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【HSP】鈍感な人とのうまい付き合い方

こんにちは、心理カウンセラーMOKUJIです。
メンタルヘルスでお悩みの方向けに、心が軽やかになる実践的な記事を書いています。

毎回、低気圧のことばかり書いていますが、本日も午後から低気圧になりました。一気に調子が崩れたのを肌で感じとりました。「頭痛ーる」というアプリで事前に低気圧が来ることを知っていたので、余計な不安感を抱かずにすみました。「事前に知っておくこと」の大切さを痛感した1日です。

本日のテーマは、
「HSPの人が鈍感な人とのうまく付き合うには」です。

結論から言ってしまうと、
「距離を置く or 教えてあげる」
の2択です。

私の実体験を例に見ていきたいと思います。

HSPにとって「相手の感情を察する」「その場の雰囲気を感じとる」ことはお手のものだと思います。

例えば、「イベントの会場設営」であれば、

「あの道具があると便利だからとってこよう」
「こっちは人が余っているから、今度はあっちを手伝いに行こう」
「あの人は重いものを持っているから、私も頑張って運ぼう」

とか考えますよね。

でも世の中には色々な人がいて、中には、

「ぼけ〜とただ立っているだけの人」
「のろのろ〜と動いている人」
「何をしていいかわかっていない人」
「周りの人とお喋りばかりしている人」

もいます。

一概には言えないと思いますが、後者のグループにHSPはかなり少ないのではないかと思います。なぜなら、そんなことをするのはHSPにとっては「耐えられない」からです。それは先に言ったHSPの性質「相手の感情を察する」「その場の雰囲気を感じとる」という性質が許さないからです。

この結果、

私ががんばれば → みんなが助かる、会場設営がうまくいく

とHSPは前向きに考えるようになります。素晴らしいですね。

でも、ここに1つ追加しておかなければならない注意事項があります。ここを見落とすからこそ、HSPは苦しむことになります。

私ががんばれば → みんなが助かる、会場設営がうまくいく
→だからみんなも同じようにそう思っているよね?

ここです。
「みんなもそう思っている」

これが実は落とし穴です!

残念ながら、鈍感な人はHSPがわかることがわかっていないんです、本当に。見えてない。
同じ世界にいて、視界には入っているはずなのに、見えない・感じない。Highlyじゃないから
(ダサい歌の歌詞みたいになってしまいした…)

だから、HSPさんと同じようには思っていない可能性が大です!
つまり、みんな同じようには思っていません

「どの道具があれば便利か」も「こっちには人が余っているということ」も「あっちには人が足りていないこと」も「あの人が重いものを運んでいること」も「頑張ろうとしている人がいること」も全部見えていないのだと思います。見ようとしていないだけの悪質な場合もあると思いますが、ここは「ただ見えていない」悪意なき鈍感な人がたくさんいると考えた方が賢明でしょう。

これはHSPにとっては衝撃的だと思いますが、知っておいた方がいい事実です。
では、こういう人が近くにいるとHSPはどう思うのか?

「もっと、ちゃんと…動いてくれないかな…」
「本当はもっとうまく設営が進行するはずなのに…」
「なんだか、私だけ真面目にやっていて損をしている気持ちになってきた…」
そして最終的には、
「あの人…やだな…」

こういうことになってしまうんですね。ちょっとお互いに寂しい結果です。こちらもLOSE、あちらもLOSEという判定結果を自分で出してしまっているわけですから。

というわけで、前置きが長くなりましたが、そんな鈍感な人とのうまい付き合い方です。

「距離を置く or 教えてあげる」

でしたね。

👉🏻距離を置く

これはわりと難易度が低いです。「その鈍感な人を視界に入れない」という方法です。見ない。近寄らない。干渉しない。離れる。どんな手段を使ってもいいと思います。視界に入らなければ、いずれその人のことを考えることも減っていきます。物理的に距離をとってしまいましょう。それだけのことです。「わからない人はわからないのだ」と割り切って、微笑みをうかべながら背中を向けましょう。ただし、その人を恨むこともしません。排除要請もしません。
そして、私はどこに行けばいいでしょうか?そうです。自分と同じように動いている仲間の近くに行けばいいのです。

👉🏻教えてあげる

こちらはアクションを起こすことになります。「わからない人はわからない」のだから、はっきり教えてあげましょう。

「あの道具をとって来てくれませんか?」
「こっちは人が余っていますね。私はあっちに行きますから、あなたはあちらに行くといいかもしれませんね」
「あそこの重いものを持つのを手伝いに行きませんか?」

このような形ではっきり伝える。清々しい感じすらしてきますね。鈍感な人はわかっていないだけなので、教えてもらうことで、「ああ、本当だ。やりましょう」となる可能性は結構あると思います。
またHSPは相手のことを気にするので、「そんなことを言ったら、言われた相手が傷つくんじゃないかしら?」と考えるかもしれません。というか考えますね。でもほとんどの場合大丈夫だと思います。鈍感な人だったらそれくらいで傷ついたりしないと思います(傷ついていたらごめんなさい…)。でも、いずれにしろ声がけはsoftにいきましょう。
「どんなときも一生懸命やること=完全なる正義」ではありませんからね。
そう思ったらそれは「押し付け」です。

ところで、もし「えっ?なんであなたにそんなこと言われなきゃいけないの?」という顔をされたら、スッと距離を置きましょう。あなたが無駄に疲弊するようなことは二度も三度もやる必要はありません。
または、「わざわざ私が教えてあげる必要はない」と考えたいのであれば、最初から距離を置いてしまってもいいと思います。

というわけで本日は以上となります。今回は、完全なるHSP純粋体、わたくしことMOKUJIの実体験をもとに記事を書いてみました。
色々な場面で試せると思いますので、ぜひ実践してみてください。

それでは、また。

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