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救急隊のコンビニ利用について

記事を見かけた時に「こんなことでクレーム入れる人いるのかな?」とも思いました。
何が炎上するか分からない世の中だから事前に対策打ったという感じでしょうか。

令和4年8月12日、埼玉東部消防組合消防局から「救急隊は傷病者を医療機関に搬送後、消防署へ戻る際に水分補給やトイレ借用などを目的に、コンビニエンスストアを利用します」といった旨の発表がありました。

これを見た時にそんなクレームは無視すれば良いんじゃとも思いましたが、救急隊の恰好をした人を勝手に写メってSNSに投稿して賛否両論の炎上の流れはあり得なくはないかもとも思いました。

埼玉の消防局に対してそういうクレームが多発しているとかではなかったそうです。
どうやら世間に余計な誤解を生じさせない為に事前に対策を打ったそうですね。

これはとても良い発表だと思いました。
クレームがどうこうよりも、これだけ大変な状況なので余計な仕事を増やさないようにするために役立つ発表だと思います。

救急隊はこの夏、猛暑とコロナで慌ただしい状態が続いています。
途中 何度か台風で暑さ自体が落ち着くこともありましたが、それはそれで別の災害対応が必要で忙殺されているようです。

コンビニなどで飲食物購入やトイレ利用を見かけても、サボっているんじゃなくて、署に戻れないくらい大変なんだなと流してほしいってことですね。

マイナスイメージが付く可能性を予め払拭して理解や協力を得つつ、世間一般に現場の状況を伝えられる良い報道だと思います。

とはいえいくら周知されたとしてもコロナも熱中症も完全にはなくならないし病院はひっ迫しているしで大変な状況であることに変わりはありません。

病院が埋まってしまうと上記以外の病気やケガで時間がない患者さんの受け入れも時間がかかり最悪の結果になってしまうことも増えてしまいます。

多量の出血や交通事故を発見したらすぐに110や119に通報することも大事です。
でも緊急性の判断ができない場合に救急車を呼ぶか迷ったらまず #7119  に連絡して相談すると良いかもしれません。
目の前で事件や事故があったら頭が真っ白になるかもしれないので無理にとにかく何でも#7119のみと考える必要はないかもしれませんが、事前知識としてあるかないかでは全国レベルで考えると大きな差となってくると思います。

邪魔や足を引っ張るようなことを少しでも軽減して現場負担を減らせるようになっていく世の中になることを願っています。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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