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日々僕想う

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「自分らしく生きる勇気」を人生のメインテーマに、ビジネスもプライベートも自由に、楽しく生きている僕の日々思うことを綴る日記。
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言葉と約束。

言葉と約束。

前を向く。

歩みを止めない。

言葉で言うのは簡単だ。

ただ、実行するには相当の覚悟が伴う。

その覚悟がないのであれば、そういう類の言葉は発するべきではない。

なぜなら、その言葉を耳にした仲間や友人や家族は、その言葉を信じ、少しでも力になりたいと思ってくれているから。

言葉に出した時点で生まれた責任と期待は、その歩みを止めた時、または簡単に諦めた時、裏切りに近い不義理をすることになる。

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聞くべき声。

聞くべき声。

「歳をとると、何かをひとつひとつ諦めなきゃならない。」

そのくたびれたスーツのおじさんは言った。

「それが大人になるってもんよ。」

おじさんはグラスの焼酎の飲み干し、遠くを眺めた。

ある時の進路相談。

「芸術学部なんて行っても、その先就職なんてできないんだから、考えを改めなさい。」

時代遅れの肩パッドが入った薄ピンクのスーツを着た担任の先生は眉をひそめて言った。

独立、起業したばかり

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決めること。動くこと。

決めること。動くこと。

先日のお話。

地元、福岡で講演会をした。

1日目は久留米での起業を目指す学生コミュニティで、そして2日目は母校の九州産業大学にて。

何も知らない人は、僕が講演会をしたことを「すごいねー!」なんて言ってくれるけど、これには実は裏話がある。

「講演会って呼ばれるもの」という人の思い込みがあるから「すごい」とか「頑張ってる」なんて言ってもらえるんだと思う。

しかし、僕の場合、実際は「呼ばれた。

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夢があってもいいじゃない。

夢があってもいいじゃない。

僕には夢がある。

それもたくさん。

40歳にもなって「夢がある」なんていうと、少し子どもじみているように聞こえるかもしれない。

そういえば、あまり周りの友人や知人から「夢がある」というセリフを耳にしない。

それは、夢がないのか、それとも言わないだけなのか僕にはわからないが、どちらにしろ、人はいつしか大人になると「夢がある」なんて気安く人前で言わなくなるようだ。

ただ、僕は誰かが自分の夢の

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眠れない夜に。

眠れない夜に。

たまには、お仕事のことを。

僕の仕事は海外・リゾートウェディングのプロデュース業。

主には日本(東京)とインドネシア(バリ島)の2拠点で、大切な結婚式の会場選びからドレス&タキシード、写真やムービーなどなどバリ島の結婚式に間することは何でもお手配しますよ、って会社をやってる。

業績は、立ち上げ2年くらいは、度重なる資金ショート地獄を経験したけど、3期目からはどうにかこうにか黒字化し、ここ3年

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大好きなじいちゃん。(後編)

大好きなじいちゃん。(後編)

<<前回の続き>>

ある夜、夕飯を食べ終わり、みんなでテレビを見ていた時のこと。

居間のテレビの前には小さな木製の古びたテーブルがあり、そのテーブルを囲むようにみんなで座った。

その日は日曜日で珍しく家族みんなが揃った。

そんなどこにでもある一家団らんがうちでは珍しく、僕にはとても嬉しかった。

しかし、その時。

テーブルの上に置いた僕の手に突然、激痛が走った。

激痛というのか、いわゆ

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大好きなじいちゃん。(前編)

大好きなじいちゃん。(前編)

「人は2度死ぬ」

この言葉を聞いたことがあるだろうか。

僕はどこでこの言葉を聞いたのか、思い出すことさえできないが、この言葉を聞いた時の納得感は今も覚えている。

1度目の死は、肉体的に死んだ時。
2度目の死は、人々の記憶から忘れられた時。

この世の誰も、その故人を思い出すことがなくなった時、2度目の死が訪れる。

そういう概念だそうだ。

僕のじいちゃんが亡くなって、もう33年という長い年

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I am a father.

