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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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2023年5月の記事一覧

美しくあるための習慣vol.23行きつけのカフェとホテルを持つ

美しくあるための習慣vol.23行きつけのカフェとホテルを持つ

自分の居場所は自分でつくることができます。
おうち以外にも自分の居場所を持つことは
簡単に気分を変えたり
自分を解放したりするのに役立ちます。
それに、
「ここが私の行きつけなの」と
言える場所があるって
なんだか素敵だと思いませんか?
カフェをいくつかと、ホテルをいくつか。
仕事からも家事からも離れて
「ただの私」に戻って過ごす時間は
自由で豊かで、好きなだけ心を遊ばせることができます。
私が好

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美しくあるための習慣vol.22ネガティブな口癖を見直す

美しくあるための習慣vol.22ネガティブな口癖を見直す

「歳を重ねたなぁ」というのと
「歳を取ったなぁ」というのとでは
微妙な違いがあるものです。
前者は肯定的で前向きな響きがあり
後者は残念な印象をもたらします。
年齢が魅力を深めることに繋がっている場合と
その逆であるといってもいいでしょう。
「歳を取ったなぁ」と感じる人は
容姿が急に老け込んだとかいう場合もありますが
それ以上に、ふとした言葉や口癖が
そう思わせることが少なくありません。
「できな

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美しくあるための習慣vol.21和蝋燭に親しむ

美しくあるための習慣vol.21和蝋燭に親しむ

『赤い蝋燭と人魚』というお話をご存じですか。
童話作家の小川未明が大正時代の終わり頃に書いた、
美しくも少し怖いお話です。
幼い頃に読んだ私は、赤い蝋燭に
特別な感じを抱くようになりました。
このお話に出てくる蝋燭が「西洋キャンドル」とは違う
「和蝋燭」であることを知ったのはだいぶ後になってからです。
私は「ほんとうの赤い蝋燭の灯り」を見たいと思いました。
和蝋燭の明かりは、不思議なやわらかさがあ

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美しくあるための習慣⑳ビビッドな色に挑戦する

美しくあるための習慣⑳ビビッドな色に挑戦する

歳を重ねたからこそ楽しめるファッションがあります。
それは、ビビッドカラーが似合うようになること。
髪も肌もハリやツヤが失われていくので
ダークカラーをもってくると
全体が暗い印象になりかねません。
自分という素材が「マット」になっていると
若い頃は派手な印象にしかならなかった
赤やピンク、オレンジなどが
華を添える効果に変わっていくのです。
実は、私の母がそうでした。
若い頃は紺やグレー、ベージ

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美しくあるための習慣⑲ペンでノートに気づきを書き綴る

美しくあるための習慣⑲ペンでノートに気づきを書き綴る

日記を書き始めたのは10歳の頃でした。
鍵がついた分厚い日記帳をいただいたのがきっかけです。
かわいい絵柄もついていました。
それからというもの、鍵を開けて
友人はもとより親兄弟にさえ話せない、
話したくないことを
静かに書き綴るようになりました。
今でも私は毎朝ノートを開きます。
時には夜、寝る前にも。
ノートに気づきや想いを綴る時間は
自分との対話の時間です。
自分と向き合うこと、自分を見つめ

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美しくあるための習慣⑱経済活動から文化的経済活動へ

美しくあるための習慣⑱経済活動から文化的経済活動へ

人をお金ではかるというのは
ずいぶん賤しいあり方だと思いませんか。
にもかかわらず、いつの間にかそうした目で
人を見ているのは認めなければならない事実です。
そうでなければ「あの人は年収が○○円だ」などと
取りざたするわけがありません。
いつのまにか経済主導となり
数字では計れない豊かさをもたらす文化は
まるで押しやられているような状況です。
失われたのは三十年ではなく、百年というべきでしょう。

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美しくあるための習慣⑰人生の計画を手放す

美しくあるための習慣⑰人生の計画を手放す

計画にこだわって、思いがけない出来事を
勝手に「想定外」「不運」と位置づけて
排除した経験はありませんか?
もしかしたらそれは、想定外どころか
ビッグチャンスだったのかもしれません。
幸運は不運の顔をしてやってくるというのは
どうやら確かなことだからです。
「将来はこうでなければならない」という考えが
家族との諍いに繋がったことはありませんか?
私たちは、計画することによって
どれほどのストレスを

