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レストランの水 有料か無料か問題の議論によるレストランの変化

自分の常識が世界の常識とは限らない。

記事をぎゅっとまとめると

2013年の水800円騒動により高級レストランやフレンチの有料ウォーターに関してお客とシェフが反論し合ったことで世間が注目した。
高級店は料理はコスト度外視でドリンクやワインで収支を調整する傾向にある。
高級店と大衆店の差は以前から普通にあるもので、急に出てきた有料水という訳ではないが、一般市民にはなじみがないので争点になった。
外国の多くと違い上水道がしっかりしていて水道水でも普通に飲める地域が多い日本ならではの問題でもある。
こういう問題があって何年も経ち、今ではレストラン側でも無料の水と良い水を分けたりすることも多い。
結局はお店側の裁量次第であり、客側も自分に合ったお店を選べば済めばいい話でもある。

大体こんな感じですね。
これは各国でもあるのかというと何とも言えない話です。
日本は水道管理のレベルが世界的に見て非常に高く、多くの地域の水道水が普通に飲めるからこそ発生した騒動と言えるでしょう。

ちなみに自分はほとんど関東住まいですが、半年ほど愛知県に住んでいたことがありその住処では普通に問題なく水道水を飲めていました。
その時 地元の人が「愛知は愛知でも太平洋側の一部区域の工場に近い水道水はとても飲めたものではない。普通に沸騰させたくらいだと腹を壊してしまうことも多いから蛇口に浄水器付けたりポットに炭入れてカルキ抜きするのは必須なんだよ。」…と言っていたのが印象的でした。
※10年以上前の話です。愛知県の水道水は基本 普通に飲める…と思います。

記事では彼女とのデートにて男性側が無料の水を頼んでいて女性側がマナー的にどうなの?という感じの漫画を例題に出して説明していました。
こうなるとマナーや空気を読むとか相手の立場になって考えられるのかとかそういう話になってしまいますね。

料理の値段を上げてしまうと客離れに繋がってしまいますからね。
これは普通の居酒屋やバーなどでも同じことです。
まぁ居酒屋とかバーは元々飲む場所ですけどねw

最近ではもうお店側も最初からワインをペアでコースに組み込んだりしてお客さんとの摩擦を減らしたりしているみたいです。
お酒が飲めなければPerrierペリエなどの炭酸水に変更できたりもしますよね。
お店側も別に客と喧嘩したい訳でもないでしょう。工夫が見て取れます。

炭酸水やスパークリングワインは前の料理を洗い流して別の料理の味をフラットに味わうのにとても役立つ飲み物です。
さすがに高級店でこれらをタダで出せという客は迷惑客だと思いますので炭酸水もタダにしろというのは無視していい気がします。

アレです。
お客様は神様ですが、他の神様にご迷惑となる言動は控えてもらいたいという感じですね。
自分のことしか考えない客への皮肉として有名な返しですw

単に『お水ください』とおっしゃる人には『ミネラルウォーターをお持ちします』と答えます。注文の曖昧な部分を短い言葉で同意をとってはっきりさせて、お客さんの求めるニュアンスは読み外さないようにする、そのような言葉選びも、サービス担当者の腕の見せ所ではないかと考えています。

記事にはこんな言葉尻を突っ込まれない為のお店側の配慮としてのニュアンスの拘りも見て取れます。
誤解からの騒ぎは誰も幸せになりませんからね。
営業でもそうですが誤解がなく曖昧さをなくす言葉選びというものは難しいものです。
頭に血が上った人は揚げ足を取りがちです。

       ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「水を無料で貰えるか貰えないか」

たったそれだけのことでゴタゴタするのは時間の無駄な気がしますよね。
そんなに安く済ませたいなら最初からこういうお店に行かなければ良いだけのことです。
そんなお店、最低金額5桁の超高級店でもなければいっぱいあります。

1や2の話をしているのに気づいたら3、4、5と別の話が混ざってまともな反論にならずにごっちゃになって収拾がつかないことに巻き込まれるなんてことゴメンですよね。

火花の元がないお店と ある程度寛容な客というバランスの取れた関係が保てているのが理想ですが、不特定多数の客が来ることが普通の飲食店はそうはいかないでしょうから本当に大変そうです。
ドレスコードや一見客お断りのお店が存在する意味ってお偉いさんが一般人がいない場所で食事をしたいというだけじゃないんだなぁと思いました。

多少高くついてもネタにするくらいで済ます余裕な大人でいたいものですね。
アイスウォーター(¥1000 税別)とかのボッタクリ店とかは全然別の話ですが…w

今回はこんなところでノシ

メルカ

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