マーノ

ライター/翻訳家。かつて住んでいたアメリカでの経験を「chinko to americ…

マーノ

ライター/翻訳家。かつて住んでいたアメリカでの経験を「chinko to america(ちんことアメリカ)」というエンタメノンフィクションに仕立てて投稿していきます。

記事一覧

(43)我に返るクレアーーchinko to america by mano

 クレアとオレの関係を真っ先に不審に思い始めたのは、彼女のシェアメイトではなかった。 シェアメイトの1人にエイミーという名前の女の子がいる。彼女のボーイフレ…

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マーノ
14時間前
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(42)血の滴るような赤身の肉ーーchinko to america by mano

 オレとクレアは、誰にも言えない秘密をさらに持つことになってしまった。そのことがより強く2人を結び付けたのか、スペイン語クラスの前期が終わってからも、理由を見つ…

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マーノ
1日前
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(41)女子寮のベッドーーchinko to america by mano

 週末が終わり、スペイン語の授業が始まった。クレアに会えると思うと、月曜の朝を迎えるのもさほど苦にはならない。  教室に行くと、すでに彼女はいつもの席にいる。隣…

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マーノ
4日前
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(40)久しぶりに開かれたパーティーーーchinko to america by mano

 クレアが実家に帰らず、夏休みの間、大学にいることがわかると、オレはレは彼女を夕方から始まる中庭の集まりに誘うようになる。彼女はメインストリートにあるファストフ…

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マーノ
5日前

(38)アナとのセックスーーchinko to america by mano

 自分を抑えられなくなったオレは、アナの乳首に舌を這わせ、同時に胸を激しく揉んだ。彼女は小さな吐息をもらし始めている。胸に飽きると、今度はスウェットパンツの中に…

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マーノ
8日前

(39)chapter 7ーーchinko to america by mano

 5月になり、ジュニアとしての最終学期を終えると、アメリカでの大学生活はシニアイヤーを残すのみとなった。3年前に学部生としてこのキャンパスに戻って来たとき、先の…

マーノ
8日前
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(37)シャワーを浴びるアナーーchinko to america by mano

 ステファンの家に着くと、すでに20人ほどが集まっていた。 「どうしてアナはマノと一緒なんだ?」という顔をする人もいたが、細かい詮索はせずに、すぐにアナを囲む輪が…

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マーノ
10日前
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(36)赤毛のアナとの最接近ーーchinko to america by mano

 12月になり、ジュニアとしての秋学期も終わろうとしていた。ファイナルテストを済ませれば、無事に冬休みを迎えられる。  このころのオレは、初めての映画デートの相手…

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マーノ
11日前
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(35)アパートでオレを待っていた女の子ーーchinko to america by mano

 アパートの建物の階段を上り、2階のドアの前に立つと、わくわくしながらドアをノックする。すると、すぐに中から足音が聞こえてきた。果たして誰が待っているのだろう。…

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マーノ
12日前

(34)chapter 6 ーーchinko to america by mano

 オレはダニエラの前から消えた。だが、ダニエラはオレの前から消えなかった。なぜなら、キャンパスやその周辺に、ダニエラとの思い出がたくさん詰まっていたからだ。  …

マーノ
13日前
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(33)大学での暴露ーーchinko to america by mano

 コロンビアから帰ってくると、5日ぶりに大学に顔を出した。この間、オレはいくつかの授業をさぼっていた。  ダニエラに会いにコロンビアに行くことは、ソフモアのころ…

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マーノ
2週間前
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(32)厳しい現実ーーchinko to america by mano

 ダニエラの家を訪れた日の午後も、オレたちはドライブに出掛けた。  彼女が住む郊外の町を離れ、丘陵を1つ越えた公園に向かう。にぎやかなメデジン市街で過ごすよりも…

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マーノ
2週間前
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(31)刹那の愛欲ーーchinko to america by mano

 翌朝9時過ぎ、ノックの音で目が覚めた。ドアを開けると、ダニエラが立っていた。彼女を見た途端、昨日の不安はどこかに遠のいていく。    どうしようもないストレスを…

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マーノ
2週間前

(30)別れーーchinko to america by mano

 時間はもうあまり残されていない。あと2週間でダニエラはコロンビアに帰っていく。それまでにオレはもっとダニエラを好きになっていくだろう。彼女に対する愛情が頂点に…

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マーノ
2週間前

(29)メンフィスへの〝ハネムーン〟ーーchinko to america by mano

 翌週末、オレとダニエラはメンフィスへ小旅行に出かけた。  ダニエラと知り合ってから、まだ10日ほどしか経っていない。にもかかわらず、オレたちはものすごい速さで親…

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マーノ
2週間前
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(28) 美しい裸体ーーchinko to america by mano

 コーヒーショップを出て、帰って来るまでの間、オレのちんこはずっと膨張したままだった。2人はもう、行けるところまで行くと覚悟を決めている。  アパートのドアを閉…

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マーノ
2週間前
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(43)我に返るクレアーーchinko to america by mano

