#好奇心
「聞こえてしまう」ことの拡張性
名古屋暮らし3日目のお昼。隣の隣の席に座るおばあちゃん4人組の会話が聞こえてきてしまう。話題は体のかたさについて。まだなんとか大丈夫だけど、動くうちに毎日ストレッチをしていかないとだめらしいのよという話から、寝る前ふとんの上で薄暗がりの中、天井に向けてV字開脚を毎晩するのだけど、自分では120度くらいのつもりが、明かりつけてやってみたら90度くらいで、やんなっちゃったわよー!という話などなど。いつ
もっとみる本当の好奇心は、自分を希薄にする
今週は久々の講演の機会でした。ご依頼いただいたゼミのウェブにまとめがのっていたので詳細はこちらを見ていただきつつ。
「こうすると若い人に対してうまくマーケティングが機能するよ」という話以前に、「そもそも、若い人のことを理解するとどんないいことがあるの?」という話からあえてしました。まあ、おおかたのオーディエンスのみなさんは『いや、だからそれは彼らにうちの商品を買ってもらえるようになる、ってことじ
物事を「未知の断面」で切る好奇心
年に一度は少なくとも箱根に来ているから、人生で数十回は芦ノ湖を見ているはずなのに、ふと考えてみたら西側の岸に何があるのか、全然知らない。地図を見る限りは、何があるもくそも「なにもない」のだろうし、それは見た目でも明らかで、車道も岸から離れたところに通っているようだから、まあほんとに何もないんだろうけど、調べたら遊歩道がずっと通っているらしいので、走ってきてみた。結構な細い道で途中やぶ漕ぎも交えなが
もっとみる自分の好奇心を大切にする方法
一昨年からはじまって、じりじりと煮詰めてきた初の単著がやっと校了して、Amazonもオープンして、さてこれから怒涛の販促の日々がはじまるぜってとこまでやってきました。タイトルは「仕事と人生がうまく回り出すアンテナ力」。三笠書房から1500円ほど。買ってください買ってください買ってください。
といいつつ、今を逃すとこの激流に飲まれて行って、「売ることが目的化」しそうな自分がコワイので、立ち止まって
アレルギーおもてなし快
私、アレルギーと好き嫌いが多くて。
「なんでパンダもチーターもあんな偏食なのに平気で、人間ばっかり山奥から海の底までまんべんなく食べないといけないのだ。そんな生物は物理的にいないからおかしいだろ」と小さい頃、クソめんどくさい理屈をこねるほどに納得いってなかったんですが。(答えは、「それでも死なないけど、寿命は30年代になる」だと思う。今の人間の平均寿命自体、自然の摂理を逸脱しているのでそれ基準に考
chatには相手が必要だという問題
自分が20代の前半くらいのときに、ちょうど第二次SNSブームが来て、twitterとかFacebookがどっと広がったんです。自分の周りでもやる人が多く、ごく自然な感覚の延長でやれてたと思うんです。LINEも、最初はスタンプに対しての慣れるまでの違和感みたいなものもありつつも、あれは既存のコミュニケーション様式の延長だったんでしょうねと。で、今来ているのがSnapchatであると。これは何というか
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