黒坂 佳之

木工所「工房黒坂製作所」代表の黒坂です。 本業である木工のお話や、さまざまなモノづくり…

黒坂 佳之

木工所「工房黒坂製作所」代表の黒坂です。 本業である木工のお話や、さまざまなモノづくりのお話のほか、興味関心の赴くままにいろんなものや出来事、アイディアなどについてもご紹介していきます。 また昔中国で10年ほど仕事をしておりまして、この時のお話も書いていきたいと思います。

マガジン

  • 火縄銃を撃つ活動

    私は越前火縄銃保存会と愛知県古銃研究会という二つの団体に所属して火縄銃を撃つ演武を余暇に行なっています。 戦国イベントの中でも異色といえる活動を、私の体験を通してご案内いたします。

  • 世界のうまいもの

    わが屋では世界の料理を再現することで舌だけ自由に世界を旅行するということをやっています。

  • てなもんやプラモデル製作

    模型の製作と雑想録です。 本業の木工屋のかたわら出戻りモデラーを15年ほどやっています。 スケールモデル専門に作っていて、かっこいいものや人気のあるものではなくヘンテコなものばかり作っています。

ストア

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    【スタンディングテーブル エボニー色】収納力抜群!

    人気の「頑丈な本棚」を立ったまま使うスタンディングテーブルに仕立てました。 頑丈でしっかりした安定感はそのままに50×50㎝の天板を取り付け、さらに安定するよう底板を追加しました。 普段は部屋の壁に沿わせて収納として使いつつ、ホームパーティなどではお部屋の真ん中に持ってくることで多くの人が一度にお茶を楽しんだり話に花を咲かせる場所になります。 また作業用のテーブルとして使う場合、パソコン操作や軽作業を立ったまま行うことができるので効率がよく、また広い収納も大いに役に立つことでしょう。 素材は無垢のパイン材を使用してオイルフィニッシュで仕上げておりますので、長く使うことで使い込んだ風合いもお楽しみいただけます。 ●大きすぎず小さすぎない天板 天板の寸法は標準品で50×50㎝、どの方向からでも同じように使うことができ、普段は壁に沿わせて置く場合でもあまり天板が主張しすぎないサイズです。 ●広い収納部分 棚の高さは標準品でそれぞれ約309㎜、A4判の本を収納するのにちょうどいいサイズです。 棚板は側板に溝を切ってがっちりと木組みで固定していますのでかなりの剛性を実現しました。 棚の高さや位置はオーダー時にカスタムすることもできます。 ●仕様 寸法:天板 500*500㎜    高さ 1000㎜ 棚寸法(内寸):幅334×奥行262㎜×高さ309㎜×3段 素材:パイン集成板(合板ではありません)オイルフィニッシュ 【カスタムについて】 寸法や棚の高さ等につきましてはカスタムも承っておりますので、ご希望される方はオーダー前にメッセージにてお問い合わせください。 追ってカスタム費のお見積もりを返させていただきます。 カスタム例: ・天板サイズ変更 ・本体サイズ変更 ・棚板追加 ・蜜蝋ワックス施工の追加  
    26,000円
    KURO762'S GALLERY
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    【引き出しワゴン】エボニー A4サイズの木製トレー7段式引き出しと+カンチレバー構造の棚で使いやすいワゴンです!

    コンパクトながら収容能力と使い勝手にこだわった引き出しワゴンです。 キャスター以外全て木製で作った木の質感抜群のワゴンは様々な雰囲気の部屋になじみ、書類や小物の分別収納・日常よく使うものの片付け場所・移動が簡単な作業テーブルとして活躍します。 使い方はアイディア次第で ●A4サイズの木製トレー 引き出しの木製トレーはワゴンから引き抜いてそのまま書類トレーとして使えます。 サイズはA4のクリアファイルに合わせました。 ●カンチレバー式の棚板 引き出しの反対側は3段式の棚になっております。 この棚板は手前に柱がないカンチレバー構造になっているので、どの向きからでもものが片付けやすく、また取り出しやすいのが特徴です。 よく使う身の回りのものなどを置いておくのに便利です。 また飲みかけのマグカップなどもここに置いておくことで作業の邪魔にならずうっかり引っ掛けて倒してしまうこともありません。 ●広い天板 天板の寸法は570×369mmで、いろんなものがゆったりと置けるサイズです。 サイドテーブルとして使う場合は書類をトレーごと置いたりちょっとした作業もできます。 ●仕様 本体寸法:幅570×奥行369×高782mm トレー寸法(内寸):幅320×奥行230×高70mm 材質:ラジアタパイン集成材、針葉樹材ほか 表面処理:オイルフィニッシュ キャスター:ストッパ付き(4輪とも) 【カスタムについて】 お好みに応じて段数を変えるなどのカスタムも承っております。 ご希望に応じてお見積もりさせていただきますので、ご希望の方はまずはメッセージにてご相談ください。 なおカラーはウッドナチュラルとエボニーの2色よりお選びいただけます。
    38,000円
    KURO762'S GALLERY

