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地球がまわる音を聴く。
最近書くのをさぼっていたけど、森美術館に行ったら印象的な作品があったのでメモしておこうと思います。
ロベール・クートラスさんという方の作品です。
この方、パリ出身で、未だフランスでもほとんど無名の存在とのこと。
画廊との契約を自ら解除して、とても苦しい生活のなかつくられたという作品が展示されていました。
カード状に切り取られたボール紙に、様々な絵が描かれています。
キャプションを読んで作品を見
ミニマル/コンセプチュアル。
今年の美術館始め!DIC川村記念美術館に行ってきました!
ここ、ほんとうに大好きな美術館です。
まさに「作品」「建築」「自然」が調和した美術館というのを体現しています。
ちょっと遠いけど、気軽に行けるかんじではないのもいいところかもしれません。
今回やっていた企画展は、「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960–70年代美術」。
ミニマルアートやコンセプチュアル
2021年好きだった展覧会。
年末に、その年に行って好きだった展覧会ランキングをつくるということを、もう8年くらいやっています。
いつもポスターをコラージュして記録してるんですが、今年はnoteにも残したいと思います!
第3位 佐藤可士和展佐藤さんの今までの仕事をたくさん見られたことはもちろん、問題解決のための考え方とか、それをかたちにする方法とか、そういう部分も知れてとても楽しい展覧会でした!
第2位 ジャム・セッション
2021年振り返り。
2021年1月末、鯉八さん主任の末廣亭千秋楽が良すぎて、この気持ちを残しておきたくてnoteをはじめました。
その後も好きなことについてぼちぼち書いて、はや11か月。
年末になるといつも思うけど、やっぱり1年あっという間ですね・・・
今までは好きなことを好きだと思っただけでおわりだったけど、今年はnoteに感想を書いてみて、それはすごく難しくて。
書き続けてもぜんぜん上達しないけど、ことばにし
あいまい劇場・其の壱。
山崎育三郎・尾上松也・城田優の3人によるプロジェクトIMYの舞台を見てきました!
まず3人の実力と魅力がすごい。
4話のオムニバスで構成されていて、最初は“?”でしたが3人のパワーでみせられました。
4話目で今までの話がゆるやかにつながって、なるほど!となったのも気持ちよかったです。
IMYと共演の女性陣もすばらしかった!
キムラ緑子さん、演技はもちろんですがあんなに歌も上手とは驚きました。
クリスチャン・マークレー。
東京都現代美術館のクリスチャン・マークレー展、おもしろかったです!
視覚と聴覚の関係って、今まで考えたことありませんでした。
でも、何も聞こえていなくても、見ているものから何か聞こえてくるような体験をして、それが新鮮で楽しかったです!
無音なのに視覚から聞こえるっていうのは、わたしの今までの記憶とか経験からきていて。
普段の生活でも、意識はしていないけど、この記憶や経験の感覚は使われているんだ
13歳からのアート思考。
読みました。
おもしろかったです!
わたしは大学で美術史を勉強してたんですが、そのときにこういうこと教えて欲しかったなあと思います。
最初のところ、たしかに絵よりもキャプションを見ている時間のほうが長くて、これはいつも展覧会に行っているときもそうだなと気づかされました。
せっかく作品を見に行っているのに、キャプションの確認作業になっているのはもったいないですよね。
あと、マティスやピカソやデ
ワタシガタリの神話。
アーティゾン美術館でやっている、森村泰昌さんの展覧会に行ってきました。
これは今年行った展覧会のベスト3に入るなーというくらいおもしろかったです!
青木繁の《海の幸》はアーティゾン美術館の常設展で何度も見たことがあったけど、まだまだ見足りていないところがたくさんあったことがわかりました。
槍やサメの向き、歩いている人のポーズなど・・・《海の幸》をもっとよく知れると同時に、森村さんの作品を通し