(43)我に返るクレアーーchinko to america by mano

 クレアとオレの関係を真っ先に不審に思い始めたのは、彼女のシェアメイトではなかった。
シェアメイトの1人にエイミーという名前の女の子がいる。彼女のボーイフレンドのジョシュアが、オレたちの関係を怪しむようになった。
 確かに、クレアの家でジョシュアと顔を合わすたびに、「こちらを睨むような厳しい表情を向けてくるな」とは気づいていた。事実、挨拶をしても、軽くあごを突き出すようにして反応するだけで

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(42)血の滴るような赤身の肉ーーchinko to america by mano

(42)血の滴るような赤身の肉ーーchinko to america by mano

 オレとクレアは、誰にも言えない秘密をさらに持つことになってしまった。そのことがより強く2人を結び付けたのか、スペイン語クラスの前期が終わってからも、理由を見つけては毎日のように顔を合わせていた。
 後期が始まるまでの2週間ほどの休みの間、クレアには済ませなくてはならない大仕事が待ち受けている。秋からシニア(4年生)になるのを前にして、女友だち2人とキャンパスの外にある一軒家に引っ越す計画を立てて

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(41)女子寮のベッドーーchinko to america by mano

(41)女子寮のベッドーーchinko to america by mano

 週末が終わり、スペイン語の授業が始まった。クレアに会えると思うと、月曜の朝を迎えるのもさほど苦にはならない。
 教室に行くと、すでに彼女はいつもの席にいる。隣に座ると、クレアはオレの顔を見て微笑んだ。その微笑みに含まれる意味をオレはすべて承知している。週末の出来事については、どちらも具体的に触れようとはしない。ただし、絶対に明かせない秘密をシェアしているという事実は、お互いの意識をこれまで以上に

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(40)久しぶりに開かれたパーティーーーchinko to america by mano

(40)久しぶりに開かれたパーティーーーchinko to america by mano

 クレアが実家に帰らず、夏休みの間、大学にいることがわかると、オレはレは彼女を夕方から始まる中庭の集まりに誘うようになる。彼女はメインストリートにあるファストフード店でアルバイトをしているので、さすがに頻繁には来てくれない。それでも、週に一度くらいは顔を見せた。
 この集まりの常連は、ギリシャ人のニック、アメリカ人のサム、日本人のユージ、ポーランド人のデニス、コロンビア人のパオラとサンドラ、そして

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(38)アナとのセックスーーchinko to america by mano

(38)アナとのセックスーーchinko to america by mano

 自分を抑えられなくなったオレは、アナの乳首に舌を這わせ、同時に胸を激しく揉んだ。彼女は小さな吐息をもらし始めている。胸に飽きると、今度はスウェットパンツの中に手を入れて、パンティーの上から割れ目のあたりに触れてみた。だが、そんなじれったいことをしているのがバカバカしくなり、アナの両脚の間に体を入れ、両手でパンティーとスウェットパンツを一気に剥ぎ取った。自分の目の前には両脚を広げたまま真っ裸になっ

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(39)chapter 7ーーchinko to america by mano

(39)chapter 7ーーchinko to america by mano

 5月になり、ジュニアとしての最終学期を終えると、アメリカでの大学生活はシニアイヤーを残すのみとなった。3年前に学部生としてこのキャンパスに戻って来たとき、先の道のりは途方もなく長いものに見えた。だが、今こうして振り返ってみると、瞬く間に過ぎたように思えてくる。あと1年で卒業だなんて信じたくはない。大学での生活は底抜けに楽しく、できることなら時間の流れるスピードを緩めたかった。
 ここから秋学期の

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(37)シャワーを浴びるアナーーchinko to america by mano

(37)シャワーを浴びるアナーーchinko to america by mano

 ステファンの家に着くと、すでに20人ほどが集まっていた。
「どうしてアナはマノと一緒なんだ?」という顔をする人もいたが、細かい詮索はせずに、すぐにアナを囲む輪ができる。今日は何と言ってもアナが主役だ。
 オレは彼女を遠巻きに眺めながら、ビールを飲む。少しすると、ニックやパオラたちもやって来て、賑やかさが一気に増していく。
 
 ステファンたちのパーティーは、コロンビア人たちが開くパーティーと違い

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(36)赤毛のアナとの最接近ーーchinko to america by mano

(36)赤毛のアナとの最接近ーーchinko to america by mano

 12月になり、ジュニアとしての秋学期も終わろうとしていた。ファイナルテストを済ませれば、無事に冬休みを迎えられる。
 このころのオレは、初めての映画デートの相手だったフランス語講師のアナとカフェテリアでよく話をするようになっていた。彼女を映画に誘ったのは、ソフモーになったばかりのころだ。あれからもう1年以上が過ぎている。当時に比べるとオレの英語力はかなり上達し、「英語ができないから、女性と話すの

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(35)アパートでオレを待っていた女の子ーーchinko to america by mano

