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「棺桶に百合の花を入れるな」という母との攻防
「あたしが死んだら棺桶に百合の花入れんとってな!!」
と昔から母は言う。
「菊とかもう、問題外!!なんで死んだら百合やら菊やらが定番なんやろ。あたしは野や山の素朴な花に包まれて行きたいねん。霞草もええなあ。そういう花にしてよ。頼むで」
お寺の事務員のあんたに頼んどけば問題なかろう!
と母は言う。
私は当時お寺に勤めていて
「棺に入れたいもの」
についてちょくちょくお問い合わせを頂いたりしてい
世界の誰もがそれを「不幸」と呼んでも
私はお父さんにに殴られて育った。
具体的に描写するとあんまりにも可哀想な感じになってしまうので
やんわりと書いておくのだけれど
殴られるのは日常で
血を見ることも多々あったような気がする。
それがあまりにも普通のことなわけだから
特になんとも思っていなかったし
今もなんとも思ってなくて
たぶんこれからもなんとも思わないのだと思う。
しつけの一環、とお父さんは言っていたし
私自身も「自分が悪いから殴
短編【そのパラレルではなくても】
子供を保育園に連れて行って、9時から空いてるスーパーで買い物をして、家に帰って洗濯機を回して溜まった洗い物を片付けて掃除機をかける。
配布された子供の新しいお道具箱のはさみやのりにお名前シールを貼っていく。スモッグのボタンが取れているから縫い付ける。
保育園からのアンケートに記入して封をする。来月の母親参加のイベントをスケジュール帳に控える。
洗濯物が出来上がったのでベランダに出て干していく。赤や
ポッケが赤いふちどりのデニムと金髪のお兄さんの電話番号のはなし
神戸の片田舎から大学で大阪へ出て
ほんの少し都会というものに慣れてきたころ。
大好きなジーンズのお店があった。
古着風で、だけどちょっとだけギャルっぽくて
そこのジーンズを履くと
急に足が長くなってウエストがきゅっとしまったように見えるので
まるで魔法にかかったみたいな気持ちになれた。
そこで買ったデニムの中でも
ワイドで丈が長めで股上の浅い
ポケットのところが赤いふちどりになっているデニムが
カルモニカのLiveに行きたくなるしかないプレイリスト
こんにちはこんばんは!!もしくはおはようございます。
わたしです。
今日はお題「私のプレイリスト」にチャレンジということで
ここのところの推し短歌でも推しに推していた西崎ゴウシさんのバンド
「カルモニカfromCalmera」
から何曲か貼り付けてみたいと思います。
題しまして。
「聴けばLiveに行きたくなっちゃう!カルモニカのLiveに行きたくなるしかないプレイリスト」!!
先日レコ発
プリキュアになりたい母とプリキュアになりたい娘。
娘と『プリキュアオールスターズF』を観てきた。
ご安心いただきたい!!ネタバレはしない!!
本編のストーリーには全く触れず
プリキュアの良さを語り尽くそうと思う。
プリキュアの良いところが
ぎゅっと詰まった映画だった。
プリキュアってなんであんなに強いのかなって
分かってるようで分かってなかった私だけど
今回の映画を観て確信したことがある。
どうしてプリキュアがこんなに強いのかっていう理由と
ドラマを観て思い出したあの頃の私
TOKYOMXで放送された『セツナ』というドラマを観た。
高校3年生の夏、思春期真っ只中の繊細な女の子たちを
優しく柔らかく、ノスタルジックに描いた素敵なドラマだった。
高校3年生。16歳のあのころ。
馬鹿みたいに笑ってて、馬鹿みたいに楽しくて、無敵で最強みたいに思える反面
傷付きやすくて転びやすくて
へこんだり沈んだりして
でもやっぱりすごく逞しくて
ちょっとしたことで未来を簡単に上書きするよ