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#写真

「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

「はじめまして」でも笑顔を引き出す、カップル撮影の魔法のことば

ここ数か月ほど、週末カメラマンとしてカップルや家族を撮影しています。

ありがたいことに、私の撮った写真を見て「いい笑顔を撮ってる」という感想をいただくことが増えてきました。

笑顔を引き出す・・・というと、どんなことを想像しますか?

私はずっと、陽気で人好きでおしゃべり上手な人のことを想像していました。

noteにはちょくちょく書いてますが、私は話すのが得意なタイプではありません。気の利いた

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社会から突然不良品にされた話

社会から突然不良品にされた話

人が人を「不良品」なんて言ってはいけない。『ワイドナショー』での松本人志さんの発言のことだ。強い言葉に酔うのはやめよう。論旨に理解できるところがあっても、それだけで全てが無効化されてしまう。なぜ人を不良品として扱ってはいけないのかについて書きたい。

かつて日本には「優生保護法」という法律が存在した。1940年に制定された国民優生法が戦後改められ、1948年に優生保護法として施行された。優生を保護

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気仙沼

気仙沼



東日本大震災から8年がたった。

黒い津波が畑と住宅をのみこむ映像をNHKが中継していたことを鮮明に覚えている。時刻は16時ぐらい、東の海から上ってきた津波が西日にあたり、ぼくは美しさのようなものを感じてしまい、いまこの瞬間にここに行って写真を撮りたいとおもった。

甚大な被害があることは容易に想像ができた、いまふりかえれば恐怖心から一種の現実逃避だったのかもしれない。

“ファインダーを

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「旅をしない私に、価値はないんじゃないか」と思ってしまっていた

久しぶりに、本当に正直にnoteを書きたいと思う。突然だけど、「旅をしない私に、価値はないんじゃないか」と考える瞬間が、増えてしまった時期を過ごしていました。びっくりした。でもそう思えてしまって。

もともと何も持っていなくて、ライターになりたくて、出版社に潜り込んで、けど夢は叶わなくて。副業で1本500円のライターを始めたのが2014年2月。

月に100本書く時期が少しだけあって、報酬を半年で

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温かくて、優しくて、ちゃんと痛くなる

温かくて、優しくて、ちゃんと痛くなる

もしかしたら。

彼女となら、ずっと一緒に居たいと思えるかもしれない。その日を迎えるまで、そんなことをぼーっと考えていた。

友人の紹介で知り合った女性との食事だった。年は同じで、とてもかわいらしく、興味を持った国には一人で飛び立ってしまうような主体性の持ち主であり、一緒にいるのが憚れるくらい、魅力的なひとだった。
 
なぜだか、彼女の優しそうな笑顔にある種の冷たさを感じた。確かに優しいひとだった

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noteのネタに困ったら読むnote

最近、いろんな人から「note続けたい気持ちはあるけどネタがないんだ!」という話を聞くようになりました。

たしかに・・・!

私自身も、書き始めてから1、2ヶ月のあいだが一番苦しかった記憶があります(私の場合、過去の日記を引っ張ってくるというチートもやらかしてました。せこいな、おい)。

偉そうに何か言えるような立場ではありませんが、「毎日note仲間になろうよ~~」とけしかけている身でもあるの

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「何度でも読みたい」マガジンのすヽめ

「何度でも読みたい」マガジンのすヽめ

実は、ここ数か月、「何度でも読みたい」というマガジンにお気に入りのnoteを追加して、時々読み返すということをしている(そう、"読みたい"だけじゃなくて、本当に何度も読んでいるんです)。

いつも、好きな本の特に好きなページや心に響いた言葉のあるページに付箋をつけるような感覚で、noteをマガジンに追加している。

そして読み返すときは、付箋のついたページを開くような気持ちでnoteを開く。

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