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美しくあるための習慣⑯感謝とともに眠りにつく

美しくあるための習慣⑯感謝とともに眠りにつく

眠ること。これもまた人生を左右する
大切なものです。
睡眠時間を確保すること
日付が変わる前に眠りに就くこと
ぐっすりと質の良い睡眠をとること
これらを実現するために
「寝支度」を怠らないようにしましょう。
たとえば、
お風呂はぬるめの湯に15分は浸かる。
白湯やハーブティーなどをいただいてくつろぐ。
吐く息を意識しながら、ゆっくりとストレッチ。
ろうそくの灯りで瞑想をするのもおすすめです。
おへ

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美しくあるための習慣⑮お茶のいただき方のこと

美しくあるための習慣⑮お茶のいただき方のこと

以前、湯飲みについて調べているとき
「昔はお茶のいただき方で育ちがわかった」
という記述と出逢い、どきっとしました。
この場合、日常的にいただくお茶のことです。
お抹茶となれば誰でもかしこまるものですが
湯飲みでいただくふだんのお茶は
そこまで気をつけたりはしないでしょう。
あらためて心を向けて想い出したのは
「片手で飲むものではありません」という
母の言葉でした。これは大丈夫。
両手を使っていた

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美しくあるための習慣⑭流行言葉の効果的な使い方

美しくあるための習慣⑭流行言葉の効果的な使い方

ふだん、自分がどのような言葉を使っているか
意識したことはありますか?
たぶん、あなたは丁寧な言葉づかいの人でしょう。
相手を思いやる話し方は心地よいものですね。
たまに流行言葉を交えるのも、悪くはないものです。
ただ、ここはセンスが必要とつくづく思います。
話し方が雑ぱくな人が流行言葉を連発すると
いかにも品下がるように感じられます。
逆に、言葉づかいの丁寧な人が流行言葉を織り交ぜると
ユーモラ

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美しくあるための習慣⑬素材にこだわる

美しくあるための習慣⑬素材にこだわる

これは、すべてのことに言えます。
食べるもの、着るもの、肌に塗るものも
素材にこそこだわってみましょう。
歳を重ねて代謝が落ちてきた肉体は
老廃物を排出するにも時間がかかります。
素材の良い食べ物であれば
体内に長く留まってもそこまで気にせずにいられます。
刺激に弱くなってきた肌に化学繊維はつらいもの。
特に肌着は絹や綿など天然素材を選びたいものです。
摩擦や静電気を防ぎ、肌の黒ずみも起きづらくな

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美しくあるための習慣⑫肌のくすみを消す魔法

美しくあるための習慣⑫肌のくすみを消す魔法

50代、60代、70代と歳を重ねていくほどに
白かったお肌も色が沈み、くすんでいきます。
さりとて70代でつやつやぷるぷるしているのも
どうも気味が悪いものです。
私自身は年相応を受け入れて
工夫するのが自然でいいと思っています。
たとえば、首元に絹のスカーフや真珠をあしらうのは
簡単でしかも一瞬で印象を変えることができる魔法です。
たったこれだけで顔色がワントーン明るく見えるのです。
上質な絹は

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美しくあるための習慣⑪新しいことに挑戦する

美しくあるための習慣⑪新しいことに挑戦する

いくつになっても若々しい人の共通点があります。
それは、意欲的であるということ。
良い意味で貪欲なのです。
ただしそれは物質ではなく体験に向けられています。
経験ないことに対して尻込みする人と
「面白そう!」と挑戦する人と
真っ二つに別れるものですが、
若々しい人は当然ながら後者になります。
知らないことに興味を抱き
自分なりに探究していくなかで
新しい出逢いもあり、人間関係も拡がります。
おしゃ

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美しくあるための習慣⑩本を心の友とする

美しくあるための習慣⑩本を心の友とする

本を読むのは好きですか。
本といっても、ビジネス書やマニュアル本、
気軽に読めるガイドブックなどではありません。
古典や世界の名著といわれるような文学芸術作品です。
苦手だから。時間が無いから。興味が無いから。
いろんな理由で遠ざけているとしたら
それは人生に於ける最大の損失です。
幸福度を大きく左右するものだからです。
本には時代を越えた叡智が凝縮されています。
それは私たちに生きる上で必要な

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