黒坂 佳之

木工所「工房黒坂製作所」代表の黒坂です。 本業である木工のお話や、さまざまなモノづくり…

黒坂 佳之

木工所「工房黒坂製作所」代表の黒坂です。 本業である木工のお話や、さまざまなモノづくりのお話のほか、興味関心の赴くままにいろんなものや出来事、アイディアなどについてもご紹介していきます。 また昔中国で10年ほど仕事をしておりまして、この時のお話も書いていきたいと思います。

マガジン

  • 旅行記(仮称)

    日本内外というか中国内外さまざまなところに出かけた旅行記ですが、旅行記のフォーマットで書いていませんので、普通の旅行記ではありません。

  • 火縄銃を撃つ活動

    私は越前火縄銃保存会と愛知県古銃研究会という二つの団体に所属して火縄銃を撃つ演武を余暇に行なっています。 戦国イベントの中でも異色といえる活動を、私の体験を通してご案内いたします。

  • 世界のうまいもの

    わが屋では世界の料理を再現することで舌だけ自由に世界を旅行するということをやっています。

ストア

  • 商品の画像

    【調味料ワゴン】ウッドナチュラル 1リットルボトル20本をコンパクトに収納!

    お料理に凝る人でしたら結構多くの調味料のボトルがキッチンのスペースを占めているのではないでしょうか。 テンポよくお料理を進めるためには必要なものをすぐにサッと出してサッと片付けることで調理スペースを無駄にしないことが肝心です。 散らかりにくく必要なものがすぐに取り出せる環境を作るために考えた「調味料ワゴン」です。 ●1リットルサイズのボトルを20本収納 ワゴンはコンパクトながら1リットルサイズのボトルを20本収納することができます。 一般的なボトルのサイズからぴったり収納できるよう設計しましたので、気持ちよく収納できます。 ●簡易作業台にもなる天板 天板は幅476ミリ×奥行220ミリありますので、ちょっとした作業台として使えます。 合わせ調味料を調合したり、オタマやフライ返しなどを仮置きするのに便利です。 ●たわまない頑丈な作り 構造は単に棚板と側板を直角に留めているだけでなく、溝を切って板をはめ込みビスと接着剤で強力に固定することで、たわみやガタつきが出ない頑丈な構造で作っています。 普段使いでラフに扱っても安心して長くお使いいただけます。 ●使う時には使いやすい場所に どの方向にも進める首振り式キャスターで移動は自由自在、普段は邪魔にならないところに寄せておき、お料理の時にはガスレンジの近くに持ってきて、手を伸ばすだけで届くところで使うことでお料理が大変スムーズに進みます。 ●仕様 本体寸法:幅476×奥行220×高750mm 棚の高さ:320mm 材質:パイン集成材 表面処理:オイルフィニッシュ キャスター:ストッパ付き(4輪とも) ※カラーは標準では商品画像のウッドナチュラルですが、焦茶色のエボニー色をお選びいただくこともできますので、ご注文の際に備考欄にご記載ください。 【カスタムについて】 お好みに応じて寸法や段数を変えるなどのカスタムも承っております。 ご希望に応じてお見積もりさせていただきますので、ご希望の方はまずはメッセージにてご相談ください。
    15,000円
    KURO762'S GALLERY
  • 商品の画像

    【スタンディングテーブル エボニー色】収納力抜群!

    人気の「頑丈な本棚」を立ったまま使うスタンディングテーブルに仕立てました。 頑丈でしっかりした安定感はそのままに50×50㎝の天板を取り付け、さらに安定するよう底板を追加しました。 普段は部屋の壁に沿わせて収納として使いつつ、ホームパーティなどではお部屋の真ん中に持ってくることで多くの人が一度にお茶を楽しんだり話に花を咲かせる場所になります。 また作業用のテーブルとして使う場合、パソコン操作や軽作業を立ったまま行うことができるので効率がよく、また広い収納も大いに役に立つことでしょう。 素材は無垢のパイン材を使用してオイルフィニッシュで仕上げておりますので、長く使うことで使い込んだ風合いもお楽しみいただけます。 ●大きすぎず小さすぎない天板 天板の寸法は標準品で50×50㎝、どの方向からでも同じように使うことができ、普段は壁に沿わせて置く場合でもあまり天板が主張しすぎないサイズです。 ●広い収納部分 棚の高さは標準品でそれぞれ約309㎜、A4判の本を収納するのにちょうどいいサイズです。 棚板は側板に溝を切ってがっちりと木組みで固定していますのでかなりの剛性を実現しました。 棚の高さや位置はオーダー時にカスタムすることもできます。 ●仕様 寸法:天板 500*500㎜    高さ 1000㎜ 棚寸法(内寸):幅334×奥行262㎜×高さ309㎜×3段 素材:パイン集成板(合板ではありません)オイルフィニッシュ 【カスタムについて】 寸法や棚の高さ等につきましてはカスタムも承っておりますので、ご希望される方はオーダー前にメッセージにてお問い合わせください。 追ってカスタム費のお見積もりを返させていただきます。 カスタム例: ・天板サイズ変更 ・本体サイズ変更 ・棚板追加 ・蜜蝋ワックス施工の追加  
    26,000円
    KURO762'S GALLERY
  • 商品の画像