記事一覧

【火縄銃】福井では初の射撃練習会に参加してきた

土曜日は私が所属している越前火縄銃保存会の練習会で勝山の県営クレー射撃場に行ってきた。 鮎街道を勝山方面に向かって走り、九頭竜川の河岸段丘をグネグネ走って谷を登…

【世界の料理】プロフの缶詰

プロフといったら最近はプロフィールのことらしいが、くだらない。 最近はなんでも言葉を縮めるのが普通になってきて、実に嘆かわしい。 三文字とか四文字にした略語ほど情…

黒坂 佳之
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【模型】食玩を塗りなおしてわかること ~海洋堂 王立科学博物館より 01新世界~

先日福井プラホビーのアウトレットで海洋堂の「王立科学博物館 第二展示場」をコンプリートで買ってきたのだが、やっぱりどうしても模型の仕上がりには残念さが残る。原型…

黒坂 佳之
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【世界の料理】いろんな国のドライマンゴー食べ比べ

もうすぐ梅雨の季節がやってくるが、中国時代この時期はマンゴーが飛び交う季節だったように覚えている。 街のあちこちに山のように果物を積み上げた露店が並んだり、スー…

黒坂 佳之
1か月前
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【世界の料理】メッザルナを使ってみよう

Mezzalunaという包丁をご存じだろうか。 イタリアを中心とした地中海地域で古来から使われているみじん切り包丁で、三日月を表す名前の通り鮮やかな曲線を描いていて両手で…

黒坂 佳之
3か月前
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【世界の料理】南アフリカは思っていたよりもカラフルでうまかった

わが家では時々サイコロの旅と称する料理をやっている。 Google Earthのランダム機能を使って世界中から一カ所を無作為に決定し、その土地の料理を作ってみることで家にい…

黒坂 佳之
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【世界の料理】シュクメルリを作ってみる

ジョージアという国があることを知っている人はどのくらいおられることだろうか。 今の若い世代だと、ああロシアの南のあの国かと思い浮かべることだろうが、私のようなお…

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【模型】中国の愛国主義教育のかたち ~正徳福 1/300 定遠~

習近平政権になってからだいぶわかりやすい形になってきた中国の愛国主義教育というやつは、タオバオ(中国の巨大ECサイト)を見ていてもその片鱗が見て取れるようになって…

黒坂 佳之
5か月前
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【世界の料理】ANZACビスケットを焼いてみる

ちょっと最近防災ということを考えて、災害時にどんな食い物を容易できるかということを検討している。 昔公民館事業で飯盒教室をやったことがあるのだが、あれの延長で「…

黒坂 佳之
5か月前
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胃カメラを飲む

おのれ今日という今日ははっきり申し上げなければならん。 医療行為というものは人体にダメージを与えるという意味においては拷問と同じであり、それによって得られる益の…

黒坂 佳之
5か月前
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【旅行】ヴェトナム紀行 8 サイゴン日本食事情

驚くべきことにサイゴンにはかなりしっかりした日本人街がある。 といっても、朱印船貿易の時代に日本に帰れなくなった人たちが作った街ではなく(サイゴンではないがそう…

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【旅行】ヴェトナム紀行 7 アオザイさんとパジャマさんと三角笠

ベトナムの伝統であるアオザイは、中国のチャイナドレスに似ているが非なるもので、ワンピースのようでいて実は上着であり、ズボンの着用を前提としている(わき腹までスリ…

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サイゴンの大統領官邸のあたりを歩いていると、不意にOver there!(あっちだ)という声をかけられる。 なんだろうと思って聞いてみると、ココナッツを天秤棒で担いで歩く振…

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【旅行】ヴェトナム紀行 5 ヴェトナムで食べたうまいもの

ベトナム料理は世界の料理の中でもたぶんもっとも健康に良いものの一つに違いないと思うのである。 そう思う理由はいくつかある。 主食は麦ではなく米であり、また米も炊飯…

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私の旅行の傾向として、ホテルには泊らず現地の人の家にホームステイするという手法をとるようにしていることを、まえがきで書いた。 具体的にはAirbnbというサイトを利用…

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【旅行】ヴェトナム紀行 3 ヒューイ中尉

知る人ぞ知るというべきだろうが、サイゴンには一風変わった現地ツアーがある。 なんでもアメリカ軍が大量に残していった車両がまだしっかり稼働していて、ジープを使った…

