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写真で綴る日々。

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毎日じゃ無いけれど、日常撮り溜めている写真を日記のように載せています。
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#旅と写真と文章と

静まり返るホテルニューアカオ

静まり返るホテルニューアカオ

5月の初旬に訪れたホテルニューアカオ。
開業しているときに行けておらず、今回初めて中に入ることができた。
アートを展示する会場になっていて、かつての姿そのものではないけれど、昭和の時代に映画を誇るような豪華な内観はそのまま残っていた。

NikonZ6とX-E4の2台を携えてたくさんの写真を撮れたので、今回は凝りに凝った特別仕様なフォトセットでお送りします。

栄華を残しながら静かな夏の休日のよう

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Silence Tokyo

Silence Tokyo

GWも真ん中でいつも忙しない東京のオフィス街は静かですね。人間味のない無機質なオフィス街ですが、それでも平日は忙しなく働く人がいるおかげで生命の存在を感じます。
東京の代表的なオフィス街の丸の内ですが、休日はビルの無機質さも相まって、人や生き物の介在しない静けさを感じることがあります。

人がいる静けさと、いない時の静けさのギャップを感じるフォトセットをお楽しみください。

with life人や

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 Zine: Volga river 作業途中公開

Zine: Volga river 作業途中公開

Zine作業が全く進まない。
どうもMASA(twitter:masaphoto9)です。
Zineを苦しみながら進めている次第です。
作業を公開しながら進めていくと反応もあるし楽しいかなと思って公開してみることにしました。
見られてると思うと作業が進むアレです。

タイトルは"Volga River"
3年ほど前に妻のアニメーション上映会に付き添って旅しました。
その旅の流れに沿って編纂していま

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今見直す2年前のロシアの写真

今見直す2年前のロシアの写真

あれから2年たった。
このnoteを書く日が曇りで冬の寒さが感じられてきた。何故かその寒さとどんよりした曇りが2年前のロシアを思い出させた。ロシアの写真が収められているSSDを取り出し今の自分なら扱い切れるんじゃないかとリエディットしてみた。
難しかったどんよりした曇り空、白く飛ぶ空、それらを今の自分の力でもう一度掘り起こしてみた。

9月の暑い日に東京を発ち、日本より暑い砂漠の国ドーハを経由して

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#13 : モノクロフィルムで撮る撮影後に分かる世界。

#13 : モノクロフィルムで撮る撮影後に分かる世界。

皆さんはモノクロフィルムで写真を撮った事ありますか?
普段見るものと違う世界が、後になってわかるこの不思議さを体験できますよ。

モノクロフィルムで撮る事は世界を生み出す事にあるのかもしれない。モノクロフイルムって不思議な事に、デジタルで撮るモノクロ写真やカラーフィルムで撮る写真とも違うところにある。
デジタルで撮るとモノクロの結果も、画面やEVFを通して見ることができるし、カラーフィルムは結果は

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#03 : 奈良、あおによし。

#03 : 奈良、あおによし。

去年の10月末の奈良。
この日、地元に帰る途中に奈良を観光した。
唐招提寺、薬師寺、春日大社、東大寺を一気に歩いた。その記録。

大和、吉野、飛鳥、さまざまな地域を有する古の都の奈良を中学の頃の法隆寺以来に訪れた。
出発点は大阪。そこから1時間ちょっとで奈良に辿り着く。

清々しい朝、大阪御堂筋線に乗る。

西ノ京

倭は国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる 倭しうるはし
-大和はひいでた国だ

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ふらり、鎌倉。

ふらり、鎌倉。

仕事の作業内容で頭いっぱいな脳をリフレッシュするため、鎌倉へふらっと出かけた。連日夜中に作業内容の夢を見て、目が覚める状態だったから海を見ようと思い立った。

大船を越えて鎌倉で江ノ電に乗り込む

電車に揺られて

表の道から外れたところへ行きたくなる。
そこに何か煌びやかなところとは違う発見があるかなと期待してしまう。

ほらやっぱりある。静かに人の営みを感じる。
海の方へ出てみる。

江ノ電と

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#07 : 新幹線の車窓から

#07 : 新幹線の車窓から

新幹線に乗ると一瞬で過ぎていく風景を窓から眺めることになる。降りることもないその土地がパノラマのように繋がって過ぎていく。
例年の8月かと思う、暑い暑い7月の終わりに、乗ると救われるような涼しさの車内。
荷物を棚において、お茶と暇潰しの道具をフックにかけて、スマートフォンを電源に繋いで、窓の桟にGRIIを置く。
新幹線は出発した。

姫路行き多摩川を越えると東京を出る旅が始まったと思う。
昼に出発

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