て、私が冷やかすと「君は淋しい人間だね」。そして、「恋は罪悪ですよ」。先生はそう言い放った。私が反論すると「私は人間全体を信用していない」。不気味な先生と私の関係性は続いていたが、私は先生の過去に疑問を持ち出す。そして、先生は私に過去を打ち明けると約束をするけれど、私の父親の様態が急激に悪化し私は実家へ帰ることとなる。

中・両親と私

急いで実

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【読書感想文】世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

【読書感想文】世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

ホセ・ムヒカさんとはなにもの!?ホセ・ムヒカ(以下ムヒカ)さんはウルグアイの大統領でした。そして、2012年に開催された国連の会議で世界中の人々を感動されて時の人となります。そして、大統領らしからぬ質素な生活を注目され「世界でもっとも貧しい大統領」と呼ばれるようになりました。しかし、2015年に5年の任期で大統領を退任して現在は一国会議員となっています。

ホセ・ムヒカ 世界一貧しい大統領 国連演

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【読書感想文】アホウドリの糞でできた国

【読書感想文】アホウドリの糞でできた国

サンゴ礁に集まってきたアホウドリの糞が堆積して島となったと言われている国がある。その国は太平洋の赤道の付近に浮かぶ島である。21㎢と東京都品川区よりも小さい国土面積を持っている。その国の名は「ナウル共和国」。

ナウル共和国独立までナウル共和国はアメリカをも超えてしまう大金持ち国家になってしまいます。それまでには苦難の歴史がありました。ナウル人はココナッツを採ったり漁に出たりして自給自足の暮らしを

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【読書感想文】友だち幻想

【読書感想文】友だち幻想

前書き
数年前のある調査で日本、アメリカ、中国、韓国の高校生に
「若いうちにぜひやっておきたいことは何ですか?」という質問をした。
そこで、日本の高校生は他の三国に比べて
「友だち重視指向」の傾向が突出して高かった。

しかし、日本ではいじめや引きこもりが社会問題になり注目を集めている。
ということは人間関係が上手くいかない人が多いのではないか。
人間関係に気を使っているのに上手くいかないのはなぜ

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【読書感想文】城の崎にて

【読書感想文】城の崎にて

この作品には現代国語の授業で習った。
さらに、この作品は今回のテストの範囲でもある。
なので、この作品の復習をしつつ(自己満足)、紹介をしたいと思う。

作品紹介「城の崎にて」(きのさきにて)は、志賀直哉の短編小説です。
1917年(大正6年)5月に白樺派の同人誌『白樺』に発表されました。
日本の私小説の代表的な作品の一つとされており、
心境小説としての趣が強い。

白樺派とは人道主義(人間性を重

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なぜ名作なのか分からない

なぜ名作なのか分からない

まんがで読破 人間失格
「まんがで読破 人間失格」を読んだ。
この本(マンガ)は自分の高校の図書室のカウンターの前に置いてあった。そして、目に入り気になったので借りたのだ。

この本はタイトルにもある通り、
太宰治の代表作の一つの人間失格をマンガにしたものだ。
マンガなので内容がわかりやすい。
そのため、内容が難しく読みにくい本は苦手な人や
そもそも読書自体が苦手の人にもピッタリだ。
そのため、読

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