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食べたいものだけ、好きな時間に。持込温泉ステイがやめられない!-箱根の1泊2日-

温泉宿泊で食事を持込にしたら。食べたいものだけ、食べたい時間に。温泉の過ごし方の自由度が上がりました。小田原産の魚や野菜、箱根グルメを持ち込んで楽しんだ1泊2日箱根の旅の様子です。

また発症した、温泉いきたい病。

今回の食材持込の旅は山の新緑を見たいと思い、1泊2日の箱根に決定!

5月の箱根

これまでは熱海で温泉持込の旅をしていました。

大浴場を貸切にして泳いだりしました。これも持込のおかげ。

今回も行きは小田急全区間に乗れるお得な株優を使ってのんびり小田原へ。金券ショップがひしめく新橋のニュー新橋ビルで探したところ、最安値は625円でした。

小田原駅途中下車で持込食材の仕入れ

小田原に寄るなら、相模湾で揚がった鯵のお刺身を買いたい。(お刺身なら調理しなくても良いし)

行ったのは駅から徒歩の魚屋さん【魚國】

「小田原産地あじ刺身用」「朝獲り」、最高です。購入決定!

フライのコーナーも美味しそうだったので鯵フライ購入。

もう1箇所は駅から激近なJA直売所【朝ドレファーミ】。新鮮野菜を見に行きました。共用キッチンがある宿に泊まるので、簡単な調理は可能。

箱根 宮ノ下のランチ&朝食のパンも購入

宿泊するのは箱根 宮ノ下のお隣、底倉エリア。宮ノ下グルメも楽しまねばと、この地で明治時代からやっている【渡邊ベーカリー】の店内で温泉シチューパンの昼食。くりぬいたパンの中にビーフシチュー。テイクアウトもできますが、カリッと温められたパンを楽しむには店内で、が断然おすすめです。

そして気になる「梅干あんぱん」を持込朝食用に購入。餡と梅干の組み合わせは思いつかなかったなあ。

宮ノ下といえば富士屋ホテルなので

富士屋ホテルのずっしり重いアップルパイが、おいしいのです! おやつに温めて食べようと、富士屋ホテルのベーカリー【ピコット】に立ち寄り。
名物のカレーパンも買っちゃう。

今回泊まるのは【箱根つたや旅館】

・1人旅なので安く上げたい(ドミトリーでもOK!)
・その代わり温泉大浴場は必須、露天風呂もあると嬉しい(何度もお風呂入るので!)
・夕食朝食不要(持ち込むので!)

で探して、今回は【箱根つたや旅館】に決定。私はキャビンタイプに泊まりましたが個室もあり。温泉は内湯と露天風呂あり。食事提供は無し(周りのお店を紹介してもらえます)。何より、桶でデコられた共用キッチンをこの目で見てみたかったんです。

https://hakone-tsutaya.com/

国道1号線沿いに佇むエントランス。ここが最上階。お世話になりまーす!

「つたや」に因んで階段には蔦の絵が。階が下がるにつれ、蔦の葉がだんだん赤くなっていきます。最上階と一番下の階でこんなに違います。

【箱根つたや旅館】の居心地の良い館内をご紹介

センスよくまとめられていて、あちこち写真を撮りたくなる館内でした。
フロントや共用スペースは安らげる香りが漂います(ラベンダー&ゼラニウムのアロマだそう)。

かごで飾られたフロント 

ラウンジ。壁にはめられた古道具は実際に使われていたものだそう。古び感が味わい深い。

つたや旅館、底倉温泉エリアの古い歴史を物語るモノクロ写真。

箱根の新緑を浴びるように眺められる、窓側の席。下には蛇骨川が流れています。電源もWi-Fiもあるのでワーケーション対応もばっちり。

ラウンジの畳敷きのスペース。広々とした共用スペース、嬉しいです。

和テイストなコーナーも。

大浴場へ、いざ!(内風呂&露天風呂)

つたや旅館では、男女入れ替え制の内風呂と、露天風呂を楽しめます。

まずは内風呂へ!

浴槽の底に使われた伊豆石、濡れると緑になって美しい!

大浴場にある、世界の人が温泉で楽しんでいる壁画。面白いので泊まったら隅々まで見ていただきたいです。

温泉成分分析書 
湯上がりにずっと半袖&裸足でいられる、身体があたたまるお湯でした。

次は階段を上がって露天風呂へ。底倉温泉は豊臣秀吉ゆかりの地なので、太閤の湯&寧々の湯です。戦国時代、豊臣秀吉が小田原攻めのときに蛇骨川(じゃこつがわ)の川原に掘らせたという風呂が残っているそうです。

新緑を鏡のように映す露天風呂にしばし見とれてしまいました。
露天風呂には洗い場が無いので、先に内湯で体を洗ってから行きましょう。

こちらは翌朝行ったもう1つの内風呂。ほわーんと包まれるような、長風呂したくなる温度でした。

キャビンはKAGODOKO ~籠床~と呼ばれている

今回泊まった、KAGODOKO ~籠床~と呼ばれるキャビンタイプのお部屋。
木製で安らげます。女性専用と男女ミックスの2タイプの部屋がありました。

キャビン内。バスタオル&フェイスタオルがありました。

枕元。充電も3デバイスいけます。反対側にはセーフティーボックス。

豆から自分で挽くコーヒーは是非体験しよう!

