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サプライチェーンを素材から切り上がって経営迄 その11 番外編 仕事の心掛け 時刻と時間の使い分け 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 サプライチェーンを素材から切り上がって経営迄シリーズはその10で綺麗にまとめたつもりでしたが、どうしても気になる事があるので正に蛇足ですが、番外編の1つとして追加させて下さい。

 それは

“時刻という概念”

に対する言葉遣いです。言い換えれば

“時間”

という言葉の使い方。“時刻”と“時間”の使い分けです。
理系的な説明ですが、

時刻とは、時間軸の点のことです。
時間とは、時間軸の線のことです。

 大学の理工学部と鉄鋼会社の研究所は流石に時刻と時間の使い分けは完璧でした。しかしそれらを除けばビジネス文書や酷い時には社内のマニュアルまで時刻と時間の使い分に混乱があるのが現状です。

 ということで先ずは小学校2年生の算数の復習ですね。

学習指導要領の中で

“日常生活の中で時刻を読むことができるようにする。”

などの件(くだり)が有ります。この時刻の概念が整理されないまま大人になる人の割合が高いのですかね。

 つまり小学校2年生の算数から怪しいのが今の大人の世界なんですね。この緩さがなんとも。
 でも、時刻のことを時間と誤用して業務に支障が有ったシーンは私の人生では有りませんでした。つまり既に誤用は一般的に定着して時間の意味に時刻というのが定着しているのかも知れません。

 Wikipediaでは時間の解説の一つに

(あくまで俗用。下で解説)時刻を指す用法

という表記が有ります。

過渡期なのですかね。

 大人の世界でも時刻の概念として

遅刻

という言葉は、唯一に近い高い確率で正しく使われていて遅間とは言わない様に思われます。

 時刻表。勿論、鉄道会社さんは完璧です。

 しかし一般社会では、
電車の発車時間(正しくは発車時刻)
などと誤用が見られます。
 
 ということで、“時間”という言葉の使い方について気になるので出稿しました。

 きっと

“めんどくさいおじさん”

という扱いになるのでしょうね。(笑)

蛇足 
 因みに英語表現だと明確に使い分けられています。

時刻 the time
時間 time

学生時代苦労したtheの使い方ですね~
分かり易いtheの使い方の例。

超蛇足
 時間ネタなんですが、この元長官の時間使い、サラリーマンの末期にはお手本にしてました。

素敵な時間使いですね~(笑)

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