マガジンのカバー画像

お気に入りの書籍✏️

105
経営戦略論、組織論、人材開発などに関する書籍が多めです
運営しているクリエイター

2020年6月の記事一覧

日本製造業の底力

日本製造業の底力

  東洋経済オンラインの最新記事から『コロナ後は「日本の製造業」こそが時代の勝者になる』。日本の製造業に秘められた高い潜在的能力をデジタル技術で解き放つことが重要だとしています。

  筆者は、アフターコロナ に現れる“新常態(New Normal)”で、最も大きな問題はその「不確実性」であるとした上で、製造業の命脈である研究開発と設備投資がこれまで以上に難しくなる点を挙げて、そのような環境下でこ

もっとみる
一流の会話は、話題の矢印が必ず相手に向いている

一流の会話は、話題の矢印が必ず相手に向いている

  President Online の最新記事から『「天気の雑談」で一流が必ず付け加えるシンプルなひと言』。最近注目されている“雑談力”についてのエッセイです。

  「あの人と話していると、気づいたら会話が続いてる」と感じさせる雑談上手に共通するちょっとしたコツについて、解り易く解説されています。(コツは4つ)

1)話題の矢印を必ず相手に向けて、相手が話しやすいテーマを設定する

    自

もっとみる
2020年にどう振る舞ったか ーー

2020年にどう振る舞ったか ーー

2020年にCEOや企業がどう振る舞ったかは、彼らを評価する新しい強力な指標となるだろうーー。

  Harvard Business Reviewの最新記事『いま「よいビジネス」とは何かが問われている』からの引用です。

  旅行業や小売業など存続が脅かされている企業にとっては、それを選択する余地はないかもしれません。またその対極にはこの悲劇から利益を得ようとする日和見主義者もいます。しかしその

もっとみる
働きが鈍った脳を少しずつ慣らしながらバックtoオフィス

働きが鈍った脳を少しずつ慣らしながらバックtoオフィス

 東洋経済オンラインの最新記事から『在宅→職場「やる気が出てこない人」が当然の訳』。脳医学者の加藤俊徳氏によるエッセイです。

  ステイホーム、リモートワークにやっと慣れたと思ったら、世の中は出勤体制へと戻りつつあります。そんな中、「どうもやる気が起きない」「ふわふわした感覚」と感じるのには理由があるそうです。

  筆者がいうには、ステイホーム中、それまでと比べて脳の一部が著しく使われていない

もっとみる
レジリエンス(Resilience)

レジリエンス(Resilience)

   コロナショックで一気にポピュラーになった言葉、「レジリエンス/R esilience」。

   もともとは「反発性」、「弾力性」といった物質の性質を示す物理用語だそうですが、最近では「復元」、「回復」といった意味合いで用いられています。

   自然災害や世界同時不況、テロ攻撃など不確実性に満ちた日常のなかで、多少の衝撃を受けてもみごとにたわみ、外的衝撃を跳ね返すことができる。そんな「しな

もっとみる
新しい資本主義のリーダー

新しい資本主義のリーダー

  HUFFPOSTから、『豊田章男氏が、ポストコロナの「新しい資本主義」をリードするキーパーソンである理由』。
  近年、行きすぎた株主価値経営を問題視する議論が増加してしていますが、コロナ危機を契機に、顧客・従業員・地域社会といったステークホルダーにより配慮した持続可能社会構築への機運は更に高まるのではないでしょうか。そしてその「新しい資本主義」を展望し、時代をリードしていくのはトヨタ自動車の

もっとみる
日本の勝算

日本の勝算

  東洋経済オンラインの最新記事から、『日本人の「給料安すぎ問題」はこの理論で解ける』。ベストセラー「日本企業の勝算」の著者であるデービット・アトキンソン氏による寄稿です。