共用キッチンスペースでは、紅茶、日本茶、コーヒーが飲み放題。
ポットや急須も揃っているのが嬉しいです。

楽しみにしていたのが、豆から自分で挽くコーヒー。コーヒーミルでぐるぐるごりごり挽いたコーヒーは、とっても良い香りでした!

おやつタイム。富士屋ホテルの熱々アップルパイのアイスクリーム添え♥

富士屋ホテルのベーカリー【ピコット】で買ってきたアップルパイをレンチンして熱々に。シナモンの香りが漂います。これに宮ノ下のコンビニで買ってきたアイスを添えたら完成! 自分で挽いたコーヒーとともに、湯上がりの至福のおやつタイム。

新緑を見ながらにしよう、と移動。

共用キッチンで夕食の準備

他の人とキッチンを使う時間が重ならないように、先に夕食の準備をします(用意できたら冷蔵庫に入れてまた温泉に)。

共用キッチン、何と言ってもこれです。桶カウンター!

キッチン家電もレトロなデザインのもので揃えられていて、色々使ってみたくなります。

調味料も一通りあります。ドレッシングも作れました。わさびは持っていって良かった。

コンロは業務用で大火力。おっかなびっくり、スナップえんどうを茹でました。

食材。お刺身も野菜も、すべて小田原産を選びました。お刺身はアジ&イサキ。

持込温泉、やめられない! 今回の夕食はこちら

切った、温めた、位の簡単調理でしたが、なんだかとってもおいしそう! 小田原産の食材にこだわって仕入れました。小田原の朝どれの鯵のお刺身、さすがのおいしさでした。豆アジのフライ青のり風味 がビールに絶妙に合いました。

食事持込宿泊の嬉しいところは、好きな時間に食べられること。
夕食準備→温泉→しばしお昼寝→夕食 という過ごし方をしました。
一旦温泉に入ると、夕食に着替えて外出するのが億劫になるんです。なので夕食は持込が好きです。

もう一つの嬉しいところは、食べたいものだけを選べること。
一番食べたかった小田原の鯵のお刺身を中心に、新鮮でおいしいものを食べることができました。

持込朝食はこうなりました

翌朝。チェックアウトは11時、大浴場は6時~10時。温泉の合間にのんびり朝食を食べます。

【渡邊ベーカリー】の梅干しあんぱんと、富士屋ホテル【ピコット】のカレーパンの共演。つたや旅館の歴史を感じるはっぴを見ながら、畳のコーナーで。

梅干しあんぱん、ごろっと1個、梅干しが入ってました。あんこの甘さと梅干しの塩気で甘じょっぱいおいしさ!
カレーパンはこの後のランチを考え、やっぱり持って帰ることに。

手ぶらデータ(アメニティ)

【箱根つたや旅館】ドミトリー泊の場合、パジャマと歯ブラシを持っていけば、他は現地にあるなと。持っていかなくても、レンタルの作務衣、歯ブラシの販売などあります。
使い捨てスリッパが和柄で、こんなのあるのねー! と思わず写真。フロントで靴を預けて履き替えます。

無料:
バスタオル、フェイスタオル、使い捨てスリッパ
(脱衣場・浴室にあり→)化粧水、乳液、クレンジング、洗顔料、ドライヤー、綿棒、コットン、シャワーキャップ、ヘアゴム

帰りは仙石原のビストロでランチ【ル・ヴィルギュル】

チェックアウト後、バスで仙石原方面へ。前から気になっていたお店の予約を取りました。(ランチの予約は11:30-か13:00-の選択だそうです)

【ル・ヴィルギュル】

この日のランチのメニュー。すっごく悩む。

前菜盛り合わせ。ワインも頼んじゃう!

メインに選んだ黒ソイのソテー 三島野菜添え。あさりのスープの出た白ワインのソースがたまらなく美味しかったです。

仙石原に行ったら【相原精肉店】に寄らないと

遠くからも買いに来る人が多い、仙石原のお肉屋さん。その場でスライスしてもらうローストビーフをおみやげに。他にメンチカツやコロッケも購入。
初日にこのお店に来てローストビーフを温泉に持込する作戦もステキ。

お店の近くのバス停、仙石案内所前から新宿行きの高速バスに乗って帰りました。新宿の前に池尻大橋に停まるのが便利です。

やっぱり最高だった、食事持込温泉ステイ。

食事を持込にすると、決められた食事の時間が無いので自分のペースでくつろぐことができます。
せっかく行くなら食べたい、ご当地グルメを重点的に食べることもできます。

温泉のリラックス効果をさらに大きくしてくれるのが、食事の持込のように思えます。病みつきの過ごし方になりました。


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