    【調味料ワゴン】ウッドナチュラル 1リットルボトル20本をコンパクトに収納!

    お料理に凝る人でしたら結構多くの調味料のボトルがキッチンのスペースを占めているのではないでしょうか。 テンポよくお料理を進めるためには必要なものをすぐにサッと出してサッと片付けることで調理スペースを無駄にしないことが肝心です。 散らかりにくく必要なものがすぐに取り出せる環境を作るために考えた「調味料ワゴン」です。 ●1リットルサイズのボトルを20本収納 ワゴンはコンパクトながら1リットルサイズのボトルを20本収納することができます。 一般的なボトルのサイズからぴったり収納できるよう設計しましたので、気持ちよく収納できます。 ●簡易作業台にもなる天板 天板は幅476ミリ×奥行220ミリありますので、ちょっとした作業台として使えます。 合わせ調味料を調合したり、オタマやフライ返しなどを仮置きするのに便利です。 ●たわまない頑丈な作り 構造は単に棚板と側板を直角に留めているだけでなく、溝を切って板をはめ込みビスと接着剤で強力に固定することで、たわみやガタつきが出ない頑丈な構造で作っています。 普段使いでラフに扱っても安心して長くお使いいただけます。 ●使う時には使いやすい場所に どの方向にも進める首振り式キャスターで移動は自由自在、普段は邪魔にならないところに寄せておき、お料理の時にはガスレンジの近くに持ってきて、手を伸ばすだけで届くところで使うことでお料理が大変スムーズに進みます。 ●仕様 本体寸法:幅476×奥行220×高750mm 棚の高さ:320mm 材質:パイン集成材 表面処理:オイルフィニッシュ キャスター:ストッパ付き(4輪とも) ※カラーは標準では商品画像のウッドナチュラルですが、焦茶色のエボニー色をお選びいただくこともできますので、ご注文の際に備考欄にご記載ください。 【カスタムについて】 お好みに応じて寸法や段数を変えるなどのカスタムも承っております。 ご希望に応じてお見積もりさせていただきますので、ご希望の方はまずはメッセージにてご相談ください。
    15,000円
    KURO762'S GALLERY
  • 商品の画像

    【スタンディングテーブル エボニー色】収納力抜群!

    人気の「頑丈な本棚」を立ったまま使うスタンディングテーブルに仕立てました。 頑丈でしっかりした安定感はそのままに50×50㎝の天板を取り付け、さらに安定するよう底板を追加しました。 普段は部屋の壁に沿わせて収納として使いつつ、ホームパーティなどではお部屋の真ん中に持ってくることで多くの人が一度にお茶を楽しんだり話に花を咲かせる場所になります。 また作業用のテーブルとして使う場合、パソコン操作や軽作業を立ったまま行うことができるので効率がよく、また広い収納も大いに役に立つことでしょう。 素材は無垢のパイン材を使用してオイルフィニッシュで仕上げておりますので、長く使うことで使い込んだ風合いもお楽しみいただけます。 ●大きすぎず小さすぎない天板 天板の寸法は標準品で50×50㎝、どの方向からでも同じように使うことができ、普段は壁に沿わせて置く場合でもあまり天板が主張しすぎないサイズです。 ●広い収納部分 棚の高さは標準品でそれぞれ約309㎜、A4判の本を収納するのにちょうどいいサイズです。 棚板は側板に溝を切ってがっちりと木組みで固定していますのでかなりの剛性を実現しました。 棚の高さや位置はオーダー時にカスタムすることもできます。 ●仕様 寸法:天板 500*500㎜    高さ 1000㎜ 棚寸法(内寸):幅334×奥行262㎜×高さ309㎜×3段 素材:パイン集成板(合板ではありません)オイルフィニッシュ 【カスタムについて】 寸法や棚の高さ等につきましてはカスタムも承っておりますので、ご希望される方はオーダー前にメッセージにてお問い合わせください。 追ってカスタム費のお見積もりを返させていただきます。 カスタム例: ・天板サイズ変更 ・本体サイズ変更 ・棚板追加 ・蜜蝋ワックス施工の追加  
    26,000円
    KURO762'S GALLERY
  • 商品の画像