(35)アパートでオレを待っていた女の子ーーchinko to america by mano

 アパートの建物の階段を上り、2階のドアの前に立つと、わくわくしながらドアをノックする。すると、すぐに中から足音が聞こえてきた。果たして誰が待っているのだろう。気持ちはもちろんだが、それよりも下半身のほうがうずうずしてたまらない。
 
 ドアが開き、オレの目の前に現れたのは、ロングヘアとすらりと伸びた脚が何とも言えない美しさを放つラウラだった。その魅力を強調するかのように、今夜は太ももが露になった

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(34)chapter 6 ーーchinko to america by mano

(34)chapter 6 ーーchinko to america by mano

 オレはダニエラの前から消えた。だが、ダニエラはオレの前から消えなかった。なぜなら、キャンパスやその周辺に、ダニエラとの思い出がたくさん詰まっていたからだ。
 彼女がまだここにいたころ、オレたちは早めの夕食をカフェテリアで食べて、人気のない集会場の近くの細い道をよく散歩した。そして今、カフェテリアでの食事を済ませたオレは、気が付くとダニエラの面影を追い求めて集会場の周囲を当てもなく歩いている。ふと

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(33)大学での暴露ーーchinko to america by mano

(33)大学での暴露ーーchinko to america by mano

 コロンビアから帰ってくると、5日ぶりに大学に顔を出した。この間、オレはいくつかの授業をさぼっていた。
 ダニエラに会いにコロンビアに行くことは、ソフモアのころに仲良くなった政治学専攻のクレアに伝えていた。
 オレが大学をさぼってダニエラに会いにコロンビアまで行くと話すと、彼女は「マノ、それはクレージー過ぎるよ。考え直したほうがいいんじゃない」とアドバイスしてくれた。だが、そんな言葉が耳に入ってく

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(32)厳しい現実ーーchinko to america by mano

(32)厳しい現実ーーchinko to america by mano

 ダニエラの家を訪れた日の午後も、オレたちはドライブに出掛けた。
 彼女が住む郊外の町を離れ、丘陵を1つ越えた公園に向かう。にぎやかなメデジン市街で過ごすよりも、人影が少ない静かなところで2人だけになりたかった。
 
 駐車場に車を止め、ゲートをくぐって広大な公園の中に入っていく。メデジン周辺は花の栽培でよく知られる。そのためか、公園の中には名前のわからないきれいな花が咲き乱れている。ダニエラとオ

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(31)刹那の愛欲ーーchinko to america by mano

(31)刹那の愛欲ーーchinko to america by mano

 翌朝9時過ぎ、ノックの音で目が覚めた。ドアを開けると、ダニエラが立っていた。彼女を見た途端、昨日の不安はどこかに遠のいていく。
 
 どうしようもないストレスを振り切るには、ダニエラの体にすがるしかない。オレはすぐに彼女を抱き寄せ、服を脱がせ始めた。ダニエラも同じことを考えていたようで、スウェット姿のオレのパンツの中に手を忍ばせ、ちんこの先のほうから手のひらをゆっくりとスライドさせていく。

 

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(30)別れーーchinko to america by mano

(30)別れーーchinko to america by mano

 時間はもうあまり残されていない。あと2週間でダニエラはコロンビアに帰っていく。それまでにオレはもっとダニエラを好きになっていくだろう。彼女に対する愛情が頂点に達した状態の中で、ダニエラはオレの元を去る。そのことを今から考えただけで、心が張り裂けそうだ。
 だが、帰国の時は容赦なく迫ってくる。その証拠に、買い物をしにショッピングモールに立ち寄ると、ダニエラは5歳になるという自分の息子へのプレゼント

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(29)メンフィスへの〝ハネムーン〟ーーchinko to america by mano

(29)メンフィスへの〝ハネムーン〟ーーchinko to america by mano

 翌週末、オレとダニエラはメンフィスへ小旅行に出かけた。
 ダニエラと知り合ってから、まだ10日ほどしか経っていない。にもかかわらず、オレたちはものすごい速さで親密になり、心も体も深く通わせていた。果たしてオレは、ダニエラのどんなところに惹かれたのか。正直なところ、それさえも冷静に考える時間がないほどのスピードで彼女の虜になっている。 
 
 元々、人を好きになるのに理屈など必要ないのだと思う。好

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 (28) 美しい裸体ーーchinko to america by mano

(28) 美しい裸体ーーchinko to america by mano

 コーヒーショップを出て、帰って来るまでの間、オレのちんこはずっと膨張したままだった。2人はもう、行けるところまで行くと覚悟を決めている。
 アパートのドアを閉めた途端、オレたちはすぐに抱き合い、キスをした。
 ダニエラが何を思っているのか知りたくて、オレは彼女の瞳を見つめる。
 昨日、プールサイドで見たときは、夏の空のように真っ青な色をした瞳だった。ところが今、部屋の明かりの下で見つめると、青に

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