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自分自身の事をどれぐらい知っていますか?

当然ですが、あなたはあなた自身のことをどれぐらい知っていますか?僕はここで「完璧に分かる」と言う人はいないと思います。


と言うのも、自分のことを完全に知っていたら自分に興味なんかありませんよね。だってもう全て知っていて何も新しい発見がないのだから。だからこのタイトルに興味が湧き、そして目に止まりここまで読んでくださったあなたはきっと「自分について知らない部分があり、もっと知りたい」と思っている人が多いでしょう。


その考えはとても大切です。


と言うのも、自分を知らなかったら不確実だ。と思いませんか?


例えば新しい事業をやるにしても、自分の定職を決めるにしても自分のことを知らなかったらフィーリングで選ぶしかないですよね。


そのフィーリングで選んだ道が運良く自分に適していれば問題はないですが、最悪その真逆の事態も考えられるわけです。


例えば、パソコンが得意で力がそれほど強いわけでもないインドアな人が「適当に現場仕事でもやろー」とか言って自分のことをわからないまま仕事を選ぶと、地獄を見ますよね。だってどう考えてもその人と合っていないですよね。


例えば多くの評価が不細工な人が「俺ジャニーズに入るわ」と言っても無理ですよね。偶然たまたま入れたとしても今のテレビを見れば当たり前に分かることですが、ジャニーズで人気がある人はかっこ良さと個性の両方が備わっている人だけです。


自分をわかっていないとはそう言うことです。


それは自分の事ではなくただの思い込みです。


ただ単に知っていればそんなミスは確実にしないのに、自分が自分自身について知らないというだけでその人は無駄なリスクを背負うことになります。


ビジネスでも契約に来た人に「弊社の強みはなんですか?」と聞いて「わかりません」と答えるような人を送る会社とは契約なんか絶対結びたいと思う人はいません。


個人のビジネスマンであっても自分の強みを知らないほどの致命傷はありません。



そんなのもったいないですよね。


じゃあどうすれば自分のことを知れるのって話です。今日はそれについて書きます。



心理学歴10年、まひろです。


僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。




そういや最近若い人の間ではこんなものが流行っているそうです。



恋愛のタイプや特徴をバッターにたとえて解説してもらえる恋愛心理テスト。僕もやってみたのですが、大まかな内容はこんな感じでした!


画像2

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てな感じでバッターに例えて恋愛を分析してくれるので結構面白かったですね笑


どうやら僕は3番バッターというクリーンナップ入りを果たし打率0.315で本塁打(ホームラン)が35本とまあ名誉な評価をいただきました。僕的には全くしっくりこない評価ですが笑

別に星5がつくほどモテたこともスター性も僕にはないです笑


と批判はそれぐらいにして、自分的にはまあ当たっているのかな〜ぐらいでした。

自分が恋人に求めるものや、自分の恋愛傾向の要所はきちんと合っていましたのでユーモアもありつつ割ときちんとした診断サイトだと思います。


しかしながらこの心理テストは恋愛をバッターに例えるという概念がとても面白かったので、野球を知っている読書の皆様も興味があったら是非やってみてください!



それでは本題に入ります。


まず最初にはっきりさせたいことは、自分の自分に対する評価は必ずしも正しいものでは無いと言うことです。


例えばこの画像をじっくりご覧ください。

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そして次にゆっくり画面をスライドした先にあるイメージ2と書いてある画像に何が見えるかを確認してもう一度ここまで戻ってきてください。


何かが見えたと思います。



そして次は一番下まで一気に画面をスライドして一番下にあるイメージ3という画像を確認した後に、もう一度イメージ2を見てみてください。



何が見えましたか?


人間って本当に面白いですよね。前に見る画像が変わるだけ、見えてくるものが変わってしまうんです。


しかしそれと同時に人間の認知なんてものはこれぐらい不確実なもので、あやふやなものなんです。


いくら自信があっても正しいと思っていたとしても、絶対的なものは必ず存在するし、自分の事も絶対的なものです。


冒頭でも書きましたが、ジャニーズを目指した人がいくら自分のことを「俺はかっこ良い」と思っていても、客観的な評価が「不細工」ならその人は自分の事をなんにもわかっていません。


いくら自分では「俺は足が早い」と思っていても、その人の50メートル走のタイムが11秒ならその人は自分の事を一切わかっていません。



ここで言う自分の事とは、大多数の人が客観的に見たときに賛成することを言います。


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だから先ほどもお姉さんとおばさんが見えたように、自分の自分に対する評価が必ずしも間違っているとも言えませんが、必ずしも正しいとも言えないわけです。