    【引き出しワゴン】エボニー A4サイズの木製トレー7段式引き出しと+カンチレバー構造の棚で使いやすいワゴンです!

    コンパクトながら収容能力と使い勝手にこだわった引き出しワゴンです。 キャスター以外全て木製で作った木の質感抜群のワゴンは様々な雰囲気の部屋になじみ、書類や小物の分別収納・日常よく使うものの片付け場所・移動が簡単な作業テーブルとして活躍します。 使い方はアイディア次第で ●A4サイズの木製トレー 引き出しの木製トレーはワゴンから引き抜いてそのまま書類トレーとして使えます。 サイズはA4のクリアファイルに合わせました。 ●カンチレバー式の棚板 引き出しの反対側は3段式の棚になっております。 この棚板は手前に柱がないカンチレバー構造になっているので、どの向きからでもものが片付けやすく、また取り出しやすいのが特徴です。 よく使う身の回りのものなどを置いておくのに便利です。 また飲みかけのマグカップなどもここに置いておくことで作業の邪魔にならずうっかり引っ掛けて倒してしまうこともありません。 ●広い天板 天板の寸法は570×369mmで、いろんなものがゆったりと置けるサイズです。 サイドテーブルとして使う場合は書類をトレーごと置いたりちょっとした作業もできます。 ●仕様 本体寸法:幅570×奥行369×高782mm トレー寸法(内寸):幅320×奥行230×高70mm 材質:ラジアタパイン集成材、針葉樹材ほか 表面処理:オイルフィニッシュ キャスター:ストッパ付き(4輪とも) 【カスタムについて】 お好みに応じて段数を変えるなどのカスタムも承っております。 ご希望に応じてお見積もりさせていただきますので、ご希望の方はまずはメッセージにてご相談ください。 なおカラーはウッドナチュラルとエボニーの2色よりお選びいただけます。
    38,000円
    KURO762'S GALLERY
  • もっとみる

最近の記事

【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −18− アイヌの楽器

ウポポイの体験プログラムで楽しみにしていたものは楽器だ。 楽器はムックリという口琴とトンコリという五弦琴で、これらは実際に演奏を体験することができる。 私は民族音楽と民族楽器には目がなくて、こうやってそれぞれの地元で教えを請うことができるというのがたまらない。 また私は木工屋を営む傍ら色々な楽器を作ることがあるのだが、そういったものの参考にもなるだろう。 さてムックリとはなんとものんびりした響きだが、文字通りのんびりした音が出る。 楽器のカテゴリーとしては口琴という分類にな

    • 【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −17− アイヌのごはん

      唐突だが、わが家の食習慣は結構日本離れしているらしい。 夫婦ともども中国での海外生活が長かったというせいもあるが、それ以前に夫婦ともども変わり者であまり真面目に日本の習慣を身につけてこなかったせいだろう。 それで、日本の味付けに常人のような思い入れがそれほどなく、また好奇心が異様に強いせいか、見知らぬ文化の料理というものに対するハードルが極めて低いのだ。 それで、時々やるのが料理版ダーツの旅のようなもので、google earthのランダム機能を使って無作為に地球上のとある地

      • 【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −16− アイヌの村

        ウポポイには博物館だけでなくさまざまな体験型のプログラムが用意されている。 今回は朝から夜7時までしっかり時間を取っているので、なるべく色々なものを見てみよう。 まずは音楽を聴こう。 敷地内にはかなり立派な音楽ホールがあって、ステージの背景にはポロト湖が借景のように配置されている。 なおウポポイのこういったプログラムは基本的に撮影禁止なので写真を残せないのが残念なのだが、その分目と耳にしっかり残してきた。 このステージは大変よくできているもので、ステージ背後の暗幕を閉じると

