いしか

感じた、思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望です…

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感じた、思ったことを文章に。 そんな中で閲覧してくれた誰か一人にでも刺されば本望です。 基本的には素直で、何気ない毎日を綴っていけたらと思っています。 たまに毒も吐きます。 オタクも発動します。 不定期で『寝る前、エッセイ』始めました。 アイコン(ゆち式女子メーカー改二)

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    シロクマ文芸部に投稿させて頂いた作品のまとめです。

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    猫ちゃんに関するエッセイのまとめです。

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    珈琲に関するもののエッセイ。 自分にも分かりやすくする為に作成しました。

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言う事聞いてくれた(エッセイ)

何処となく雨が降ったり止んだりしていた日。まだ梅雨入り前の事だったと言うのに、カエルの様な鳴き声が家の外から部屋の中へと響く。 グァ、グァ、グァ、グァ、 少し高めの鳴き声。 止むことはなく繰り返されている声 グァ、グァ、グァ。 ……少し、騒がしい(笑) 何をしていた訳ではないけれど、全く気にならないかと言われれば違う。 それをBGMとその時思えなかった私は、少しお遊び。 「カエル、うるさいよっ」 ……何て、人間の声が届く訳はないのだが…………… ピタッーー

    • 決め手だったあいつ。1457文字#シロクマ文芸部

      海の日を迎えた日の事だった。 当時中学3年生だった俺は、まだ自分が進学したい高校を決めかねていた。 けれど、そろそろ決めないと受験勉強が間に合わなくなってくる。 けれど、何処の高校を見てもイマイチパッとせず、何となくボーッと過ごしてしまっていた時に、その噂は聞こえてきた。 『西蓮寺 悟(さいれんじ さとる)が公立の高幹(たかみき)商業野球部に入るらしい』 俺は小学生の頃から野球をしていて、部活も野球部。ポジションは投手。 シニアクラブという選択もあったけれど、小学校

      • 流れ、流され、忘れていく…(エッセイ)

        『人の噂も75日』 ことわざであり、よく使う言葉。 そんな噂とは違うけれど、毎日小さいスマホを開いてニュースを見れば、沢山のニュースや情報に溢れている。 それこそ、そんな小さい画面から繰り出される情報は、時に、自分の知りたくないものまでも目の前に写し出してくる。 それでも月日が流れれば、そんな数日前の情報は風のように飛ばされ、川のように流される。 次と次と新しい話題が上がって登ってくる。 その時は『これは覚えてよう』なんて思っても、その数日後には忘れ、思い出した時に

        • 天沢夏月さん作 『ヨンケイ』 最初はイラストに惹かれて手に取った作品だったのだが、ドストライク! 何より魅力的なのは、お話の1話1話の主人公が、物語でリレーを走る走者順になっている所。バラバらだったものが繋がっていく描写は、ココロが動きます。 今、夏、読んでほしい一冊です。

        言う事聞いてくれた(エッセイ)

        • 決め手だったあいつ。1457文字#シロクマ文芸部

        • 流れ、流され、忘れていく…(エッセイ)

        • 天沢夏月さん作 『ヨンケイ』 最初はイラストに惹かれて手に取った作品だったのだが、ドストライク! 何より魅力的なのは、お話の1話1話の主人公が、物語でリレーを走る走者順になっている所。バラバらだったものが繋がっていく描写は、ココロが動きます。 今、夏、読んでほしい一冊です。

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        記事

          エスケープゾーン、図書館(エッセイ)

          私は7月初旬、暑いのに窓を開けられない環境に居た。 何故か……。 私の家の目の前に、新しく小規模な会社が出来るらしく、その会社の設備を整える為、工事の方達が連日訪れては、仕方なくも大きい重機の機械音を立てて作業しているからだ。 ……仕方ないとわかっていても、その音というなの轟音のせいで窓を開けられないのはキツイ……。 いや、本当にキツイ……。 部屋の中の空気はモワッとするし、頼みのエアコンも、お掃除をしてもらう日をあと数日後に控えている為使えない。 暑い………空気