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【火縄銃】福井では初の射撃練習会に参加してきた

【火縄銃】福井では初の射撃練習会に参加してきた

土曜日は私が所属している越前火縄銃保存会の練習会で勝山の県営クレー射撃場に行ってきた。
鮎街道を勝山方面に向かって走り、九頭竜川の河岸段丘をグネグネ走って谷を登った先にクレー射撃場があるのだけれど、この辺は獣害がすごいのか田畠は全て電気柵で囲ってあって、カカシに至ってはダミーだが皆猟銃を持っていたので驚いた。
最近はクマの出没がやたらに報じられるが、猪や鹿の害の方が農業に深刻なダメージを与えている

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【世界の料理】プロフの缶詰

【世界の料理】プロフの缶詰

プロフといったら最近はプロフィールのことらしいが、くだらない。
最近はなんでも言葉を縮めるのが普通になってきて、実に嘆かわしい。
三文字とか四文字にした略語ほど情けない響きはないのであって、クリームチーズをクリチとか、松平健をマツケンとか実に軽薄で感心できない。
というわけでプロフ(Плов)といったらこいつに決まってる。

ウズベキスタンやその周辺いわゆる中央アジアでよく食べられている米料理で、

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【模型】食玩を塗りなおしてわかること ~海洋堂 王立科学博物館より 01新世界~

【模型】食玩を塗りなおしてわかること ~海洋堂 王立科学博物館より 01新世界~

先日福井プラホビーのアウトレットで海洋堂の「王立科学博物館 第二展示場」をコンプリートで買ってきたのだが、やっぱりどうしても模型の仕上がりには残念さが残る。原型は超絶にすさまじい精密感なんだろうが、量産品を仕上げるのは中国の、たぶん東莞だとおもうのだが、あっちのワーカーなので、当たり前だがモデラーが仕上げたようにはいかない。

ちょうど海洋堂が発注先の中国のメーカーでこれを作っていた時期に私もだい

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【世界の料理】いろんな国のドライマンゴー食べ比べ

【世界の料理】いろんな国のドライマンゴー食べ比べ

もうすぐ梅雨の季節がやってくるが、中国時代この時期はマンゴーが飛び交う季節だったように覚えている。
街のあちこちに山のように果物を積み上げた露店が並んだり、スーパーなんかでも同じく山のように盛り上げては1斤3.9元というようなとんでもない値段で売っていたものだ。
そういう時期にヘルメット一杯買い込んできては、同じくスーパーで買ってきたお得用漂白剤みたいな容器に入ったヨーグルトをドバドバとかけて食っ

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【世界の料理】メッザルナを使ってみよう

【世界の料理】メッザルナを使ってみよう

Mezzalunaという包丁をご存じだろうか。
イタリアを中心とした地中海地域で古来から使われているみじん切り包丁で、三日月を表す名前の通り鮮やかな曲線を描いていて両手で取り扱うようになっている。
なるほどイタリア料理のみならず地中海の料理はみじん切りの出番が多い気がする。
中東なんかでもサラダはゴロゴロの賽の目に切るものだし、ソースの具にする玉ねぎやら香味野菜なんかはみじん切りが基本だ。
そうい

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【世界の料理】南アフリカは思っていたよりもカラフルでうまかった

【世界の料理】南アフリカは思っていたよりもカラフルでうまかった

わが家では時々サイコロの旅と称する料理をやっている。
Google Earthのランダム機能を使って世界中から一カ所を無作為に決定し、その土地の料理を作ってみることで家にいながら舌だけは世界を旅してみようという楽しみだ。
今回Google Earthは南アフリカのとんでもない荒野の中にあるSouthern
African Large Telescopeという天文台を示したので、今回は南アフリカ料

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【世界の料理】シュクメルリを作ってみる

【世界の料理】シュクメルリを作ってみる

ジョージアという国があることを知っている人はどのくらいおられることだろうか。
今の若い世代だと、ああロシアの南のあの国かと思い浮かべることだろうが、私のようなおっさん世代だとグルジアと言わなければハハアあれかと分からない人も多いんじゃ無いかと思う。
なんでも最近国名を変更してジョージアになったということだが、これも面妖な話で、元々グルジアは英語表記だとGeorgiaというようにアメリカのジョージア

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【模型】中国の愛国主義教育のかたち ~正徳福 1/300 定遠~

【模型】中国の愛国主義教育のかたち ~正徳福 1/300 定遠~

習近平政権になってからだいぶわかりやすい形になってきた中国の愛国主義教育というやつは、タオバオ(中国の巨大ECサイト)を見ていてもその片鱗が見て取れるようになってきた。
例えば、なぜか日本軍の九〇式鉄帽やら九八式軍衣といった日本軍の衣装や小道具が意外にもよく出品されているのだが、これはどういうわけだと思ったら、なんでも学校の活動なんかで革命劇をやるらしく、悪役の衣装としての需要があるようだ。
もち

