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2020年10月の記事一覧

夜中の2時に電話が鳴る

夜中の2時に電話が鳴る

昨日の記事を書いていて思い出したことがある。

後々でわかることなのだが、志田はその倉庫をリフォームして自室にしていたようだ。
布団もTVも置いて、仕事の機材もそこに置き、母屋には嫁と子供が居ながらその離れに建てた自室兼倉庫で、私と電話をしたりチャットをしたりしていたようだった。
その自室にいることで、家族がいる雰囲気を一切消し去ることが出来、私も志田が独身だと思い込んでいたのだ。
どおりで夜遅く

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じっと見る人ってなんなん

じっと見る人ってなんなん

志田の発達障害であろうエピソード【凝視編】

当時付き合っている恋人が”発達障害かもしれない”なんて人に言えなかった。ひたすら自分の内に留めて違和感を持ちながらも18年も過ごしていた。別れて何年も経った今になって、吐き出さないといけない!衝動に駆られて書きなぐるシリーズ。

志田は子供が好きだった。
純粋に子供好きなのだと最初の頃は思っていた。

子供を見かけると、必ず声をかけていた。
目を細めて

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やっと変えれる嬉しさ

やっと変えれる嬉しさ

私の肌は、更年期を迎え、たるみやしわがいっぱいある。
これらはまぁ、仕方ない。
抗いたい気持ちもあるのだが、化粧品ではこのしわやたるみを完全に消すってのは無理があるんだろうと常々考えているところではあるので、どちらかというとマッサージに重きを置いている。
(お金をかければマイナス20歳のお肌も叶うんだろうけど、インプラントに多額をつぎ込んでいるのでそんな金はねえ。)

若い頃はニキビや吹き出物に悩

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母を嫌いだと思った初めての出来事

母を嫌いだと思った初めての出来事

もう、自分の母親と喋るの嫌になるよホント。

話はかぶせてくるし、自分の意見と違うことを聞くと、牙をむいたように反論するし。

私は、母を本当は嫌いなのかもしれない。
今の今まで、我慢していたことがこのnoteを書くことで赤裸々になってきている気がする。

仲良し母娘のふりしてただけかもしれない。

ー全ては母親の機嫌を損ねないためにー。

******

母が通っている歯医者と、私が通っている歯

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メンタルやばめの時の占いへの依存度は強め

先月(9/22)マインドフルネスのことを書いた日から、朝晩瞑想をするようになった。
10分だけど。
たまに寝落ちしたり寝坊したりして、できない時もあるけど。

効果はこれから。

病んでいた頃(45歳から46歳あたり)にマインドフルネスを知るまでの私が、やたらはまってやっていたのが占い。
専らインターネットでの占い。

何かに縋りたかったし、背中を押してほしかったのだ。
よく占っていたテーマは、転

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ひとところにじっとするのが無理だって

ひとところにじっとするのが無理だって

志田の発達障害であろうエピソード【多動と虚言編】

当時付き合っている恋人が”発達障害かもしれない”なんて人に言えなかった。ひたすら自分の内に留めて違和感を持ちながらも18年も過ごしていた。別れて何年も経った今になって、吐き出さないといけない!衝動に駆られて書きなぐるシリーズ。

志田と私は音楽の趣味は全く違った。

出会った頃
「小椋佳をよく聴く」
と知った。

「オグラケイ?だれ?」

「え?

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カサンドラ症候群

カサンドラ症候群

発達障害にふりまわされるパートナーが病んじゃうさまをカサンドラ症候群と言うらしい。

彼女の言うことは誰にも信じてもらえなくなるという呪いをかけられたカサンドラ。ひいいい。

志田と付き合っている時はカサンドラ症候群なんて言葉知らなくて、発達障害も知らなくて、ましてやSNSで発信するなんてこと想像もしていなかった。
”私の恋人は変な人”と思っていたけど、その変なさまを人に言うことはしなかった。

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匂いの記憶

匂いの記憶

30年前、当時付き合っていた男性がハワイのお土産でくれたオードトワレ。

今も売っているのにはびっくりして思わず買ってしまった。

懐かしい匂い。
匂いって、記憶を呼び起こすよね。
このエリザベスアーデンのサンフラワーはとても気に入って、何本も使ったわ。

若かった頃。
あの頃はバブルでみんな浮足立っていた。

楽しかったことも悲しかったことも全部、この香りがそばにあったなぁ。

味覚障害なのか?鈍麻なのか?

味覚障害なのか?鈍麻なのか?

志田の発達障害であろうエピソード【味覚編】

当時付き合っている恋人が”発達障害かもしれない”なんて人に言えなかった。ひたすら自分の内に留めて違和感を持ちながらも18年も過ごしていた。別れて何年も経った今になって、吐き出さないといけない!衝動に駆られて書きなぐるシリーズ。

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出会って間もない頃。
ランチ時にイタリアンなお店に入り、志田はミートソースパスタをオーダーした。その時、私自身

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薄々気付いてたけど現実を知るのは怖かった

薄々気付いてたけど現実を知るのは怖かった

18年間に渡り付き合っていた男(志田)の話を以前に書いた。
書いたのが8月で、ずっと志田の話の根底にあるものを書きゃなきゃと強迫観念に突き動かされ書いていたのだが、ずっと下書きのままだった。
そしてまだ完成しそうにもない。でも、志田の話を自分の言葉で膿として出さなきゃ、ずっと志田を恨み続ける日々が続きそうで嫌だ。
別れて何年も経つって言うのに、ふとした拍子に志田を思い出し呪う勢いで回想している。

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