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【組織作り】ITベンチャーエンジニアのマネジメント術

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上場を目指すITベンチャー12年目のエンジニアが、組織作りや採用についての記事を発信するマガジンです。
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2024年6月の記事一覧

#107 自分の仲間は自分で採用する

#107 自分の仲間は自分で採用する

最近、採用活動に力を入れています。
気になる方にスカウトを送りカジュアル面談の機会をいただいたり、社内の採用情報をウォッチして面接役として手を挙げたりと、この1週間で5名の求職者の方とお話をする機会を得ています。

なぜ採用を頑張っているのか、採用は大変だけど面白い、ということを紹介します。

〇採用は地道な活動弊社では採用チームがあり採用活動の基盤を整備してくれ、採用チームとリーダー・マネージャ

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#105 組織の生産性向上のためのドキュメント戦略

#105 組織の生産性向上のためのドキュメント戦略

生産性向上といった時に、業務の属人化をなくし平準化・効率化すべき。
と、属人化が悪のように語られることがあります。

私は、どちらかを選択するのでなく、平準化と属人化をミックスすることで、生産性の向上が実現できると考えています。

一定のフローに落とし込める業務は平準化し効率を上げる
正解・事例のない業務は職人レベルの属人性を発揮して突破する

今回は前者の一定のフローに落とし込める業務は平準化し

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#94 コードレビューされる技術~チームを停滞させない仕事の進め方~(2024/06/05)

#94 コードレビューされる技術~チームを停滞させない仕事の進め方~(2024/06/05)

こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。

チームで仕事をしていると、仕事の進め方が下手な人が一人混じるだけでチーム全体の生産性がガクンと落ちることがあります。

エンジニアの開発チームにおいてはPull Request(PR)の書き方が下手だと、レビューのコストが大きくなり、なかなかレビューされず塩漬けになりになったり、やっとレビューされても指摘事項が多いために修正→レビューの繰り返し

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#101 オーディエンスの聞く態勢をつくれるかが勝負

#101 オーディエンスの聞く態勢をつくれるかが勝負

会議で共有したのに、「え、聞いてませんでした」と言われてしまうと、「何のために会議してると思っているのよ。。。」と悲しくなります。

会議に参加する側としてはオーディエンスシップを持つことは大切です。
オーディエンスシップとは?木下ファミリーの林さんのこちらの記事を参照ください。

しかし、会議を開く側がオーディエンスシップを引き出すことも重要。という話です。

〇目的のわからない共有会議はNG当

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#97 生産性の高い組織のコミュニケーション~雑な依頼と雑な相談の違い~(2024/06/11)

#97 生産性の高い組織のコミュニケーション~雑な依頼と雑な相談の違い~(2024/06/11)

こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。

私は現在、プロダクト開発のスループットを向上させるべく、プロダクト開発における仕事の設計に取り組んでいます。

今回は雑な依頼と雑な相談の違いと生産性への影響について考えます。

〇雑な依頼はチーム全体を停滞させるシステム開発の現場での営業とエンジニア間のコミュニケーションの多くは、顧客からの問い合わせや見積もり依頼対応についてです。

営業→

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#95 システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?~後編~(2024/06/07)

#95 システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?~後編~(2024/06/07)

こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。

システム開発をまるごと理解できる人は育てられるのか?というテーマについて考えており、こちらのnoteでも「まるごと理解すること」「自分自身がまるごと理解するに至った経緯」「まるごと理解出来る人が増えない理由」について書きました。

今回は、「まるごと理解できる人の特徴」「まるごと理解できる人を育てるための環境作り」について考えます。

〇まるご

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