        • 【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −15− ウポポイとゴールデンカムイ

          ゴールデンカムイというものすごいマンガがある。 今年(2024年)に実写映画が公開されたことから知っている人も少なくないのではないか。 何だろう、いろんな意味で唯一無二のとんでもないマンガで、これに似たマンガもなければこれが影響を受けたと思しきマンガというものもどうやら思いつかない。 時代背景は日露戦争が終わった後の明治の末期で、アイヌの黄金を巡って悪漢が争う話なのだが、これだけでは多分この作品がどんなものであるかほとんど伝わらないだろう。 大変精緻に調べ上げられた時代背景や

        【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −18− アイヌの楽器

        マガジン

        • 旅行記(仮称)
          27本
        • 火縄銃を撃つ活動
          1本
        • 世界のうまいもの
          6本
        • てなもんやプラモデル製作
          29本
        • 淘宝網で世界の買い物をしよう
          2本
        • いろいろ直しながら考えたお話
          1本

        記事

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −14− 苫小牧市科学センター

          ソ連の宇宙ステーション「ミール」の実物が展示されている苫小牧市科学センターにいる。 片田舎の青少年科学館のような施設になぜこんなものがあるのだろうということに感動を覚えつつ、ミールを眺めている。 それでは中に入ってみよう。 階段を上がってミールの内部に入ると、なんというか鉄道の連結器付近のスペースを彷彿とさせられる。 1Gの重力が働く地上で見るとなんとまあ狭苦しい環境だが、無重力だと空間の認識が変わるのだろう、地面なんてものは存在せず全ての壁面が利用可能な面になるので、至る

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −14− 苫小牧市科学センター

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −13− ソ連の宇宙ステーション

          「これ本番ですか?」 というフレーズを記憶している人はおそらく私と同世代の50代より上の人だろう。 史上初の宇宙飛行士となったソ連のガガーリン少佐は「地球は青かった」という名言を残していて、初めて月に人類の足跡を残したアメリカのアームストロング大佐は「この小さな一歩は人類の文明にとって大きな飛躍だ」という言葉を月からの第一声として送っている。 翻って日本の場合、初の宇宙飛行士は毛利衛氏だと思っている人が多いと思うのだが、実は宇宙飛行士ではなく同乗者として先に宇宙に行った人物が

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −13− ソ連の宇宙ステーション

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −12− 苫小牧という街はこんなふうにできている

          午前11時くらいに太平洋フェリーきたかみを下船した我々は、そのままフェリーターミナル前からバスに乗って市内へと移動する。 のんびりとした天気で、北海道のやや淡い青空が広がっている。 バスが来るまでのんびりと待つ間、久しぶりにスケッチなどもやってみる。 さて、苫小牧という街について何かイメージを持っている方がおられるとすれば、吉田拓郎の「落陽」に出てくる街だという人がもっとも多いのではないだろうか。 中学校の地理では製紙業が盛んだと習う程度で、まああまりパッとしない北海道の地

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −12− 苫小牧という街はこんなふうにできている

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −11– 苫小牧に入港

          朝5時くらいだったか、なんだかえらく寒さを感じて目が覚める。 太平洋フェリーきたかみのB寝台はロールカーテンを閉じたコンパートメント内もよく空調が効いていて、荷物置き場がないのでアルミのトランクと一緒に狭い寝台で横になっていたのだが、どうやらピヤピヤに冷えたトランクにしがみついて寝ていたようだ。 結構旅の疲れも出始めていたようで、体がギシギシ悲鳴を上げている。 そんなわけで、ちょっと体をほぐそうかと思って散歩してみる。 外はまだ薄暗く、空は雲で覆われていているが、日が差して

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −11– 苫小牧に入港

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -10- きたかみは苫小牧を目指す

          仙台から乗り込んだ太平洋フェリーのきたかみ13694トンは太平洋を北上して一路苫小牧を目指す。 夜7:40に出港して外洋に出ると外は真っ暗なのでデッキに立っていても何も見えない。 それで、船の中をいろいろ見てまわろう。 ホテルもそうなのだけれど船はなんといっても船内を探検して回るのが楽しみだ。 船内案内図によれば、人間が乗るところが2フロアであるのに対して車両を格納する甲板が5フロアもあるので、差し詰め走る立体駐車場というような感じだ。 なお甲板と書くと普通は「カンパン」と

