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夏休みに読んで欲しい3冊の本(自然について考え、心を豊かにしてくれる本)
日本の夏はとにかく暑いので、私は外出を控えて自宅で本を読むようにしています。会社員時代に忙しい中で速読気味に読んだ本をリタイアした今、もう一度ゆっくりと読み返すのが好きです。
3年前に紹介した本の中から自然について考える参考となる本を3冊、再度紹介させて頂きます。私の投稿を見に来てくれる方々も3年前とはかなり入れ替わりがあり、3年前の紹介本を知らない方も多いと思いこの投稿を書きました。自然の
広がれ!センス・オブ・ワンダーの輪
2月にレイチェル・カーソンの著書「センス・オブ・ワンダー」の紹介記事を投稿しました。
多くの人に読んで欲しいけど、この本に興味を持ってくれる人がどれくらいいるのかな?と少し心配しつつ投稿してみました。しかし、予想に反して多くの人が記事を読んでくれて、コメント欄に「読んでみたいです」と書いてくれる人もいました。
その後、なつめぐさんときまそらさんが「センス・オブ・ワンダー」の紹介記事を書いてくれ
本の紹介「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン著
【イントロ】この本は、人生を豊かにするために必要なこと、大切なことを私達に教えてくれる素敵なメッセージ本です。宗教ではなく自然についての本で、自然観察、自然保護に取り組む人にとってはバイブルのような本です。ページ数は挿入写真を入れても50ページほどで、1時間も掛からず読めてしまいますが、ゆっくり、繰り返し読みつつレイチェルの伝えたいメッセージを心で感じることが大切です。
レイチェル・カーソンは、
本の紹介 「地球温暖化 そのメカニズムと不確実性」 日本気象学会編
この本は、ある程度のことは知っているが更に詳しく知りたい、勉強したいと思っている人向けの参考書です。
本の前書きに「地球温暖化現象の最新の知見と不確実性、解決すべき課題をわかりやすく社会に説明するために本書の出版を企画した。」とありますが、一般(専門外)の人には少し難しいと思います。
日本気象学会(地球環境問題委員会)の編集に加え、各章の執筆者も各分野の第一人者で、必要な事項がしっかり盛り込ま
本の紹介「日本の七十二候を楽しむ」 白井 明大(文) 有賀 一広(絵)
日本には彩豊かな四季があります。春夏秋冬の四季には、それぞれ六つの節気があり二十四節気と呼ばれています。ここまでは知っている人が多いと思いますが、更に、それぞれの節気が三つ(初候、次候、末候)の候に分けられ、それらを七十二候といいます。
秋であれば、立秋から始まり(各季節の始まりは全て「立」、立春、立夏、立秋、立冬)、処暑、白露、秋分、寒露、霜降という六つの節気があります。
この中の寒露(十月