なんかここまでくると「自分を知る事」って中々難しそうに聞こえてきますよね。


そう実は自分を知る事って案外簡単そうで難しんです。誰と過ごした期間が一番長いかというと、それは他の誰でもなく自分自身ですよね。いて当たり前だし、長くて当たり前。


だって今現に生きているし。「君の名は」じゃないんやから。


でもだからこそ、自分のことを分かりきっていると勘違いしている人は多いです。自分のことは何でも分かると過信している人はめちゃくちゃ多いです。


これにまず気がつかない人は日本の人口の半分以上は確実にいます。


ですがここまでこの記事を読んでくださった人は少なくともその人達(日本の半分の人達)よりはもう既に自分の事を分かっています。



そしてたった今、日本の人口半分を人間としての教養でごぼう抜きしたあなたにさらなる朗報があります。



自分を知ることは実はそんなに難しいことでもありません。


現代に生まれた僕たちは本当に恵まれています。インターネットという優れた技術がありますから、僕達は大抵の情報は仕入れることができます。それは自分の事についても。


仕入れられない情報なんか日本が国民から巻き上げた税金がどこに消えていっているのかぐらいです。本当に、こんなに税金を巻き上げて日本は何をしたいのでしょうか。


冗談はそれぐらいにして、ここで生きてくるのが僕の生業である心理学です。


それがBIG5と言われるものです。


なんかの宝くじの名前みたいですが、正真正銘心理学用語です。


BIG5?なんじゃいそれ!って感じ。


きちんと説明すると、心理学ではあらゆる性格は5つの性質が基盤になっていると考えられています。そしてその基盤がとなる5つの性質がBIG5と呼ばれています。


色に置き換えて考えると分かりやすいのですが、例えば光の原色って赤緑青ですよね。

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こんな感じで赤と青と緑を合わせれば紫でも黄色でもピンクでも何色でも作れるよーというのが光の三原色です。


この世に存在する全ての光の色はこの赤と緑と青を組み合わせれば作ることができます。

へーって感じですよね。


そして性格で表すなら、性格光の3原色を合わせて作られた色です。


そしてBIG5光の三原色です。


おお、じゃあそのBIG5ってなんかめっちゃ重要なんやな!ということがわかっていただければここではOKです。


BIG5とはなんなのか、具体的に書くと


・外向性

・協調性

・勤勉性

・情動生

・創造性


この5つの性質が組み合わさって性格というものは形成されている。


まあ要するに、この世の中には性格診断や心理テストが溢れているけど、自分の性格を知りたいのなら一番BIG5が科学的な根拠があるよってことです。



そしてそれをすぐに調べられるサイトがきちんと存在しているんですよね。本当に素晴らしい時代に僕たちは生まれることができました。


それがこちら

普通にやれば5~10分ぐらいかかるので暇な時間にでもサクッとやってみてください。


僕もやりましたが、心理学を10年やっている僕ですら自分の性格の変化は読めないし、追いつけないと感じます。


これであなたの性格の事は分かることができます。



ですが、自分の強みや好みなんてものはこんなサイトではわからない事です。


ではどうすれば分かるのか。


それは過去の成功体験を振り返る事です。


どんな些細なことでもありません。例えば過去にゲームが周りの人より強かったとか、絵を描いて褒められたことがあるとか、友達が沢山いたとか。


その時に注意するべきことは(自分から見た)成功体験はひとまず考慮しないことです。


例えば、結果は出なかったが1週間テスト勉強を頑張った。という自分から見た成功体験はひとまず参考にしない。後々その頑張れる継続力があなたの強みとなるかもしれないのでひとまず最初だけは無視してくださいと言っておきます。



なぜこれで自分のことがわかるのかというと、人間には秀でている特徴が必ずあります。


だから過去の成功体験を振り返って、なぜその時自分は周りの人間に賞賛されたのか、自分の何がその勝因になったのか。ということを考えると必ず共通点が出てくるからです。



その具体的なやり方は先日記事にしていますので、興味のある方は読んでみてください。(その記事のリンクは一番下に貼っています。)



まあそんなこんなで自分を知る心理学を駆使した方法を上げてきましたが、これだけは最後に言おうと思っていたのですが、



完全に自分を知ることは不可能



これも忘れてはいけない1つの大切なことです。なぜなら人間は自分を完全に客観的に見ることができないから。これはもう心理学でわかっていることです。


人間は感情を抜いて自分を客観視することはできません。必ずどこかでバイアスが生じてしまいます。


だから無理、絶対。どれぐらい無理かというと、人差し指であべのハルカスを押し倒すぐらい無理。


ですが「俺達はもう如何しようも無いのか。」と凹むのは少し早いです。別に自分のことが完全にわからなくたって、それが結果に響かなければ問題ありませんよね。


自分を知る事は方法であって結果ではない。だから自分のことに関してはある程度まで要点を押えておけばOK。


自分の性格と強みだけ知っていれば良いと僕は思います。


実は最後まで隠していたのですが、自分のことを知らなくても成功しちゃう人っているんですよね。それはまたマインドの話になってくるのですが。


じゃあどうすれば良いのっていう具体的な話はまた明日にしたいと思います。


それでは、あなたの人生がより豊かになるように僕は心の底から応援しています。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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