          エスケープゾーン、図書館(エッセイ)

          にゃんとなくなんだけどね 806文字#青ブラ文学部

          私。ねこ。 普段は公園に住んでいて、人間界で言う所の『地域猫』な私。 ボランティアさんから毎日決まった時間にご飯を貰ったり、私が目を気にしていたり、具合が悪そうだったらボランティアさんが病院に連れてってくれて、元気になるまでお世話をしてくれるの! 私は、そんな優しいボランティアさんが大好き。優しくお世話してくれるし、ナデナデしてくれるし、適度に放っておいてくれるから、とても心地が良いの。 けど、ボランティアさんもずっと一緒に居てくれる訳じゃない。 私と他の皆のお世話が

          にゃんとなくなんだけどね 806文字#青ブラ文学部

          小さい雨雲…うつらない(エッセイ)

          『雨降ってるやんけ〜霧雨〜〜!!』 方言があまりない土地に住んでいるというのに、たまにこんな口調になる私。 私は、ニュースサイトの天気予報をよく見ている。そしてその天気予報が私の中でモヤモヤする時はN●Kの天気予報まで確認する(笑) そして、天気が崩れそうだとわかると、次の日には雨雲レーダーを確認する。 そして、あっ、雨雲ないじゃん。 じゃあ、降ってない? と思って朝カーテンを開けて窓を開けたら…………、の、冒頭のセリフである。 雨雲レーダーというものが表示される

          小さい雨雲…うつらない(エッセイ)

          いつもより甘く(エッセイ)

          今月の私の生理前は、普段より甘いものを欲していた様な気がする。 (勘違い?) というか、今月は。とか言いつつ、毎月生理前は普段よりも甘いものを欲している。 どうやらそれには理由があるらしく、生理前に食欲が増加する原因は、女性ホルモンである「プロゲステロン」が原因の様だ。 プロゲステロンには、体に水分や糖質を蓄えようとする性質があり、 その性質のために、生理前には体が糖分を欲して食欲が増加したり、むくみが出たりするだそうだ。 うん。その通り(笑) 私も生理前は食欲は上が

          いつもより甘く(エッセイ)

          私だけの特権 964文字#シロクマ文芸部

          夏は夜明けが早いから、遅く寝てしまっても薄いカーテンからのぞく日差しが目覚ましとなって起きてしまう。 「………っ〜〜、まだ4時間しか寝てないんだけど…………」 昨日は生理前特有の不眠に悩まされ、夜は全然眠くならず、色々足掻いて見たけれど全部駄目だった。 今日は休みだけれど、ウダウダしてしまいそうな気がする。 ………寝不足だから………。 スースー。 テーブルを挟んだ隣のベッドからは、同棲している彼氏の規則正しい寝息が聞こえてくる。 私の彼氏『吾妻(あずま)』とは、

          私だけの特権 964文字#シロクマ文芸部

          モノと旅立ち(エッセイ)

          私には、たまに浮かび上がってくる思考、価値観がある。 この価値観は、母方の祖母が亡くなった時に思った事で、今の私の価値観や考え方として、強く頭と心に残っている。 どんな考え方というと、当たり前といえば当たり前なのだが、 『いずれ、ここから居なくなる』 ということだ。 今の私の中では、だいぶ緩く薄まってきているものの、祖母が亡くなった当時はとても色濃く、そして自分が重きに置く基準になっていっていた。 今では『いる』『いらない』で、物を買うか買わないかで即決せず、『使

          モノと旅立ち(エッセイ)

          可愛くて、クスッと出来る作品。 4コマテイストのイラストで描かれる1年間のコアラの日常。 まるで人間の様に暮らしているコアラがとにかく可愛くて癒やされる。 またイラストでお話が描かれているので読みやすく、月ごとのお話がとっても良い(^^) 出会って良かった作品です(^^)