I am a father.

子どもが生まれて10年。

ようやくわかってきたことがある。

それは、父親という存在にとって「子どもと過ごす時間」こそ、何よりも大切で尊い時間だということ。

父親は自分で出産を経験しない。

だからこそ、子どもと過ごす時間の中で少しずつ父親になる。

僕は20代、そんじょそこらのやつには負けないくらい仕事をした。

週に何度も徹夜し、先輩経営者と朝まで酒を飲んだ。

先輩経営者には家族がいる方

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亡き夫と洗濯バサミ。

亡き夫と洗濯バサミ。

今日は僕の永遠の謎をテーマに。

僕の永遠の謎。
それは、女性たちの会話。

それはそれはもう、僕がどんなに頭をフル回転で話を聞いても、その文脈や話のつながり、展開が全くわからん。

僕は幸い、女家系で育ち、女友達も多い。そんな僕でさえ、理解できないのだから、一般男子はなおさらだろう。

前にこんな事があった。
僕がカフェで仕事をしている時の話。

窓際のカウンター席に座っていると、程なく2人のお

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怒りのツボ。

怒りのツボ。

なーんでそれでそんなにカリカリするかね〜と思うことがちょこちょこある。

人それぞれ感覚は違うけん、何とも言えんのやけど。

例えば、若いころみんなでドライブしよって、後ろの席で爆睡しとったら、怒るやつ。

あれ、全然意味わからんっちゃん。

別に自分が運転しよって同乗者が寝とってもなーんも思わんもん。

人それぞれやね。

あと、逆もあって、僕はテレビに出てるタレントさんがタレントさん以外のこと

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こころのハードル

こころのハードル

なんか新しいことをはじめようと思った時。

なぜか、最初の一歩が出ない。

あんだけ考えたし、あれこれ調べたとに、なかなか行動に移せない。

そういうことありませんか?

それを僕は「こころのハードル」と呼んでいるのだけど、今日はそのハードルを飛び越える僕なりの方法を書いてみる。

まず重要なのは、マインド。

なかなかその一歩を踏み出せない理由は、「失敗する」ことを恐れてるからだと思う。

ここ

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僕の好きな言葉。

僕の好きな言葉。

人生において大切な言葉。意味がある言葉。

これって誰にでもあると思う。

ただ響きが好き、とかじゃなく、その言葉を指針に行動したり、その言葉に励まされたり、背中を押されたり。

そんな大切な言葉。

今日はちょっとそれを紹介したいと思う。

一つ目。

『鶏口牛後』

これは中学生の頃、国語の先生が教えてくれた故事成語。

その先生は1回の授業ごとに一つの故事成語を教えてくれるんやけど、その意味

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それってプライドですか?

それってプライドですか?

プライド。

よく耳にする言葉。

僕はこの言葉が好きです。

ただ、この言葉の使い方が僕の認識とは異なる場合がたまにある。言うたら「それ逆じゃない?」って思うくらい。

前にこんな出来事があった。

バリ島のオフィスで作業をしていた時、初めて会うヘアメイクさんが来てくれていたので、ご挨拶と雑談をしていた時のこと。

すると、そのヘアメイクさんが申し訳なさそうな表情でこう言った。

「うちの旦那は

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「自分らしく生きる」の意味とは?

「自分らしく生きる」の意味とは?

僕はもうすぐ40歳になる。

自分でも自分が40歳という年齢を迎えるなんて驚きだ。

ただ、「驚き」はあるが「ショック」ではない。

というのも、僕の場合は<起業>という経験の中で、いやが応にも自分と向き合わなければならない時があることで、「自分らしく生きるとは?」と何度も何度も自問自答してきた。

その結果、選んできた道なので、自ずと自分らしい生き方に少しずつだけど、確実に近づいてきたように思う

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