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桁違いに読書の質が上がる超簡単な読書法

本を読んでて、気になるところがあったら、
その要点をテキストファイルに箇条書きにして、整理しながら読書する。

これだけ。
これだけで、読書の質が桁違いに上がります。

これをやると、「普通に本を読むだけだと、理解した気になってるだけで、実はろくに理解してなかった」と分かって驚きます。

話はこれで終わりですが、
以下の点が気になる方もいらっしゃるでしょう。

●どんな人がどんな本を読む場合にもそ

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みずからの師として誰を選ぶのか。

みずからの師として誰を選ぶのか。

週末、幡野広志さんの写真ワークショップに参加した。

ワークショップに冠せられた名前は、「いい写真は誰でも撮れる」。そんなわけはないだろう、と思わずにはいられないタイトルである。だっておれ、相当に写真センスないぞ、と。朝から浅草の会場(梅と星)に出かけ、最前列で話を聞いた。

ワークショップの内容としては、おおきく「座学」「実習」「講評と実演」の3パート。開始1分から、でたらめにおもしろい時間が過

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独学の危うさ:写真の部屋(無料記事)

独学の危うさ:写真の部屋(無料記事)

どんな専門職でも同じだと思いますけど、何かをするときにはその裏で目に見えない膨大な作業をしているものです。

「お寿司屋さんって、魚の切り身を米の上に乗せてるだけでしょ」

と、寿司屋の大将の前で言ってみてください。親切な大将なら3時間くらい説明してくれるでしょうし、気が短い人ならその場で塩を撒かれるでしょう。できあがった寿司を見て「魚が乗ってるだけ」としか思えない人は、絶対に寿司職人になることは

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世の中、やったヤツにしか見えない世界があるもんだ。

世の中、やったヤツにしか見えない世界があるもんだ。

数少ないフォローの中にトライバルメディアハウスの池田さんがいる。彼の記事がめちゃ的を得ているので引用させてもらいつつ、紹介したい。

基本的にTwitterもFacebookも使っていないし、ニュースアプリもBBCくらいしか入れていない僕の情報源は本や文献が多い。最近はKindleで読みまくっている。あと街ぶらぶら。

ただその知識を使えていないな〜と思うことはよくある。

「知っている」と「使え

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ペン画技法書『ペンで描く』にハマった話

ペン画技法書『ペンで描く』にハマった話

こんにちは、普段ツイッターで絵の練習成果をツイートしている者です。
漫画を生き生きと伝わる画面で描きたいなをコンセプトに練習しています。

さて、最近『ペンで描く』というマール社さんが出している本を買いました。名著。今のところ、11章の途中まで読んでます。

今日はこの本にハマり倒しているという話をしたくてわざわざnoteを開設するに至りました。このパッションを吐き出さずにはいられなかったのです。

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放出系を習得してから、自分が具現化系だと判明しました。修行をやりなおすべきでしょうか?

放出系を習得してから、自分が具現化系だと判明しました。修行をやりなおすべきでしょうか?

今回の質問は、ハンターネームGさんから。

Gさんは、放出系を修行したあとに、自分が具現化系だと気づきました。彼はキャリアチェンジすべきでしょうか?

技術習得には逓減性(ていげんせい)がある結論からいうと、キャリアを変え、具現化系に転向しましょう。

いまさら間に合わない!と思うかもしれませんが、大丈夫。

なぜなら、大半のスキル学習には逓減性(ていげんせい)があるからです。逓減性とは、後半にな

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「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

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何度もなんども、繰り返しトライして、少しずつ改善していけばいい

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 人工知能は驚異的に見えるが、その学習則は単純で、ただ、何度も何度もトライして、その結果の誤差や、より評価関数の高い方にパラメータを変化させることを繰り返しているだけなのである。

 繰り返しが、多くなるほど、その積み重ねで、やがてものすごく遠くにいける。

 人工知能の学習則は、もともと人間の脳から学んだも

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意志が弱い人ための「聴くだけ」勉強法

意志が弱い人ための「聴くだけ」勉強法

勉強で多くの人がやりがちなのが「黙読」でしょう。もしくは蛍光ペンで重要な箇所に線を引いたり、ノートに書き写してまとめる人もいます。ひたすら覚えたい部分を「書く」人もいます。

もちろんそうした「勉強法」も効果はあるでしょう。ただ、もっと効率的な方法があります。それがここで紹介する「耳から覚える勉強法」です。

耳から覚える勉強法とは……①覚えたい部分を声に出して読む
②それを録音しておく
③録音し

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自分でプレッシャーを設計して自分にかける習慣

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。

 プレッシャーは、フロー状態に入るために必要なことである。

 肝心なのは、プレッシャーは自分で設計して、自分で自分にかけることだ。

 他人が設計した、他人が自分にかけるプレッシャーもときにはあってもいいけれども、それだとその内容やレベルが自分にあっているかどうかわからないので、ストレスにもなる。

 自分

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わりとドライな、人生への投資とコスパの話

わりとドライな、人生への投資とコスパの話

コスパで考えた、人生のポイント配分について。

こういうのを書くと、「人生をコスパで決めるな」という声もあるけれど…それはそれで間違い。

人生において優先順位の低いものを、コスパで処理するとどうなるか。逆に、自分にとって「本当に大事なこと」を、コスト無視してトライできようになる。

そのためには、まず自分の投資する分野が、どのようなコスパのカーブをとっているか。それを理解することが大事だ。

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学校なしで学べるカリキュラムサイトがあったら面白い。

note(ノート)の方では、できるだけproactiveなことを書きたいと思っている。
以前からあったらいいと思っているのは、学習のカリキュラムを体系的に表示するサイトで、それはビジネスとしても十分に成り立つと思う。

以前、中卒で世界的な建築家になり、結局東大教授にもなられたある意味では「学校」という制度を超越している偉大な安藤忠雄さんにお話をうかがったときに、ものすごく独学をしたんだけれども、

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