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美しくあるための習慣⑲ペンでノートに気づきを書き綴る

日記を書き始めたのは10歳の頃でした。
鍵がついた分厚い日記帳をいただいたのがきっかけです。
かわいい絵柄もついていました。
それからというもの、鍵を開けて
友人はもとより親兄弟にさえ話せない、
話したくないことを
静かに書き綴るようになりました。
今でも私は毎朝ノートを開きます。
時には夜、寝る前にも。
ノートに気づきや想いを綴る時間は
自分との対話の時間です。
自分と向き合うこと、自分を見つめることは
禅修行でも基本となりますが
そこから派生して、あらゆる「道」は
自分を見ることに終始しました。
いま、私たちの多くは、そうした時間を有しません。
自分のことがわからない
意志的に行動できない
これこそが自分を見失っている状態です。
一日30分、ノートを開き
真っ白なページにどんなことでも綴ってみましょう。
最初は何も言葉が出てこない人も多いものです。
それでも、たった一言だけでも書くのと書かないのとでは
雲泥の差です。
本当に何も書くことがないのなら
「ありがとう、今日も生きています」
こんな風に書いてみてください。
言葉にした瞬間、大きな気づきがあるはずです。

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