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#エッセイ

ポメラが設定変更で少し便利になった アップロード機能再考

ポメラが設定変更で少し便利になった アップロード機能再考

ポメラは少しだけインターネットにつなげられます。
けど、結構使いにくいです。まあ、そこがいいところでもあるのですが。

インターネットにつながる機能としては「ポメラsync」と「アップロード」という機能があり、GmailかOutlookを使用することが前提になっています。
Gmailはメールのセキュリティーが厳しすぎて使い物にならなかったようです。設定時「アップロード機能」を選択して中に入っていく

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口語俳句  俳句の目標の探究 〜『一句新世界』について〜

口語俳句 俳句の目標の探究 〜『一句新世界』について〜

俳句にご興味のあるnoteのみなさまに俳句の様々なことについてご紹介していく記事です

口語俳句 俳句の目標の探究
『一句新世界』について

はじめに、口語俳句の基礎基本・つくり方については自分自身ほぼわかりました。

ですので次は内容、口語俳句で「何をどう詠むのか」についての探究を進めています。

6月から個人的な俳句の目標として下記の11項目について時間をかけて探っています。

「表現の新と万

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いるはずのない親戚がXで見つかった話

いるはずのない親戚がXで見つかった話

せっせとエゴサーチをしていたら、こんなポストを見つけた。

「オモコロの岡田悠」とは僕のことだ。呟いているのは「移住計画」さんという3万人のフォロワーを抱えるアカウントで、センスのいいインテリアの写真が多数上がっている。26年生きて、と書いてあるから、26歳の方なのだろう。

だが僕には、26歳の親戚はいない。

ついでにセンスのいいインテリアに詳しい親戚もいない。

この方の勘違いだろうか。ある

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うまい文章じゃなくて、本気の文章を読みたい。【あばれる君の初エッセイ編集後記】

うまい文章じゃなくて、本気の文章を読みたい。【あばれる君の初エッセイ編集後記】

小説や漫画に出てくる魅力を感じてしまうキャラクターっていますよね。挙げればキリなんてないんですが、ぼくが前から好きなのはこのふたりです。

『タンタンの冒険旅行』(エルジェ)のハドック船長
『弟子』(中島敦)の子路

この人たちはちょっと粗削りで騒がしいところもあるけれど、誠実でまっすぐです。打算や、損得勘定みたいなことで動かない。芯があって、自分の信じた行動をやり遂げます。かっこいいと思います。

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申し訳ないのはこっちです

申し訳ないのはこっちです



1.

どんなに超絶急いでいても、駅の改札は開かない時は開かない。特にsuicaにお金が入っていない時はなおさらだ。でも人は焦れば焦るほど、当たり前の事実から目を背けがちになる。何かの間違いでは?となんどもセンサーにカードを叩きつけ、貴重な数秒が流れていった。

この日はイラスト持ち込みの営業の日で、時間が迫っていた。その会社はなんども電話してようやくアポの取れたセンスのいい憧れの会社だった。

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五体満足なのに、不自由な身体

五体満足なのに、不自由な身体

***ブザーが鳴り、幕が上がる***

1.わたしはわたしをインストールして家庭とか社会とかいう舞台をやる物心ついたら、お父さんという人とお母さんという人がいて、わたしはその2人の子どもというものらしかった。

お父さんという人はお父さんというよりも自由奔放に人間をやっているという感じで、お母さんという人は一生懸命にお母さんをやっていた。

お母さんは家族のからだに悪いからと言って、冷凍食品とかレ

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「私」を構成する、「私」以外のなにかについて

「私」を構成する、「私」以外のなにかについて

「私」というのは、とても曖昧な存在だ。

0歳の私、10歳の私、20歳の私、今の私。全部同じ「私」であるはずだけど、本当にそうか?の保証はどこにもない。

頭の中におぼろげに残るいつかの記憶だって、それが本当に存在したものかどうか、確かめる術もない。もはや記憶から抜けおちてしまったことは、“はじめからなかったもの”と変わらない。

初めて食べたケーキの味。小学生のころのお気に入りの靴。人生で初めて

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さよならバックパック。と、母でない私

さよならバックパック。と、母でない私

最寄駅前のミスタードーナツでこれを書いている。

深夜1時まで開いているから、夜どこかにふらっと出かけたくなると、ついここへ来てしまう。

カフェインレスコーヒーがあるのもいい。食べようと思っていたエンゼルクリームは売り切れていたから、2番目に好きなゴールデンチョコレートにした。

カウンター席には、男性の1人客が3組。均等に間を空けて座っている。電車の座席もそうだけれど、こういうとき、誰かと隣り

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