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#一人旅
俺の一人卒業旅行(九州ぐるっと反時計)
卒業を間近に控え、1か月のモラトリアムを満喫するべく俺は九州に向かった
みんなは1年も前に社会に飛び立っているから、1か月のモラトリアムに付き合ってくれる人間は誰もいなかった
俺の相棒はバイクだけである
時は2月後半、関西から九州までの道のりは想像通りの過酷さだった
この時期にバイクに長時間乗ると寒気を直で受けて手の感覚がなくなってしまうのだが、さすがは倍の苦しみと書いて、倍苦と呼ぶだけはある
旅
俺の一人卒業旅行(いざ離島へ)
卒論を提出した後、最後のモラトリアムを謳歌するべく、俺は今九州に来ている
関西から九州までバイクで下道を走って来ただけなのだが、九州に上陸しただけで、妙に達成感があった
今まで何度も九州には来たことはあったが、大学最後の特別な瞬間に訪れた土地だからか、妙に感慨深く、哀愁漂う気持ちをまとっていた
これからが旅の始まりなのだが
ちなみに、前回の記事があるので最初から読みたい方は↓をどうぞ
さて
俺の一人卒業旅行(出発~九州上陸まで)
みんなとは一年遅れた大学生活の終わり、俺は人生最後のモラトリアムを謳歌すべく、独り旅に出た
これまで1万キロを共に走った150ccのバイクを相棒に2月の下旬、若干の霧状の小雨が降る中、夜な夜な西に向かって走りだす
目指すは九州
お城巡りを嗜んでいた俺は九州に訪れていないお城を大量に残していたので、コレを期に九州の城をコンプリートしに行こうと思ってのことだった
最後のモラトリアムを謳歌する旅としては