  アトキンソン氏は、一般にはあまり知られていない「Monopsony/モノプソニー」こそ、日本の産業構造の問題と賃金の議論にあたって最も重要な経済原則だといいます。もともと“売り手独占”を意味するMonopolyの対義語で

もっとみる
高度人材確保と人事管理システム

高度人材確保と人事管理システム

    Diamond Online の最新記事から『日本が「第4次産業革命」で欧米や中国に大幅な遅れをとっている理由』。

     グローバル化と並んで国家間の経済格差、競争力格差を生み出す要因はデジタル化。それを進める高度IT人材をどう養成するかが、鍵になるが、日本は人材投資で米欧や中国に圧倒的に差をつけられている、という記事です。

 AI、ビッグデータなどの活用で産業やビジネスが根本的に

もっとみる
今こそ、優秀人材獲得の前例のない好機

今こそ、優秀人材獲得の前例のない好機

  Harvard Business Review の最新記事から「いまこそ、優秀な人材を獲得する前例のない好機である」。
  新型コロナウイルス感染拡大により世界中の企業が存続すら危ぶまれる危機に直面しています。経営が苦しくなると多くの企業が新規採用を停止したり大幅に縮小したりしがちですが、危機後の成長を見据えるなら人材への投資は控えるべきではありません。

  筆者は、むしろ優秀な人材を獲得で

もっとみる

CPI=顧客業績評価指標

Harvard Business Review の最新記事から「あなたは最も重要な業績指標を見落としていないか」。
  顧客中心主義や顧客第一主義を謳う企業は多いが、その成果を正しく計測するために自社のCPI(顧客業績評価指標)を定義し、それを測ることで他社との差別化を行なうことができるという主張です。

 売上高や成長率といったKPI(重要業績評価指標)は顧客が会社のためにどのように行動している

もっとみる
“フォロワー急上昇”にランクインしました🎉

“フォロワー急上昇”にランクインしました🎉

    今年の2月9日から、毎日1投稿をノルマに始めたnote。お陰様でフォローしていただく方の数が伸び、日々やり甲斐を感じながら投稿をしておりますが、、、

  User Local さんが運営するサイト「noteフォロワー数ランキング」の「フォロワー急上昇」ランキングの280位にランクインしていました。

※記念に1枚。

  このランキングは、前日比のフォロワー数をランキングしたものらしく、

もっとみる
「それ、、意味ありますか?」

「それ、、意味ありますか?」

  PRESIDENT ONLINEの最新記事から、 「何故会社は変われないのか」など多くのヒット作を持つ柴田昌治氏(スコラ・コンサルタント代表)による『いちいち「それ意味ありますか」と問うバカな人材を干してきた日本社会のツケ』。

 「なぜその仕事をするのか」(WHY)よりも「その仕事をどうやるか」(HOW)が重視されがちな日本企業。高度経済成長を支えてきた「手っ取り早く手段を手に入れて使いこな

もっとみる
『優れたリーダーは「なぜやるべきか」を明確に伝える』

『優れたリーダーは「なぜやるべきか」を明確に伝える』

  Harvard Business Reviewの最新記事から『優れたリーダーは「なぜやるべきか」を明確に伝える』。

  多くのリーダーが、"what"と"how"を伝えても"why"をおろそかにする傾向があり、それでは人を動かすことはできないという内容です。

 筆者によると、"why"に答えるのを忘れることが多いのは、主に次の2つの理由によるとのことです。

1)"what"と"how"を

もっとみる
人材採用は科学

人材採用は科学

  Business Journal の新刊JPから。『HRプロファイリング 本当の適性を見極める「人事の科学」』(須古勝志・田路和也著、日本経済新聞出版)の紹介です。

  「せっかくいい“人財”を採用できたのに現場のマネジメントに潰されてしまった」
「プレイヤーとして優秀だった人にマネジメントを任せたらそのチームの成績が落ちてしまった」

  このようなよくある失敗の根本原因は、人材採用を経験

もっとみる