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今日の言の葉

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その日、降りてきた言の葉を綴っています。あなたの良き日々に繋がれば幸いです。
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記事一覧

口角を上げて過ごす

口角を上げて過ごす

今日は意識して口角を上げて過ごしましょう。
まずは鏡を見ながら
きゅっと口角を上げます。
その感覚をよく憶えておいて
あらためて一日を始めましょう。
もしかしたらふと気づいた時に
無表情になっている自分を
見つけるかも知れません。
もしそうだとしたら
それがデフォルトになっていたと
発見したことになります。
もしそうだとしたら
これまでずいぶんたくさんの幸運を
取り逃がしてきたのだと認めてください

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よきご縁を引き寄せるための心がけ

よきご縁を引き寄せるための心がけ

あらためて「多生の縁」ということを
考えてみたことがあります。
どんなに小さなご縁であっても
大切にしようという気持ちがあれば、
たとえ二度と訪れることはないと
わかっているような場所でも
思いやりのある言動がとれるはずです。
こういうごく小さなご縁を大切にすることが、
よきご縁を引き寄せる結果になるのではないか。
ふと、そんな気づきを得たのです。
どんなにささやかなご縁であっても
大切に思い感謝

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目が語るもの

目が語るもの

目を見るとその人がわかる
そこに宿っているのは
ただそのときの心模様だけでなく
これまでの時間が見えている
時間は肉体があるからこそ
経験できるもの
この肉体は時間そのものともいえる
そこには膨大なデータが記憶され
その集約が目にあらわされる
多くの時を経たいま
あなたの目は何を語りかけていますか
鏡を用いなければ
決して見ることのできない
自分の目
そこに光があるかないかは
心の中を深く見つめれ

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「礼」人生をよりよくするもの

「礼」人生をよりよくするもの

めんどうな話だと想われるかも知れませんが
やはりすべての基本は礼なのです。
礼は言葉や態度のみならず
表情や立居振舞にもあらわされるもの。
礼を生活の基本とするなら
人生はもっと快いものとなります。
もしも今、人生に不足感を抱いているなら
自分に対する思いやりと
他者に対する思いやりとが欠けていないか
省みてみましょう。
他者から失礼な扱いを受けたとしても
その相手に礼を欠く態度をとれば
あなたに

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負の信念から卒業する

負の信念から卒業する

理想は理想、現実は現実。
そんなふうに分けて考えるのをやめてみましょう。
夢は叶わないから夢なのだと
どこかで決めつけているかも知れません。
魔法など物語の世界の話で
奇跡は特別な人にしか起きない。
そんな信念から卒業するときです。
まずは、ここから始めましょう。
理想を追いかけて生きるのは幸せなこと
いつのまにか理想通りになるもの
夢は叶うためにあるのだし
魔法は現実に起きている。
奇跡はそこら

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中秋の名月から部分月食、秋分へ

中秋の名月から部分月食、秋分へ

9月18日11時35分、
魚座で満月を迎えます。
この満月は部分月食を伴います。
日本からは見えませんが
エネルギーは降り注いでいます。
この日からいよいよ蝕の季節の始まりです。
前日は中秋の名月、
翌19日は秋の彼岸入りと続き
宇宙エネルギーがとても強くなっている今、
猛暑の影響も伴って
心と体の不安定さを感じている人も
少なくないと思います。
時代が大きく変わろうとしているのを前に、
慣れ親し

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一日の命のしずく

一日の命のしずく

信じたいはやさで時が流れ
今年ももう4ヶ月をきりました。
ここからは
どれほど丁寧に日々過ごしても
駆け抜けていくことになるのでしょう。
歳を重ねてわかることは
人生とは束の間の夢に
ほかならないということ
先に生きたひとびとが
異口同音に語ったことは
ほんとうだったということ
今日も日が昇り
生きている自分を見いだしたとき
そうだ、もっと感謝しよう、
与えられた一日を
命のしずくとして
心を尽く

