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秋の気配の美しさに触れる鉱物
今朝窓をあけると、雨と空気の匂いの中に
一夜のうちに「秋に世界が塗り変えられている」のを感じました。
たとえば、しみこんだ雨水に立ちのぼってくる湿った樹木の皮や
夏枯れた草の積もった土の匂いの持つ、ほんのりと酸っぱくて多層的な土の中のインクルージョンに。
体と鼻孔を通りすぎるそのイメージは、こちらをただ通り抜けていくようでいて、
気がつくと、深いところにこちらの意識が一緒につれられて沈んでいく
素材のアワセ・キソイ・ソロエを考える
オートクチュール時代の古いビーズをあつめて、ワイヤーや糸でつなぎ縫い留めたりしながら、
今を生きている誰かの身を飾るものを作るということをしています。
素材は現代ものと800年~1000年以上昔の発掘された古代ガラスをまぜることもあるし、
さらに数千年かけて育った鉱物を混ぜる時もある。
最近、天然石だけを用いて製作していた頃との勝手の違いが
素材にひそむ【異なる時間】をどう取り合わせるかを考え
繊細なうつくしいなにかのことを考えるときに視線が下瞼をなぞってしまう理由
さっきからずっと手は止まったままで
けれど私の眼球は、指で月の輪郭をなぞるように自分の下瞼のふちをなぞりながら、行ったり来たりを繰り返している。
別に何かを見ているという訳ではなくて、
ただ自分の内面という見えないところを意識の左手と右手で手探りするときの、私のクセなのだ。
ボディランゲージ的に目の動きには意味があって
ボディランゲージの分野では、私たちは何か考えたり想像したりするときに
視
大切にされたいって思うとき
何かについて深く考えていると
そもそも何がきっかけで、そのことについて深く考えることになったのかがもう思い出せない、というのがよくあるのですが
みなさんはどうですか?
ある結論にたどり着いたら、また同じことに悩んだときの為に
せっかくなのでこの一連の気づきをまとめておきたいと慌ててノートを開くのだけど
その時にはもう、何が始まりで、どういう道をたどってその答えに行き着けたのか
うしろを振り返っ
石も人も…スペックや紹介されてもつき合ってみないとやっぱりわからんという話
水晶って一口に言ってもね・・・それって日本人ってさぁ、でくくられるのにちょっと似てる
水晶が好きな人たちは、なぜ「石を採掘した産地」が気になるのか。
ええ、気になるんですよ。有機野菜を買うとき以上に。
「え?水晶って透明なら透明なほど品質がいいのではないの?」
「え?水晶ってどれも浄化にいいんじゃないの?」
まぁ、そうですよね。あってるあってる。間違ってない。
(浄化というメタフィジカルな表
オラクルカードに質問力の高め方を教わった話
オラクルカード、使っていらっしゃる方まわりにも増えてきていますね。
イラストや写真など美しい図柄とメッセージが描かれた数十枚のカードから1枚~数枚を引いてメッセージを受け取るものです。
昔からあるビブリオマンシー(聖書を無作為に開いてページに書かれていることを託宣(オラクル)として受け取る占い)を華やかにした感じで
今はさまざまなバリエーションがあって眺めるだけでも楽しいです。
でも、せっかく
魔女&魔法使い業がむいてる人の条件 2022年版
1.ちいさな世界の裏側を深く支える魔女/魔法使いの仕事これは、私がかつて会社員としての生き方が苦しくてしょうがなかった時のしんどさが臨界点を超えたときに、ふっとやってきたことがソースなので
どんな感じが私の場合の「追いつめ度MAX」だったかを一応書いておくと…
数字ノルマばかり追いかける理念不明のスローガン
同じ働く仲間なのにバックオフィスワーカーへの「食わせてやってる」目線と言葉
仕事スピー
わたしたちには休みが必要なのです
人生のなかの「お休み」の時間そもそもこのnoteは「何か(それもできるだけ沢山の)誰かの役に立つ、ちゃんとしたもの」を毎日生み続けることにちょっと疲れていて、そのために始めたようなものだから
何を書こうとか、何か意味がある役に立つ情報を、とかいうこともなく書き始めて
大体がオチをつけないまま書き終わるようにしているし、
今回もはじまりからしてちゃんとしない方向で。
朝、暖房で倦んだようになった
やわらかく金色な私になるための風の時代の錬金術
錬金術ってなに?「錬金術」という言葉をはじめて聞く方…もいるかもですね。
ということでまず一般的な意味はこちら。
れんきん‐じゅつ【錬金術】
1 紀元1世紀ごろ以前にエジプトに始まり、アラビアを経てヨーロッパに広がった、卑金属を貴金属の金に変えようとする化学技術。さらに不老不死の仙薬を得ることができるとされ、呪術(じゅじゅつ)的性格をもった。科学としては誤りであったが、多くの化学的知識が蓄積され
ほんものの魔法道具がつくりたかった
魔法の国の住民票を手に入れたいひとたち
のっけから中二病な感じでゴメンナサイ(笑)
けど、大人になってもこういう人、たくさんいるんじゃないかなと思う。
大人でいるのにそのままだと色々難しいから、アレンジしたエッセンスを
日常に取りいれたりしながら
たとえば本やアクセサリーや文房具やネイルの中に。
玄関や寝室に天然石を飾ったり、
一日の終わりに修道院のレシピでつくられたオーガニックなお茶を飲んだ
ポータル(入口)と発生装置としての鉱石の話
人はなぜクリスタルを「飾る」コーナーをつくるのかインスタでフォローしている星読みさんのライブで、頭の中が「はっ」となった話があったので書いておこうかと。
部屋や空間を飾る物を選んだり買ったりする際…これは必需品ではなくて、いわゆる「お買い物」としての物のことですけれど
「精神的にもつながることのできるものを生活空間に迎えいれる」という話をされていて
(たしかノースノードが牡牛座に移った時なので心
【石のはなし】私が石と仕事する理由
はじめまして、Maoです。
貴石や半貴石のワイヤーアートジュエリーを創ったり、石のリーディングをしたり、心地よく暮らしたり自分らしく前に進んだりするためのクリスタルの使いかたや選びかたのセッションやコンサルティングをしたり…だいたいそんな風に石と仕事をして暮らしています。
1.では自己紹介がてら石を仕事にすることになった経緯を書きましたので、まっすぐ石の不思議と魅力がたりを読みたい方は「2.鉱物