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -10- きたかみは苫小牧を目指す

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -9- 仙台発苫小牧行きフェリー

          絞ったばかりのォー 夕日のォ赤がァー 水平ー線からァー 漏れェーてェ来るー 苫ァ小牧発ゥー 仙台行きフェリー あァの爺さんときたらァー わざわざ見送ってくれたよォー ※吉田拓郎「落陽」より という歌が大昔あって、若い頃からカラオケの持ち歌の一つだったのだけれども、この「苫小牧発仙台行きフェリー」というフレーズに反応する人は意外とおられるんじゃないかと思う。 この歌は私が生まれた1973年のものということで、もう今から51年も前の歌かと思うとずいぶん気の遠くなる思いがするが、

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -9- 仙台発苫小牧行きフェリー

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −8− カメラが死にかける

          カメラを電器製品と捉えるのか撮影用機材と捉えるのかはメーカーやユーザーによって様々だろうが、水に弱いという点では共通している。 ある程度の防滴性能は持っているが、せいぜい濡れた手で扱っても大丈夫程度に考えておくべきで、IP67級くらいの防水性能でもない限り、基本的には水には弱いと思っておかなければならない。 ところが、ちょいちょいこれを忘れてしまうのが私の残念なところで、今回もやらかしてしまった。 ふたつ前の話で書いた荒浜海岸を散策していたときは軽い小雨が降っていたのだけれ

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −8− カメラが死にかける

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −7− 旅先では寄り道をしよう

          荒浜小学校を後にした我々は仙台市内に戻るのだが、ただ戻るのでは面白くない。 経路上に面白いものがあったらぜひとも見てみたいものだ。 実は旅行前の計画段階で興味がある場所やフレーズを片っ端から書き出すということをやっていたのだが、つまりは行けたら行きたいリストだ。 全部回ろうと思ったら引っ越して仙台市民にならなければならないので現実的ではないのだけれど、実際の旅行での具体的な経路を決める時にはなるべくそういうものを経由できるようなルートを検討する。 その時に役に立つのが毎度おな

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −7− 旅先では寄り道をしよう

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −6− 311の小学校

          2011年の3月11日に自分がどこで何をしていたかは今でもよく覚えている。 前年まで在籍していた会社では中国の広東省で6年間駐在していて、当初時限を定めずという条件だったものがようやく本国に帰任できることになり、晴れて広東省での懲役6年を満了していよいよ来月は帰国かというタイミングで突然人生上の転機がやってきた。 何が起きたのかは本稿とは関係がないので割愛するが、再び中国で働く必要ができた、それも6年働いていた東莞郊外の工場街ではなく今ではハイテク都市の代名詞ともなった深圳で

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −6− 311の小学校

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -5- 東北歴史博物館

          なんだかすごい博物館が多賀城のそばにあるらしい。 いつも旅行の前には訪問地の空中写真を穴が開くように眺めているのだけれど、多賀城政庁より大きな建物が多賀城の南東にあって、しかも博物館が設置されることによってすぐ隣の東北本線に国府多賀城という駅まで新設されているではないか、これはただ事ではない博物館に違いないぞ。 ここで相当脱線することを白状するが、私は旅行の計画を立てるときにまずは何を見たいかということを考える。 そのために、その土地には何があるかということを調べるのだが、

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ -5- 東北歴史博物館

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −4− 多賀城の新しい国宝

          「城」という漢字がある。 今は城ブームということらしいが、さて多くの人がこの漢字を見て想像するのは多分瓦葺きで白壁の天守閣ではないかと思う。 実際商業的にもそのイメージで通っていると見えて、城というと天守閣の写真がなければPRすらできないかのように思う人が大半であるようだけれども、まことに残念な話だ。 城というのは防御などの目的のために作られた人工の要害のことで、天守閣なんてものは単なるパーツに過ぎない。 観光的価値は別として、あろうがなかろうが城の持つ価値に大して影響も及ぼ

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −4− 多賀城の新しい国宝

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −3− 奥松島でホヤアイスを食う

          8月13日の朝、仙台周辺観光のためまずは予約していたレンタカーを借りに行く。 4人乗りの小型の箱型の車両を借りたのだが、やはり最近の車は随分と近未来なもので、普段20年前の自動車に乗っているせいか、たまに現代(ヒュンダイにあらず)の車に乗ると未来に飛んだような錯覚を起こす。 なんといってもキーがない。 普通クルマといったら家の鍵より大きなシリンダー錠をザクリと差し込み、強引に右にひねることでセルモーターがイヤがるように始動して、ゴトゴトとエンジンがかかるというものだが、最近の

          【旅行】仙台苫小牧ドンブラコ −3− 奥松島でホヤアイスを食う