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大学のシラバスは楽しい

毎日のように大学のシラバスをみる日々です。

12月から4月半ば頃までは、もうめちゃめちゃみる(みるというか作るというか運用するというか)し、それ以外の期間もめちゃめちゃみる。


今、新年度がはじまって色々な対応をしている真っ最中なんだけど、「わたしは〇〇について勉強したくて、シラバスを確認するとこれが当てはまったんですけど他に何かいい授業ありますか」とか具体的に聞かれたりすると、よくシラバスを読んでいて感心するなあと思うと同時に、こちらは毎日シラバスみてるから、これはどう?とか、こういうプログラムがあるよとか色々教えたくなっちゃって、その流れで、将来こんなことをしたいんです、とか語られたり、どうしてこの仕事をしてるんですか?と聞かれて答えたりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。

学生とシラバスを一緒に色々みているとまた見えるものも違って、「ええ、こんなに面白そうな授業がたくさんあるんだなあ」と、わたしも色々勉強したくなる。

したくなるだけで、別にしないけど。

それから「この授業まじ面白くないんですよね」とか言われると、へえ、こんなにシラバスは面白そうなのにね!とか思う。

わたしは大学生のときシラバスなんて全然みなかったし授業は8割くらいさぼってたしって感じだったのですが・・

先輩が楽だよと言ったものを自分もそのままそっくり真似て履修していたし

ゼミの先生に「これについて勉強するならこの授業を取りなさい」と言われていやいや取らされたり

全然面白くない授業…というか、内容は多分面白かったんだろうけど、話し手が全然面白く話してくれなくて学費の無駄〜と思うようなやつあったし

(テスト前にレジュメがあまりにも意味わからなすぎて仕方なく関連の本を読んで「こう説明してくれたら分かったのに!」ってなるやつ)

受け身な履修計画だったな…

でも、たまーーーーーーーに、シラバスをちゃんと読んで履修して、すっごい面白いなああああと思えると100分があっという間で、そういう授業は専攻とは違っても、卒業要件外でも積極的に取っていた。

なんだかんだ、教職を取っていたこともあって、4年間で180単位くらい取って卒業した(笑)

自分は、先輩や先生以外の存在に、受ける授業や将来の色々を相談しようなんて発想なかったけれど、いざ働き始めると、我々の立場もこんなにも頼られるものなんだなあとびっくりしつつ、優秀な人は、こうしてありとあらゆる人をうまく頼って、色々なことを吸収していくのね、と、勉強させられる。

ということで、

シラバスはちゃんと読んだ方がいいし、色々な人に自分の履修計画を相談したらいい。

(当たり前すぎ)

大学生に限らず高校生も。

進路指導講演会とかで色々な地域の(海外も含めて!)高校に行くことかあるんだけど、わたしは高校生に、大学のパンフレットを見るだけじゃなくて、大学にはシラバスというものがあって、ネットで無料で閲覧できるからぜひ見て下さいね〜って言うようにしてる。

わたしは高校生の当時、シラバスなんて言葉を聞いたことがなかったし、大学の勉強がどういうものか全く知らなかったので…。

早稲田だったら何学部でもいい、慶應だったら何学部でもいい、そういう大学選びをするのは全然良いと思うけれど、でも、どうせ4年間その学部の勉強から逃れられないのであれば、少しでもワクワクするシラバスがある方を選んだ方が楽しい(し結果的に楽に単位が取れる)と思うのです。


今日は新入生向けに、学部の学びについて、在学生と一緒にワークショップ的なものをやる日で。

サークルに留学に勉強に起業に、色々やりたいことに満ち溢れてる1年生を見てると、こちらのエネルギーを吸い取られ圧倒され疲労困憊ですが、いざこうして今日を振り返ると、結局はエネルギーをもらっているんだなあ、と思えるような前向きな文章が書けます、というか今書けることが分かりました。

今日もお疲れ様でした♩


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