          可愛くて、クスッと出来る作品。 4コマテイストのイラストで描かれる1年間のコアラの日常。 まるで人間の様に暮らしているコアラがとにかく可愛くて癒やされる。 またイラストでお話が描かれているので読みやすく、月ごとのお話がとっても良い(^^) 出会って良かった作品です(^^)

          出会ってはいけなかった(エッセイ)

          もう戻れない。 私は…もう戻れない。 もう、お手軽なお値段の『そうめん』に、私は戻れない!!(笑) 何故って……? ………絶対的なそうめんの王様(私の中で)の『揖保乃糸』に出会い、その味を知ってしまったから……つ!!! 何なのだ!あの!揖保乃糸の美味しさは!! 始めて食べた時の私が、雷の様な衝撃を受けた事は言うまでもない。 茹で上がった麺を水で締める。 水に触れさせている時のそうめんの色は直ぐに違いがわかる見た目を見せてきて、冷えた麺は透き通り、反射によって光り

          出会ってはいけなかった(エッセイ)

          記憶の中【白ワンピの女の子】

          私には、細々とエッセイや物語を書いては投稿している場所があり、その中で良く参加させて頂く様になったユーザーさんの今回のお題が、「白ワンピの女の子」だった。 私はこの言葉を見た時、何処か記憶の奥底で眠っていた記憶が、そっとノックをしてきて、起こして、思い出して…と訴えて来ている様な感覚になった。 「………そうだ………私…………」 ◈◈◈ 私がまだ小学生だった頃、父方の祖父母の家に夏休みになると泊まりに行っていた。祖父母の家は、周りを森や田んぼに囲まれた田舎町にあり、その地

          記憶の中【白ワンピの女の子】

          手紙には、書かなかったこと。1480文字#シロクマ文芸部

          手紙には、ただ一言。 『優葉(ゆうは)ありがとう。またな』 ……これだけ?……なんて思わなくもないが、でも、これだけで充分なのだ。 だけど………… 「けどな〜、俺は結構な量、書いたんだけどな〜手紙。」 高校3年生の夏。 俺の所属している野球部には、いつから始まったか分からない伝統が存在している。それは、最終学年になる3年生は、部活を引退する時に、同級生の部員全員に手紙を書くという決まり事。 ……正直、すっごく大変だし恥ずかしいし、何となくむず痒い伝統だ。 けれど

          手紙には、書かなかったこと。1480文字#シロクマ文芸部

          バタバタしてたら切っちゃダメ(エッセイ)

          「う〜わっ、切りすぎた〜(笑)(泣)」 普段、私は真ん中分けの前髪をしている。真ん中分けになったのは中学の時からなので、結構な付き合いになる。 そんな私は、最近まで、真ん中分けの前髪を顎の下まで伸ばし続けていた。どうしてそうしようと思ったのかと言うと、お店の看板に掲げられていたモデルの女性の方の前髪が、真ん中分けで顎の下までその髪が伸びていた。 その看板を見た私は、その長い真ん中分けの髪型に憧れ、最近にまで伸ばし続けていたものの、モデルの女性の方の様な髪型にはならなかっ

          バタバタしてたら切っちゃダメ(エッセイ)

          しなやかさと、趣(寝る前、エッセイ)

          七夕の日に雨が降ったら『催涙雨(さいるいう)』というらしい。 なんて素敵で柔らかい日本語だろう。 ……たった漢字にすると3文字。 平仮名にすると6文字の言葉なのに、言葉が纏っている悲しさが想像できる。 私の住んでいる所では天の川なんて見えないし、雨が降ろうが、降るまいが関係ないが、それでも七夕という特別な日はやっぱり晴れていて欲しいと思う。 梅雨の時期と重なっても、それを凌駕してほしいと思うし、織姫と彦星のお話も大人になった今では、周りの方が言うように、ただの悲しい物

          しなやかさと、趣(寝る前、エッセイ)