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食 エッセイ🍞

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食べ物に関するエッセイのまとめです。
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#いしか

食パンでジャンキーに(エッセイ)

食パンでジャンキーに(エッセイ)

「ん、ま〜〜〜いっ!!!」

ジャンキーシリーズ再び!

リターンズ!!

小腹が空いた。けれど、食べられるお菓子はなく、あるのは冷凍の食パン。

食パンを見ると思う、あの誘惑。

美味しく魅惑な誘惑。

好きな給食ランキングで、必ず上位に食い込んでくるあの食べ物。

そう……。揚げパンっ!!!!

それを食パンでラスクみたいにして食べたいという私の欲求が頭に満たされていく。

でも………パンと一

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お手本になる給食室で(エッセイ)

お手本になる給食室で(エッセイ)

少し前に話題になっていた『給食人気メニュー』

世代ごとの人気メニューだった給食を、イメージで政府がSNSで紹介していたものだ。

私はニュースでその事を知ったのだが、世間の反応はあまり好ましいモノではなかった様に思うし、今の小学生が実際に提供されている給食の画像を見て、「えっ!?少ない!」と衝撃を受けたのも事実。

そして思った。

私が食べていた給食って、嫌いなメニューや苦手なメニューはあった

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常備菜にしておきたいっ!(エッセイ)

常備菜にしておきたいっ!(エッセイ)

いつもの様に、使う野菜は切る前に水洗い。水を滴らせた茄子は、瑞々しさに拍車がかかった様に、水の雫が輝いている。

私は、そんな茄子の料理で、これなら常備菜にしたいっ!我ながら美味しい!!と感じた料理を作れた。

と、言いつつ、『揚げ浸しもどき』なんですけれど(笑)

茄子を半月状に切り、少し多めにひいた油が入っているフライパンに入れる。

焼き色を付けてから少し蓋をして蒸してクタクタにしたら、予め

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勝手なイメージなんだけど(エッセイ)

勝手なイメージなんだけど(エッセイ)

最近、夏に旬を迎えている夏野菜が、グングン元気に並ぶようになってきた。

そんな夏野菜を見て、私はこんな事を思った。

「夏野菜って、何か、瑞々しくて元気!ハツラツ!!って感じ」

(ここからは、独断と偏見です)

夏という季節のイメージがそう思わせているのかもしれないが、夏野菜の代表格
「ナス」「トマト」「きゅうり」「ピーマン」は、何処か収穫されてもなお、 瑞々しさを感じるし、元気に見える。

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出会ってはいけなかった(エッセイ)

出会ってはいけなかった(エッセイ)

もう戻れない。
私は…もう戻れない。

もう、お手軽なお値段の『そうめん』に、私は戻れない!!(笑)

何故って……?

………絶対的なそうめんの王様(私の中で)の『揖保乃糸』に出会い、その味を知ってしまったから……つ!!!

何なのだ!あの!揖保乃糸の美味しさは!!

始めて食べた時の私が、雷の様な衝撃を受けた事は言うまでもない。

茹で上がった麺を水で締める。

水に触れさせている時のそうめん

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作ってる時のお楽しみ♪(エッセイ)

作ってる時のお楽しみ♪(エッセイ)

私はクリスマスになると、スーパーなどでケーキは買わず、デザート商品を販売しているお店の直売所で、不揃いのスポンジを購入し、他の材料をスーパーなどで揃えてケーキもどきを作っている。

『質より量』の私は、自分が作るケーキで充分満足する。

材料費は多く見積もって2000円弱。

とってもリーズナブルである。

🧁🧁🧁
そんな私、ケーキを作っている、といっても、スポンジの切れ端をケーキに形成して

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絶品だった夏の足音(エッセイ)

絶品だった夏の足音(エッセイ)

祖母の赤紫蘇ジュースは絶品だった。

けれど、そんな絶品だった祖母の赤紫蘇ジュースは、もう二度と飲む事は出来ない。

赤紫蘇ジュース飲みたいな〜なんて思った私がそんな気分になった時に作り始めるのが、自分で作る赤紫蘇ジュースだ。

 私が祖母の赤紫蘇ジュースと出会ったのは、小学生くらいの頃だったと思う。どんな経緯で赤紫蘇ジュースを飲む事になったのかは覚えていないものの、祖母の赤紫蘇ジュースは本当に美

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小ネギ自家栽培(エッセイ)

小ネギ自家栽培(エッセイ)

自家栽培と言っても、種からとか、そんな大層なものではなく…スーパーで小ネギを買って包丁で切っていくと根本の部分が残る為、この残った根本の部分を土に植えいき、頭が少し出てる状態で暫く置く。

すると、また少しずつネギの青い部分が伸びてくるのだ。

(周知の事実……(笑))

寒暖差が、まだ少しあるこの季節。

それでも、植えた小ネギは少しずつ、少しずつ伸びて成長していく。
温かい日には一気にグーン!

