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働くということ

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鳩のふりした鷹でありたい

鳩のふりした鷹でありたい

毎日定時で帰ったとしても、平日、1日の大半は仕事で終わってしまう。

平日もゆっくり寝たいし、お風呂もゆっくり入りたいし、料理もしたいし本も読みたいしピアノも弾きたいしヨガもしたいしドラマもみたいしyoutubeもみたいし買い物もしたいし病院も行きたいし

でも時間がないなあ。

とかいって、今日は、朝起きて洗濯して朝ごはん食べて身支度して、通勤して仕事して、夜はピアノを練習しに2時間スタジオにこ

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仕事のコツは人生のコツ

仕事のコツは人生のコツ


性善説で考えると

仕事で、「決まりごと」をつくることがよくある。

どんなルールにするかを考える過程で

と、その決まりを守らねばならない対象が、善人か悪人か、どちらを前提にするかをまずは決めて、そのうえで判断して議論を進めているのを、社会人1年目の時にみた。

社会人になるまで、そんな風に考えたことがなかったなあと、新しい視点をもらった感覚になった。

「どうせこの人たちはしょうもないことを

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自分の周りをあたたかくすることだけを考えることしかできない

自分の周りをあたたかくすることだけを考えることしかできない

わたしはよく、やるせない仕事があると

「は~転職しよ〜〜♪♫」

と言っている。

後輩もよく

「う〜ん、これは板前コースかもしれません。」

と言ってる。

※ふるさと納税で頼んだ魚で寿司握ったら、世界一美味しかったんだってさ。だから仕事嫌になったら辞めて、板前になるらしい。板前のこと舐めすぎてて好き。

ほとんど誰も転職しない職場だからこそ、こんなこと大声で言えるんだろうけど…

後輩とは

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大学のシラバスは楽しい

大学のシラバスは楽しい

毎日のように大学のシラバスをみる日々です。

12月から4月半ば頃までは、もうめちゃめちゃみる(みるというか作るというか運用するというか)し、それ以外の期間もめちゃめちゃみる。

今、新年度がはじまって色々な対応をしている真っ最中なんだけど、「わたしは〇〇について勉強したくて、シラバスを確認するとこれが当てはまったんですけど他に何かいい授業ありますか」とか具体的に聞かれたりすると、よくシラバスを読

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文章の読めない人

文章の読めない人

わかりやすい案内をつくらねばという気持ちと、どこまでも親切に案内することが果たして正しいだろうかという気持ちで揺れることがある。

今日ね

っていう案内に対して

って、そのひとことだけで尋ねられた。

まず、わたしは「俺」が【○○の人】かを知らないので

と聞いて

とのことだったので

と答えたのだけど、まず、【○○の人】かどうかをわたしは確認する術がないのだから、「この方は俺が〇〇かどうか

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卒業おめでとう、わたしは留年です

卒業おめでとう、わたしは留年です

学位授与式でした。

主たる卒業生は、わたしが社会人1年目の時に大学へ入学した子たち。わたしが社会人1年生の時に大学1年生だった彼ら彼女らが、卒業を迎えた。

その子たちが入学して、学部のポリシーを把握して大学内でのコミュニティを構築しているその最中、わたしも同じように、配属先となったこの学部のポリシーを把握し、大学内でのコミュニティを構築していた。

コロナで学位授与式が中止になり、卒業の節目を

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組織に所属する恩恵を受け続けている

組織に所属する恩恵を受け続けている

ある一日。

お昼ご飯で爆笑した。「ほんとお昼好き、元気が出る〜涙も出る〜!!」と言いながら、ひたすら笑っていた。

毎回5人程度の同期と社食で過ごすお昼の時間は、何だか中学校の時の給食の時間を思い出す。

上司の悪口を言うわけでもなく、恋愛の話で盛り上がるわけでもなく、昨日のオードリーのラジオは聴いたかとか、最近の爬虫類事情とか、そんなくだらないことを話す時間。

*

その日の夜、同じ部屋で働

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わたしが1番魅力を知っている

わたしが1番魅力を知っている

会社までの行きの電車の中での読書中、この一文に目を留めた。

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やさしい社会学のはなし

やさしい社会学のはなし

仕事でとある文書を作成し、完成した文書をこの件に関わる先生に確認してもらうべく、メールを送った。

そうしたら

「手続きの流れや体裁はこのとおりで。1点、記入例のところ、ジェンダーバイアスの反映のようにも見られかねないです。教員名と学生名の性別を逆にしてください。」

と返ってきた。

どういうことかというと

わたしは学生の提出書類を作成していて、それで、指導教員欄と氏名欄にそれぞれ名前を記入

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「働きたくない」というあなたへ

「働きたくない」というあなたへ

2018年夏、平成最後の夏、大学3年生の夏、20歳の夏。

なんだかエモーショナルなこの時期に、暑さにうなされながら、ちょっとかしこまった格好をして、動き始めた。

就活だ!!!

これから自分は、これまでに得た財をプロとして分け与える立場になる。
そして、そのための活動を始めた。

悩んで悩んで、、、、だけどとにかく動くしかない。
そんな平成最後の夏だって、いいよね!?

頑張る!

大学3年生

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これまで何を大切にしてきたかを考えて、それを守れる居場所を探す

これまで何を大切にしてきたかを考えて、それを守れる居場所を探す

 幼稚園の頃、おばあちゃんの家に行った日のことをよく覚えている。「大人になったら何になりたいの?」とおばあちゃんが私に尋ねたあの日のこと。私は「ピアノの先生になりたい!」と答えた。その頃、ピアノの先生に会うのも、ピアノを弾くことも大好きだったから、憧れがあったのだろう。  

おばあちゃんは、いつもお小遣いをくれる時、一緒に手紙を書いて渡してくれた。「ももちゃんが大きくなってピアノの先生になるのを

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