#教育
観点別評価、教育DXにどう向き合うか?
2022年度に高校で「観点別学習状況の評価」が始まり、3年目に入ります。現場では、3観点評価の煩雑さが教師の多忙化の原因になっていることや、評価方法の正当性への疑問、過度な競争につながっている可能性などが報告されています。主体性といった人間性までもが評価の対象とされ、子どもたちをさらなる競争に追い込み、その後の人生まで左右しかねない「評価」には、正直言って疑問を感じます。各学校現場での民主的な議論
もっとみるなぜ進学校で組合の組織率が高いのか?
けい先生です。
進学校(公立)では、教職員組合の組織率が高い傾向にあります。3月18日、本県でも人事異動の労使交渉が行われますが、こうした異動やパワハラなどの個人のトラブルの相談、学校の教育条件改善のためなど通常の理由は当然あります。しかし、もう一つ、進学校ならではの事情があります。それは、
県庁に出向したり、管理職になったりしたときにその経験が役立つからです。
現に、県庁関係で言えば歴代の教
結婚して知った家庭の文化的格差
けい先生です。結婚して、自分が文化程度の低い家庭の生まれだったことを実感しました。実際に家に行ってみないことには、その雰囲気は分からないものです。
おもちゃが一杯!パートナーの実家は、ご両親と彼女の兄夫婦の二世帯同居です。小さな甥と姪がいます。私が一番感銘を受けたのは、子どもたちがたっぷりおもちゃを買い与えられ、家族一緒になって遊んでいることです。
これを読んで、「当たり前じゃない?」と思った
新任教員のみなさんへ①~怒涛の第1回職員会議を冷静に迎えるために~
けい先生です。この記事は、とくに4月1日から初めて教員として赴任する方々に向けて書いています。いわゆる正規採用だけでなく、臨時的任用教員、非常勤講師の方々も含みます。年度当初の学校は超過密スケジュールになりますが、事前に知っておくと心構えもできます。地方の公立高校の事例なのですが、異校種でもある程度似たものではないかと思います。ご参考までに。
1.第1回職員会議の日に何があるか?第1回職員会議(
不登校って子どものせい?
けい先生です。この記事をお読みの方には、保護者の方々、学校関係者、あるいは生徒という方もいるかもしれません。これらの方々に共通するのは、ともに「教育当事者」である、ということです。だから、その苦悩や目指すところは、根本では共通していると思います。様々な視点を受け入れ、共感することをあきらめないでください。
さて、下の表は文部科学省調査の一部です。不登校の要因が示されています。
1 不登校の要因
人を好きになる~その困難を乗り越えて~
けい先生です。
みなさんは今、誰かに恋をしていますか?
「恋」というものは、世間で大変善いもののように思われています。ですが、正直に言ってあまり好きな言葉ではないのです。苦しいですから。できれば、もう御免こうむりたい。
だって、自分が相手のことを恋していても、相手の気持ちは決して分かりません。自分の思い込み、勘違いかもしれないのです。切ない。
思い切って自分の気持ちを伝えてみますが、うまく