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すべてはうつろいのなかに

すべてはうつろいのなかに

あなたのためだったら
この命を捧げても惜しくない
そんなふうにさえ思えていたのだけれど
こうして逢瀬を重ねてゆくと
むしろ少しでも長く生きたいと
思うようになったよ。
(それほどあなたとこれからも
 時を重ねていきたいんだ。できるだけ長く)
見目麗しい青年でありながら
仏教への帰依深く
出家さえ考えたという藤原義隆。
初めて愛した女性への
若者らしい真っ直ぐな思いです。
けれど義隆は
わずか21年

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誇りとは目には見えない背骨

誇りとは目には見えない背骨

言葉をもっと意図的に整えていきましょう。
やはり丁寧な言葉
美しい言葉はいいものです。
使うそばから、語るそばから
浄められる気がします。
その証拠に、気分が良くなります。
美しい言葉を使っている(使えている)自分が
嬉しいし、誇らしいからでしょう。
そうです、「誇り」です。
誇りとは目には見えない背骨といってもいいでしょう。
その人を支え、その人を立たせているもの。
それは一朝一夕にできるもので

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「独服」に見る利休さまの教え

「独服」に見る利休さまの教え

茶の湯には「独服」というものがあります。
自分のために茶を点てて
それをいただくのです。
一人稽古のように見えますが
自分をもてなしているのです。
幕末の井伊直弼大老といえば
すっかり悪者にされてしまいましたが
稀代の茶人でもあり
利休さまの教えた茶の湯の道を
忠実に再現した功績がありました。
「独服」は利休さまが
最も重んじたもののひとつ。
「自分をもてなすことの出来ない者が
なぜ人をもてなすこ

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たとえ明日この地球がなくなろうとも

たとえ明日この地球がなくなろうとも

坂村真民さんの詩に
『バスの中で』という作品があります。
満員のバスに揺られながら
どうしようもなく憂鬱な気分で
もう地球も危ないと思っていると
バス停でドアが開き女の子がひとり
高々といちりんの花を掲げながら
乗ってきた。
まだ9歳か10歳か、もっと幼いか
ともかく小さな女の子だった。
大人たちで混雑するなか
女の子はいっしょうけんめいに
自分ではなくいちりんの花を
守ろうとしているのです。

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心の奥深くを整理する

心の奥深くを整理する

理由もなく気分がモヤモヤしたり
ちょっとしたことで憂鬱になったりする時は
押し入れやクローゼットの整理をしてみましょう。
特にふだんあまり手をつけない
奥の方、高いところに置いてあるものを
取り出して整理するのです。
押し入れやクローゼットは
心の奥深くと繋がっているといわれます。
想い出のモノだからと
とっておいたものの中に
もう今の自分にはいらないものがあるかもしれません。
それがたとえ「いい

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ここ一番でモノをいうのは

ここ一番でモノをいうのは

「長い人生でここ一番というときに
 モノを言うのは、ファッションではなくて
 ことばではないのかな」(『ことばのお洒落』向田邦子)

まったくそうだと思うし
また、まったくそうだとも思わない。
偉そうな、立派な、重々しい言葉を
「テキスト」として身につけて使えば
それは薄ら寒くて
何の説得力も持たないものになりかねない。
ただもしその言葉を語る人が
ハラの中に宇宙を持っていたのなら
振動を伴いなが

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今日はおやすみです

今日はおやすみです

いつも『今日の言の葉』を
楽しみにしてくださっているあなたへ。
どうもありがとうございます。
今日はおやすみいたします。
YouTubeもあわせて
日々の習慣にしています、
というメッセージを
しばしばいただくことがあり
本当に嬉しく、また励みになります。
私は、書くことで表現するように
生まれてきたとつくづく思います。
それは
伝えたくても伝えられないもどかしさから始まりました。
どう話したらい

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