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【世界の料理】ANZACビスケットを焼いてみる

【世界の料理】ANZACビスケットを焼いてみる

ちょっと最近防災ということを考えて、災害時にどんな食い物を容易できるかということを検討している。
昔公民館事業で飯盒教室をやったことがあるのだが、あれの延長で「いざという時に周りにある食材を食い物にできる技術」というものを普段から考えておくことは有意義なことだ。
例えばコメがなくて小麦粉しかない場合、白い粉の状態では全く食うことができないのだが、これをうどんやパンに作り変えることでヒーローになれる

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胃カメラを飲む

胃カメラを飲む

おのれ今日という今日ははっきり申し上げなければならん。

医療行為というものは人体にダメージを与えるという意味においては拷問と同じであり、それによって得られる益の部分がダメージより大きいから行為として成立し、高額な報酬を得られるのである。
視点を変えるならば、その目的が病疾の改善なのかもしくはアメリカ軍の基地のありかを聞き出すかの違いがあるだけで、やっていることは、つまり肉体的かつ精神的に痛めつけ

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【旅行】ヴェトナム紀行 8 サイゴン日本食事情

【旅行】ヴェトナム紀行 8 サイゴン日本食事情

驚くべきことにサイゴンにはかなりしっかりした日本人街がある。
といっても、朱印船貿易の時代に日本に帰れなくなった人たちが作った街ではなく(サイゴンではないがそういう街も実はある)、サイゴンで仕事をしている日本人に対し食事やその他服務を提供する店がずらりと並ぶ街である
その規模や水準がかなり特筆に価する内容なので驚いた。
私が今住んでいる広東省の深圳市は華南では在住日本人の人口では相当多く、長期出張

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【旅行】ヴェトナム紀行 7 アオザイさんとパジャマさんと三角笠

【旅行】ヴェトナム紀行 7 アオザイさんとパジャマさんと三角笠

ベトナムの伝統であるアオザイは、中国のチャイナドレスに似ているが非なるもので、ワンピースのようでいて実は上着であり、ズボンの着用を前提としている(わき腹までスリットが入っているのでズボンを履いていなかったら大変だ)。
どんな時にアオザイを着るのか宿の家主のOanhさんに聞いてみたところ、今は特別の時位しか着ないが一部の学校では制服になっているのだということであった。

それは絵になるであろうと思っ

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【旅行】ヴェトナム紀行 6 Mr.Overthere

【旅行】ヴェトナム紀行 6 Mr.Overthere

サイゴンの大統領官邸のあたりを歩いていると、不意にOver there!(あっちだ)という声をかけられる。
なんだろうと思って聞いてみると、ココナッツを天秤棒で担いで歩く振り売りのおやじだ。
どうも大統領官邸はあっちだと教えてくれているようで、聞きもしないのに親切なことだ。
そう思って、Thank youと返すと、ナンチャラカンチャラ、オウイェー、オーケーオーケーとなんだか要領を得ないが人懐こくつ

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【旅行】ヴェトナム紀行 5 ヴェトナムで食べたうまいもの

【旅行】ヴェトナム紀行 5 ヴェトナムで食べたうまいもの

ベトナム料理は世界の料理の中でもたぶんもっとも健康に良いものの一つに違いないと思うのである。
そう思う理由はいくつかある。
主食は麦ではなく米であり、また米も炊飯した米のほか、米粉を加工した麺(フォー、ブン)やシート状に加工したライスペーパー(春巻の皮)も多く用いられ、腹持ちがいい上に消化もよいため、あまりもたれることがない。
またベトナム料理は豊富に生野菜や生ハーブを摂取するので、ビタミンCを破

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【旅行】ヴェトナム紀行 4 ヴェトナム料理を作る

【旅行】ヴェトナム紀行 4 ヴェトナム料理を作る

私の旅行の傾向として、ホテルには泊らず現地の人の家にホームステイするという手法をとるようにしていることを、まえがきで書いた。
具体的にはAirbnbというサイトを利用しているのだけれども、これはホームステイしたい人とさせたい人をマッチングさせ、お互い条件が合えばサイトに代金前払いにて宿泊、家主さんには1泊目終了後にサイトから代金が支払われるというシステムになっている。
ホテルより安価に泊れるという

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【旅行】ヴェトナム紀行 3 ヒューイ中尉

【旅行】ヴェトナム紀行 3 ヒューイ中尉

知る人ぞ知るというべきだろうが、サイゴンには一風変わった現地ツアーがある。
なんでもアメリカ軍が大量に残していった車両がまだしっかり稼働していて、ジープを使った現地ツアーがあるということを何かで知った。
非日常極まれりという感がしないでもないが、サイゴン滞在中の何日目かにマジェスティックホテル前をM151ジープが軽快に走り去ったのを見かけ、まるで開高健のベトナム戦記そのものの風景だなと思ったのがき

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