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煮崩れが、私は好き。(エッセイ)

煮崩れが、私は好き。(エッセイ)

肉じゃがやカレー、煮っ転がし。

皆さんは、その中に入っている『じゃがいもの煮崩れ』好きですか?嫌いですか?

私は煮崩れ大好きなのだが、テレビでのインタビューを前に見ていた時、思った以上に煮崩れ否定派の方が多くて驚いた。

『えっ……。煮崩れって、苦手な人多いんだ……』

私は中々の衝撃を受けた。

私が、肉じゃがやカレー、じゃがいもの煮物を作る時は、わざと煮崩れを起こさせるし、なかなか煮崩れが

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憧れて、食べた日(エッセイ)

憧れて、食べた日(エッセイ)

益田ミリさん作『僕の姉ちゃん』

ドラマ化もされた作品だ。

私はこのドラマの中で、「姉ちゃん」こと「ちはる」さんが作中で食べていたお菓子。

『ホワイトロリータ』に目が行った。

原作の中では登場しない、ドラマオリジナルで、よく登場するお菓子なのだが、私は、姉ちゃんが食べていたこの『ホワイトロリータ』に物凄く惹かれた。

『ホワイトロリータ』と同じ種類のお菓子は食べたことがあったが、『ホワイトロ

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好きになる。じゃなくて、もはや惚れる(エッセイ)

好きになる。じゃなくて、もはや惚れる(エッセイ)

温かくも風が少し強い日に訪れたイベントで、列をなしている出店屋さんがあった。

あまり列が長いと、諦めて購入しない事が多い私と、一緒に来ていた父母だが、この時販売されていた食品がどら焼きであった為、並んで購入してみることに。

列になっているといっても何百人並んでいる訳ではなく、20人弱の列。

それでも周りのお店に比べ、人の列は多かった。

どら焼きはどれも珍しいメニューのどら焼きばかり!

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トマトに砂糖。おいしいのにな…(エッセイ)

トマトに砂糖。おいしいのにな…(エッセイ)

角田光代さんの食べ物をテーマにしたエッセイ『今日もごちそうさまでした』に「砂糖トマト」が出てきた。

皆さんは食べたことありますか?

文字通り、トマトに砂糖をかけて食べるのだが、私はこの砂糖トマトが大好き。

……と、いいつつ最近は全然トマトを食べていないので、それに伴って砂糖トマトも全く食していないけれど…。

そんな砂糖トマトの魅力は、砂糖をかけたトマトを食べ終えた後、トマトの水分が砂糖と溶

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子供の頃、今、クリープ(エッセイ)

子供の頃、今、クリープ(エッセイ)

珈琲を飲む時、皆さんはミルクを入れますか?
私は砂糖とコーヒーミルクを入れます。

このコーヒーミルク、最近まで液体タイプの物を使っていたのですが、粉のコーヒーミルクを使ってみることにしました。

『クリープ』というとても有名な商品。

そんなクリープと、私が小さかったの頃の話を、前に母から聞いた事があったのだが、その話が何とも子供らしい。

私がまだ小さかった頃、一人でおとなしく静かにしてるな〜

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なくなるとわかると欲しくなるの、なんでだろう。(エッセイ)

なくなるとわかると欲しくなるの、なんでだろう。(エッセイ)

『チェルシー3月いっぱいで販売終了』

チェルシー。

子供の頃の私にとって、チェルシーはとても高価で高級な飴、キャンディーだった。

めったに食べられない。
甘くて美味しいキャンディー。

私今までに、チェルシーをなめた回数は少なく、もしかしたら二桁回数いっていないかもしれない(笑)
(大袈裟か…っ?)
それ程、子供の頃は中々買ってもらえる、買えるお菓子ではなかったのだ。

そんなチェルシーが2

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